
無駄な仕事が全部消える超効率ハック:まえがきの公開にあたって

どのようなビジネスも、実践が伴わなければ成果は出ない。しかし、いざ「実践力」を身につけようとしても、その分野は、
- 時間管理術
- 段取り術
- コミュニケーション術
- 資料作成術
- 会議術
- 学び術
- 思考術
- 発想術
など多分野に渡り、最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。
しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。
さらに、本書は「訓練や習慣化が必要な作業テクニック」ではなく「行動を変えるための頭の使い方」の解説に力を入れているため「頭のスイッチを切り替える」だけですぐに実践できるのも特色だ。
おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggiなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。
Amazonレビューでも、
- 「思考と行動の質を上げるヒントが盛りだくさん」
- 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
- 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」
など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。
もしあなたが「短時間で網羅的に仕事術を学びたい」「根本から仕事の生産性を高めたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。
無駄な仕事が全部消える超効率ハック:まえがき
- 「仕事の段取りを進めるときに、何からどう手を付けていいか、わからなくなることがある」
- 「他人に振り回されて、疲弊してしまうことが多い」
- 「仕事をこなすことはできるけど、優秀な人と比べると何かが足りない気がする」
- 「一生懸命がんばっているのに、サービス残業をしないと仕事が片付かない」
- 「目の前の仕事で手いっぱいで、部下や後輩のフォローがしきれなくなっている」
もしかしたら、あなたはこのような状況に陥って、疲れ果ててはいないでしょうか?
求められるのは「努力しなくてもすむ工夫」
日本人には「努力することは良いこと」とする素晴らしい文化が存在します。
真面目で誠実な人であればあるほど「自分にはがんばりが足りない」「あるだけの時間を使ってでも、ちゃんとした仕事をしよう」と考えがちです。このこと自体は、素晴らしい心構えだと思います。
しかし一方で、生産性の向上や働き方改革が叫ばれ、ワークライフバランスやメンタルヘルス、あるいは子育てのことを考えると、「生産性の低さを努力でカバーする」ことは許されない時代になっています。
もはや「うまくいかなかったのは、努力が足りなかったからだ」「時間を使えば、なんとかなる」では乗り切れないのです。
今、多くのビジネスパーソンに求められているのは、「努力をすること」以上に「努力をしなくてもすむ工夫」です。
2020年の新型コロナ騒動により、多くの企業でリモートワークが広がりましたが、これを機会に自分の頭の中にあるスイッチを「仕事の量」から「仕事の質」へと転換しなければならないのです。
面倒くさがりほど生産性が高い理由
筆者はこれまで、外資系コンサルティングファームと広告代理店の両方でキャリアを積んできました。外資系コンサルティングファームでは合理的に物事を進める方法を学び、広告代理店ではプランナーやクリエイターなど、多様な人材とプロジェクトを進める方法を学んできました。
本書では、この両方から得られた学びをギュッと凝縮した「超効率ハック」を57個、用意しています。
「効率」や「生産性」と聞くと、急き立てられるような窮屈さをイメージしてしまい、「面倒くさがりの自分には向かない」と考えてしまいがちですが、それは大きな誤解です。
筆者の同僚に中野くんという「超」が付くほどの面倒くさがりがいますが、「面倒くさいこと」が大嫌いだからこそ、それをモチベーションに「無駄な作業」をなくす工夫をし、生産性を高めています。このように「面倒くさい」という気持ちこそが、生産性向上の武器になるのです。
しかし、「面倒くさい作業」を減らすために「身を削るような努力をする」のは本末転倒です。
あなたがやるべきことは、「懸命に歯を食いしばってがんばる」ことではなく、「頭のスイッチを切り替える」だけ。
一つひとつ、頭のスイッチを切り替えて実践していけば、まわりの見る目も、評価も変わってくるでしょう。そして何より、これまでよりも短い時間で高い成果が出せるようになるはずです。
本書の想定読者と特長
本書の内容を最大限に活かしていただけると想定している読者は、次の通りです。
- 仕事の遅さや残業の多さに悩む若手ビジネスパーソン
- 現場と管理の両方に忙殺されているプレイングマネージャー
- 子どものお迎えの時間までに仕事を終えたいワーキングマザー
- 会社の上層部から働き方改革を迫られている中間管理職
- 社会人として仕事のイロハを学んでおきたい新人社員・就活生
また、本書は忙しい読者のために、5つの特長が出るように工夫をしています。
特長1:「思考法」や「発想法」を紹介
仕事の生産性を下げる原因の多くは、実は「段取りの悪さ」以上に「良い案が思い浮かばず立ち往生してしまうこと」ではないでしょうか?
どんなに段取りがうまくても、そもそも「良い案」が思い浮かばなければ段取りを始めることができず、仕事の生産性を落としてしまいます。
特にリモートワーク時代になると、1人の裁量に任される範囲が広がるので、個人個人の「思考する力」や「発想する力」は、より重要性を増していくでしょう。
したがって本書では、短時間で良い案を出すための「思考法」や「発想法」を紹介しています。
特長2:さまざまな仕事術を網羅
巷では「学び術」「時間術」「段取り術」「コミュニケーション術」「資料作成術」「会議術」など、それぞれの仕事術に特化してまとめられた、素晴らしい書籍が数多く存在します。
しかし、それらすべてを身につけようとすると複数の書籍を購入せざるをえず、膨大な時間とかなりの書籍代がかかってしまいます。
一方、本書はそれぞれの仕事術の「本当に重要な勘所」を凝縮したうえで網羅的に解説しているので、本書の内容を押さえておくだけで幅広い範囲の仕事の生産性向上に役立てることができます。
特長3:順番を気にせずに読める
本書は最初から順番に読んでいただいても、興味のあるところから読んでいただいても問題ないように、各項目を数ページごとに独立させています。
全部を読む時間がなくても、「自分が課題を感じている部分」や「自分の部下に足りていない部分」だけをまずはピックアップして、優先順位をつけて読むことができます。
特長4:各項目をブログ感覚で読める
項目を細かく細分化することで、1つの項目当たり1500~3000字程度、約5分間で読めるように工夫しているので「通勤電車の中」や「会議前の5分間」など、スキマ時間にブログ感覚で1項目を読むことができます。
特長5:部下を持つ管理職にも役立ててもらえる
あなたが部下や後輩を指導する立場なら、日々生産性向上のために「○○したほうが良い」というアドバイスをしているはずです。
しかし、時間に追われているのは現場だけでなく管理職も同様であり、丁寧に教えている余裕はありません。また、リモートワーク時代にはメールやチャットのコミュニケーションが増えますが、文章中心のコミュニケーションは「結論のみの指導」になりがちで、「なぜ、そうしたほうがいいのか?」という理由の説明は抜け落ちがちです。
しかし、人は「やるべきこと」を理解したとしても「なぜ、それをやるべきなのか?」に対する腹落ち感がなければ、主体的に動こうとはしない生き物です。
本書では「やるべきこと」だけでなく、「なぜ、やるべきなのか?」も含めて解説しているので、部下や後輩からの「なぜ?」の回答として、ぜひ役立てていただければと思います。
本書の使い方
本書に書かれている内容は、新しいと思えることもあれば、すでに知っていることもあると思います。
新しいと思える方法についてはぜひ身につけていただき、すでに知っている方法については、自分が実行できているかどうかを確認するスキルチェック用として活用していただければと思います。
改めて一つひとつ「実践できているか?」と問われると、できていないことが3~4割ぐらいはあるのではないでしょうか。
また、「知っている」と「できている」の差は大きく、「できている」と「毎回できている」の差も大きいものです。
ぜひ、本書をあなたの職場やデスクに置いてチェックリストとして活用いただき、1つでも多くの方法を試していただければと思います。
すでに述べたように、本書では全部で57個の「超効率化ハック」を紹介しています。
1カ月の営業日を20日とすると、毎日1個ずつ実践した場合、約3カ月で一通り実践し終える計算になります。
3カ月後に振り返り、「できていない」と感じる項目は、繰り返し実践してみてください。
1年後には、あなたの仕事の生産性は、大きく変わっているはずです。
無駄な仕事が全部消える超効率化ハック:目次




