このページに辿り着いたあなたなら、優れたファシリテーターになる上でおすすめのファシリテーション本を探していることだろう。
このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング・ビジネスにおける「できない、わからない」の解決を目指しているブログだ。
各解説記事でもおすすめのマーケティング本やブランディング本を紹介しているが、今回は「ファシリテーションスキルが身につく本」を11冊紹介しよう。どれも、本ブログの筆者であるk_birdが「ぜひ読むべき」と考えるファシリテーション関連の名著だ。
★このブログから書籍化!可視化依存社会に「本質を見抜く力」を手に入れる

インターネットの普及は、情報の流れを根本的に変え、変化のスピードを加速させた。
さらに生成AIの出現により大量のコンテンツが吐き出され、情報濁流はより速く、大きく、圧倒的になっていくはずだ。その先にあるのは、可視化された情報に振り回され「目に見えない本質」や「長期的な視点」が見逃されていく「可視化依存社会」だ。
KPIや数値データなどの「目に見える」情報に注意が奪われ「目に見えない」質的な側面や、背景にあるストーリーは軽視されていく。
コスパ意識を重視する風潮が一層強まる中で「考える」「暗中模索する」「試行錯誤する」といったプロセスは「無駄なもの」として煙たがられ、本質を探る姿勢は薄れていく。
短期的な結果を求めるあまり、問題の本質に向き合う時間を確保できず、解決策は表面的なものになる。短期目標が優先され、長期的な戦略は後回しにされる。
「可視化依存社会」とは、表面的な情報や短期的な指標ばかりに目が行き、深い洞察を見逃してしまう社会だ。
そんな可視化依存社会に突入するからこそ、必須となるスキルが「本質を見抜く力」だ。別の言い方をすれば、見えないものを見抜き、物事の核心に辿り着くスキルともいえる。
「本質を見抜く力」を身に付けることができれば、表面的なものに振り回されず、その本質を捉え、シンプルに捉えることができるようになる。迷いやリスクに悩まされる時間が減り、決断に自信を持てるようにもなるはずだ。
「真の価値」は、見えないものにこそ宿る。それを見抜く力こそが「本質を見抜く力」だ。
本書では「可視化依存社会」を生き抜くために、本質を見抜く力を磨く具体的なアプローチを紹介する。
- ★このブログから書籍化!可視化依存社会に「本質を見抜く力」を手に入れる
- ファシリテーションの本おすすめ書籍-1:ファシリテーションの基本や考え方が学べる書籍2冊
- ファシリテーションの本おすすめ書籍-2:会議ファシリテーションのスキルが学べる書籍4冊
- ファシリテーションの本おすすめ書籍-2:ワークショップファシリテーションのスキルが学べる名著4冊
- このブログから書籍化した本4冊
- その他のおすすめ書籍と解説記事
- 終わりに
それでは、ここからはおすすめファシリテーション本を紹介していこう。選定したファシリテーション本は分野別に計7冊となる。目的別の分類は以下の通りだ。
- ファシリテーションの基本や考え方が学べる本2冊
- 会議ファシリテーションのスキルが学べる書籍4冊
- ワークショップファシリテーションのスキルが学べる名著5冊
さらに選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。
- k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思えるファシリテーションの良書。
- 実際に「思考の範囲を広げる」あるいは「知恵を見出す思考力を鍛える」ことに役立っているファシリテーション関連書籍。
- 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が描かれているファシリテーション関連本。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-1:ファシリテーションの基本や考え方が学べる書籍2冊
ファシリテーションの本おすすめ書籍-1:
ザ・ファシリテーター
近年、部門横断型プロジェクトやワークショップによる問題解決が増加傾向にある。
そういった部門横断型チームの生産性を高めるために、ファシリテーションスキルは必須のスキルだ。
本書は、日本国内に「ファシリテーション」を紹介し、根付かせることに貢献した本と言ってよい。
特筆すべき点は「スーパースキルを持ったファシリテーターの話」ではなく「未熟なファシリテーターが成長していく過程」を物語形式で紹介しながら、様々なファシリテーションスキルを紹介してくれている点だ。
だれもが初めから優れたファシリテーションができるわけではない。
本書はファシリテーション技術だけでなく「未熟なファシリテーター」というスタート地点から「優れたファシリテーター」に向けて「成長の仕方」をトレースできる点が特徴だ。
どうすれば部門横断メンバーそれぞれの良い部分を引き出し、高いパフォーマンスが発揮できるように導いていけるか?そんな問題意識をお持ちの方に、お勧めの一冊だ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-2:
問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座
本書は、組織リーダー向けのファシリテーション書籍だ。
副題に「ファシリテーション能力養成講座」とあるように、ファシリテーションの教科書あるいは参考書に近いイメージの書籍だ。
ビジネスを組織だって展開していくには「リーダーシップ」「ロジカルシンキング」「ディスカッションの方法」「質問力」「交渉術」「コーチング」といったスキルが必要となる。
これまでバラバラに語られがちだったそれらのスキルを「ファシリテーション」という概念で統合し「組織の潜在能力を引き出し問題解決を促進させる」ための方法論が記されている点が秀逸だ。
ファシリテーションは、単に「その場の会議で使える」以上に、組織をリードしていくための実践手法として位置付けることで、その効果はより大きくなる。
もしあなたがファシリテーションスキルを「組織の問題解決」のために活かしたいなら、一読の価値がある書籍だ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-2:会議ファシリテーションのスキルが学べる書籍4冊
ファシリテーションの本おすすめ書籍-3:
「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本
会議でファシリテーションを行おうとすると、どうしても「何とか発言してもらう」という方向に意識が向きがちだ。
しかし単に「発言してもらう」ことを目的にした場合、メンバーから出てくる発言は浅はかなものとなり、有意義に結論には向かわない。重要なのは「発言させること」ではなく「考えさせること」だ。
本書は、チームメンバーに「考えさせる」ために「誰でもすぐに使える技術」が数多く紹介されているのが特徴だ。また、
- 「理屈」だけでなく「感情」で物をいうメンバーへの対処法
- 会議の活性化に有効なアイスブレイクの方法
- 発言時間を守るルールを自然になじませる方法
- ホワイトボードの実践活用術
など「現場のリアル」を踏まえた実践手法が満載だ。
もしあなたが会議ファシリテーションを実践したいなら、本書はその入門編としてふさわしい一冊だ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-4:
世界で一番やさしい会議の教科書
この記事をお読みになっているあなたなら、様々な会議に参加しながら「生産性の低い会議」を「生産性の高い会議」に変えたいと思っていることだろう。
世の中には、数多くの「会議本」が溢れている。
そしてその多くは「会議の目的を明確にしよう」「会議の終了時にはToDoを明確しよう」などと解説されていることが多い。
しかしあなたは実際の会議の現場で、いきなり「会議の目的はなんですか?」「今後のToDoはなんですか?」などと、ズケズケと聞けるだろうか?