このブログから書籍化した本
★このブログから書籍化!可視化依存社会に「本質を見抜く力」を手に入れる

インターネットの普及は、情報の流れを根本的に変え、変化のスピードを加速させた。
さらに生成AIの出現により大量のコンテンツが吐き出され、情報濁流はより速く、大きく、圧倒的になっていくはずだ。その先にあるのは、可視化された情報に振り回され「目に見えない本質」や「長期的な視点」が見逃されていく「可視化依存社会」だ。
KPIや数値データなどの「目に見える」情報に注意が奪われ「目に見えない」質的な側面や、背景にあるストーリーは軽視されていく。
コスパ意識を重視する風潮が一層強まる中で「考える」「暗中模索する」「試行錯誤する」といったプロセスは「無駄なもの」として煙たがられ、本質を探る姿勢は薄れていく。
短期的な結果を求めるあまり、問題の本質に向き合う時間を確保できず、解決策は表面的なものになる。短期目標が優先され、長期的な戦略は後回しにされる。
「可視化依存社会」とは、表面的な情報や短期的な指標ばかりに目が行き、深い洞察を見逃してしまう社会だ。
そんな可視化依存社会に突入するからこそ、必須となるスキルが「本質を見抜く力」だ。別の言い方をすれば、見えないものを見抜き、物事の核心に辿り着くスキルともいえる。
「本質を見抜く力」を身に付けることができれば、表面的なものに振り回されず、その本質を捉え、シンプルに捉えることができるようになる。迷いやリスクに悩まされる時間が減り、決断に自信を持てるようにもなるはずだ。
「真の価値」は、見えないものにこそ宿る。それを見抜く力こそが「本質を見抜く力」だ。
本書では「可視化依存社会」を生き抜くために、本質を見抜く力を磨く具体的なアプローチを紹介する。
★このブログから書籍化!「シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。
なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。
しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、
- 「センスが必要」
- 「経験の積み重ねが物を言う」
など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。
しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。
おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。
さらにAmazonレビューでも、
- 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
- 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
- 「一生もののスキルになるのは間違いない」
など有難い言葉を頂戴している。
もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。
★このブログから書籍化!ロジックツリーに必要な「視点力」と「論理力」を手に入れる