本書は「物語+解説」という形式をとり、入社2年目の若手社員が小さなことから改善を積み上げ、少しずつ会議を変えていく様子が「物語」と「解説」の両面で描かれている。そのため、日々の会議の「現場感」を失わない形で「会議を変えていく手法」が理解できるのが特徴だ。
更に本書は「会議の進行役側」の視点でなく「会議の参加者側の視点」に立って「隠れファシリテーター」としてより良い会議に変えていく手法やコツが解説されている点も秀逸だ。
会議は、例えあなたが参加者側だったとしても、変えることができる。
もしあなたが生産性の高い会議を実現するために「実践可能な」方法論を手に入れたいなら、本書は必読に値する書籍だ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-5:
世界で一番やさしい会議の教科書 実践編
本書は、上記「世界で一番やさしい会議の教科書」の実践編となる書籍だ。
「世界で一番やさしい会議の教科書」は「物語形式による現場感」が重視されているため、会議ファシリテーションの手法ついて網羅的に解説されているわけではない。
一方で本書は「続編」として会議ファシリテーションを体系的に整理し、前著では説明しきれなかった現実的な技法を「8つの基本動作」として解説している。
また、会議ファシリテーションは多くの参加者を巻き込む以上、組織的に定着させていくことが有効となるが「組織に定着させる方法論」についても「定着の4段階サイクルと浸透の6パターン」に整理して解説している。
本書は、数多くある会議ファシリテーションの書籍の中でも、リアルな現実と向き合った「泥臭い」書籍だ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-6:
まとまる! 決まる! 動き出す! ホワイトボード仕事術
会議とは「見えない言葉の応酬」だ。
言ってしまえば、全員が空中に向かって「見えない石」を投げているのと同じで、投げた石が全員にキャッチしてもらえたかはわからない。その結果、論点が異なる意見が飛び交ったり、何も決定しないまま話題がどんどん移ってしまい、会議の生産性を落としてしまうのは日常茶飯事だ。
しかし、ホワイトボードの板書をうまく活用すれば、このような「見えない空中戦」を防ぐことができる。発言が空中に消えてなくなるのではなく、振り返れるように残しておく。これがホワイトボードの板書の役割だ。
本書は、そんな「ホワイトボードの板書」に特化して「すぐに実践的できる板書の方法」が数多く紹介されている。特に秀逸なのは、イラストだけでなく写真も豊富に掲載されているため「会議のリアルな現場での板書の仕方」がイメージしやすい点だ。
もしあなたが「言葉の空中戦」を防ぎ、チームとして生産性の高い会議を実現したいなら、ぜひ一読をお薦めする。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-2:ワークショップファシリテーションのスキルが学べる名著4冊
ファシリテーションの本おすすめ書籍-7:問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション
創造的な問題解決には「創造的な問い」が必要不可欠だ。
なぜなら「創造的」とは、1人1人が持つ先入観や固定観念を覆すことであり、そのためには「固定観念を揺さぶる問いかけ」が必要不可欠となるからだ。
本書は、1人1人が暗黙のうちに持つ「ものの見方の固定化」や「互いの関係性の固定化」に着目し、それらを覆す「問い」と「プロセス」をデザインする方法を解説した書籍だ。
特に秀逸なのは、ワークショップ参加者の認識や関係を揺さぶる問いの作り方、関わり方、ファシリテーションの進め方など、ワークショップ全体の進め方を体系的に整理してくれている点だ。また、難しいテーマであるのも関わらず、文章がとてもわかりやすいのもありがたい。
もしあなたがファシリテーションを通して問題の本質を問い直し、創造的な問題解決に導きたいなら、本書は必読だ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-8:ワークショップデザイン
本書は、ワークショップのプログラム作りの手順とポイントを体系的に解説している書籍だ。
ワークショップは「問題解決」「合意形成」「参加型学習」「組織変革」など、さまざまな目的で活用されるが、その目的によってプログラムは大きく変わる。
本書は、そのような多様のワークショップの目的に対して、ワークショップを形作るための100以上のアクティビティと、実践ですぐに役立つ17のサンプルプログラムが紹介されているのが特徴だ。
また、方針の決め方、セッションの作り方、アイデアの広げ方やまとめ方、さらにはパターン別のワークショップのアジェンダの例など、ワークショップ運営に関することはほとんど網羅されているのも特筆すべき点だ。
もし、本書を参考にワークショッププログラムを組めば、抜けモレのない充実したワークショップが実現できるはずだ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-9:
ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49
ファシリテーターをやってはみたものの、どう捌いていいかわからずにホワイトボードの前で立ち尽くした。あなたはそんな経験はないだろうか?
ミーティングやワークショップは生き物だ。漫然と進めてしまうと議論は拡散するだけで、収束が難しくなってしまう。
本書は、ファシリテーションの様々な局面で使える49個の「道具」を紹介した書籍だ。
49個の道具立ての中から「使えそうなもの」を選び、実際にファシリテーションの場で使ってみることで、自分の血肉となる道具を増やしていくことができるはずだ。
あなたのファシリテーションの質を高め、幅を広げていくためにも、ぜひ手元に置いておきたい一冊だ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-10:
ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法
ファシリテーションを効果的に実施していく上で欠かせないのが「発言の見える化」だ。
どんなに優れたファシリテーション手法を駆使しても「発言の見える化」の巧拙で、議論の方向は大きく変わってしまう。
本書は、ファシリテーションの中核技術の一つである「ファシリテーショングラフィック」を解説した実践書だ。
特に優れている点は、ファシリテーショングラフィックの完成度の高低だけでなく、ファシリテーショングラフィックを描いていく「プロセス」にも着目し、優れたファシリテーターの頭の中を「ファシリテーション技法」と「ファシリテーショングラフィック」の両面からトレースできる点だ。
様々なビジネススキルと同様に「ファシリテーショングラフィック」もまた、アートではなく「スキル」だ。
もしあなたがファシリテーションスキルの上達に頭打ちを感じているなら「見せ方」に着目してみよう。次のステップに向けた多くの示唆が得られるはずだ。
ファシリテーションの本おすすめ書籍-11:
イノベーション・ファシリテーター ― 3カ月で社会を変えるための思想と実践
イノベーションを生み出すためのファシリテーションとは、どうあるべきだろうか?
あなたにとって「イノベーションファシリテーター」とは聞きなれない言葉かもしれないが、イノベーションファシリテーターとは単なるワークショップのファシリテーターという立場を越えて、新たなイノベーションを生み出す新しい形のコンサルタントのような立場だ。
本書では「イノベーションを生み出すための対話の場」をフューチャーセッションと名付け、その思想と方法論について、実例も交えて丁寧に解説してくれている。
今、多くの企業で「イノベーション」が求められているはずだ。
「フューチャーセッション」は、これまでのやり方では解決が難しい課題を解決する場として期待が高まっている。もし、あなたの企業でイノベーションが求められているのなら、その打開策となりうる一冊だ。
このブログから書籍化した本4冊
★このブログから書籍化!「シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。
なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。
しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、
- 「センスが必要」
- 「経験の積み重ねが物を言う」
など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。
しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。
おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。
さらにAmazonレビューでも、
- 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
- 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
- 「一生もののスキルになるのは間違いない」
など有難い言葉を頂戴している。
もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。
★このブログから書籍化!ロジックツリーに必要な「視点力」と「論理力」を手に入れる

外資系コンサルティングファームにいた経験から、ロジックツリーはコンサルティング実務で最もよく使うフレームワークだと断言できる。
一方で、ロジックツリーは他のフレームワークと比べてケタ違いに使いこなすのが難しいフレームワークでもある。
PEST分析や3C分析などのフレームワークはあらかじめ「〇〇について考える」という「視点」が提供されているが、ロジックツリーの場合、目の前にあるのは「ツリー状の空欄」だけ。「何について考えるのか?」という視点自体を、自分の頭の中で生み出さなければならない。
このように、ロジックツリーが難易度の高いフレームワークであるにも関わらず、多くのロジカルシンキング本やフレームワーク本では「数あるフレームワークの1つ」として片手間に紹介されているだけで、豆知識として身についても、実践で使いこなせるようにはならない。
ロジックツリーは「ロジック」という言葉が含まれていることから「論理的思考」の文脈で語られがちだ。しかし、ロジックツリーをうまく使いこなす上で最も重要なポイントは、
- そもそも、何について考えるべきなのか?
- どのような「視点(切り口)」でツリー状に分解していくべきなのか?