外資系コンサルティングファームにいた経験から、ロジックツリーはコンサルティング実務で最もよく使うフレームワークだと断言できる。
一方で、ロジックツリーは他のフレームワークと比べてケタ違いに使いこなすのが難しいフレームワークでもある。
PEST分析や3C分析などのフレームワークはあらかじめ「〇〇について考える」という「視点」が提供されているが、ロジックツリーの場合、目の前にあるのは「ツリー状の空欄」だけ。「何について考えるのか?」という視点自体を、自分の頭の中で生み出さなければならない。
このように、ロジックツリーが難易度の高いフレームワークであるにも関わらず、多くのロジカルシンキング本やフレームワーク本では「数あるフレームワークの1つ」として片手間に紹介されているだけで、豆知識として身についても、実践で使いこなせるようにはならない。
ロジックツリーは「ロジック」という言葉が含まれていることから「論理的思考」の文脈で語られがちだ。しかし、ロジックツリーをうまく使いこなす上で最も重要なポイントは、
- そもそも、何について考えるべきなのか?
- どのような「視点(切り口)」でツリー状に分解していくべきなのか?
などの「視点」のほうであり「視点力」を身に付けなければ、ロジックツリーを自由自在に扱えるようにならない。
本書はロジックツリーに特化した書籍として「視点力+論理力」の使いこなし方も含めて徹底解説している。
本書を手に取っていただければ、あなたは「論理力」だけでなく「視点力」を活かして「次々に創造的な仮説を生み出す力」を手に入れることができるようになるはずだ。
★このブログから書籍化!人材難を突破する「パーパスブランディングの教科書」

「求人広告を出しても、年々応募者が減っている」「 内定を出しても、条件面で大手や競合に競り負け、辞退が相次ぐ」「従業員のエンゲージメントが上がず、離職が相次ぐ」…。
あなたの会社も、このような状況に陥ってはいないだろうか?
人材難の時代に突入したいま、採用難や組織の停滞は一時的な問題ではない。日本の労働人口は減少し続けており、先送りすれば状況は悪化する一方だ。待遇改善や制度改革といった「小手先の対策」だけでは、もはや限界に達している。
本書は、こうした課題に対する根本的な解決策として、「パーパスブランディング」を解説した書籍だ。パーパスブランディングは「自社の社会的存在価値」や「創り上げたい社会像」を明確にし、それを社内外に伝えることで、指名で選ばれる存在にしていく取り組みを指す。
本書の執筆陣は、ある時は広告代理店のストラテジックプランナーとして、またある時は外資系コンサルティングファームのコンサルタントとして、数多くの企業が採用・組織・ブランディングの現場で苦しむ姿を見てきた。
そこで痛感したのは、「パーパス」や「ブランディング」という言葉が、ふわっとした理念や耳当たりの良いスローガンにとどまり、実効性を伴わないケースがあまりにも多いという現実だ。
「理論」がなければ、パーパスブランディングは体系化できず再現性を生まない。「実践」がなければ、企業に成果をもたらすことはできない。
本書は、その両者をつなぐ“教科書”として、採用・組織・経営・マーケティングに横断的な効果をもたらすパーパスブランディングの実行手順を示している。その内容は以下の通りだ。
- パーパスブランディングとは何か?
- 今なぜパーパスブランディングなのか?
- Brand PRISM ― パーパス策定・再解釈のフレームワーク
- ビジュアルアイデンティティ
- インナーブランディング
- パーパス採用ブランディング
- ESG・サステナビリティ統合
- アウターブランディング
もし、あなたがこれらに課題を感じているなら、ぜひAmazonのページで本書の目次をチェックしていただきたい。
また、kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。
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終わりに
今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。
しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。
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