などの「視点」のほうであり「視点力」を身に付けなければ、ロジックツリーを自由自在に扱えるようにならない。
本書はロジックツリーに特化した書籍として「視点力+論理力」の使いこなし方も含めて徹底解説している。
本書を手に取っていただければ、あなたは「論理力」だけでなく「視点力」を活かして「次々に創造的な仮説を生み出す力」を手に入れることができるようになるはずだ。
★このブログから書籍化!人材難を突破する「パーパスブランディングの教科書」

「求人広告を出しても、年々応募者が減っている」「 内定を出しても、条件面で大手や競合に競り負け、辞退が相次ぐ」「従業員のエンゲージメントが上がず、離職が相次ぐ」…。
あなたの会社も、このような状況に陥ってはいないだろうか?
人材難の時代に突入したいま、採用難や組織の停滞は一時的な問題ではない。日本の労働人口は減少し続けており、先送りすれば状況は悪化する一方だ。待遇改善や制度改革といった「小手先の対策」だけでは、もはや限界に達している。
本書は、こうした課題に対する根本的な解決策として、「パーパスブランディング」を解説した書籍だ。パーパスブランディングは「自社の社会的存在価値」や「創り上げたい社会像」を明確にし、それを社内外に伝えることで、指名で選ばれる存在にしていく取り組みを指す。
本書の執筆陣は、ある時は広告代理店のストラテジックプランナーとして、またある時は外資系コンサルティングファームのコンサルタントとして、数多くの企業が採用・組織・ブランディングの現場で苦しむ姿を見てきた。
そこで痛感したのは、「パーパス」や「ブランディング」という言葉が、ふわっとした理念や耳当たりの良いスローガンにとどまり、実効性を伴わないケースがあまりにも多いという現実だ。
「理論」がなければ、パーパスブランディングは体系化できず再現性を生まない。「実践」がなければ、企業に成果をもたらすことはできない。
本書は、その両者をつなぐ“教科書”として、採用・組織・経営・マーケティングに横断的な効果をもたらすパーパスブランディングの実行手順を示している。その内容は以下の通りだ。
- パーパスブランディングとは何か?
- 今なぜパーパスブランディングなのか?
- Brand PRISM ― パーパス策定・再解釈のフレームワーク
- ビジュアルアイデンティティ
- インナーブランディング
- パーパス採用ブランディング
- ESG・サステナビリティ統合
- アウターブランディング
もし、あなたがこれらに課題を感じているなら、ぜひAmazonのページで本書の目次をチェックしていただきたい。
また、kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。
★このブログから書籍化!ブランディングを学びたい方へ「ブランディングの教科書」

「ブランディング」は捉えどころがなく、なかなか一歩を踏み出せない。あなたはこのような状況に陥ってはいないだろうか?
本書の執筆陣は、ある時は広告代理店のストラテジックプランナーとして、ある時は、外資系コンサルティングファームのコンサルタントとして、クライアントの実務担当者が悪戦苦闘する姿を見てきた。
「ブランディング」は、その本質を理解しないまま実行に移そうとすると、的を射ない小手先の手法を延々と繰り出すことになりがちだ。結果、やみくもに予算を消化したまま、成果が出ない事態に陥ってしまう…。
そのような事態を1件でも減らしたい。そう考えたのが本書を執筆した理由だ。
ブランディングの本は、どれも「ブランドのらしさ」「ブランドの世界観」など「ふわっと」した話になりがちだ。そして「ふわっ」とした話になればなるほど抽象的かつ曖昧な概念論になってしまい、企業組織の中で通すことが難しくなる。
本書は、外資系コンサルティングファームと広告会社で培った「生の知見」をふんだんに盛り込みつつ、つい「抽象論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。
本書のタイトルは「ブランディングの教科書-ブランド戦略の理論と実践」だ。
「理論」が理解できなければ、ブランディングを体系化できず、ビジネスに再現性を生むことができない。そして「実践」が理解できなければ、ビジネスに成果をもたらすことができない。
本書は、ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書」として、ブランド戦略の再現性と成果を目指した書籍だ。
おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー1位を獲得し、Amazonレビューでも、
- 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
- 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
- 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」
など、ありがたい言葉を頂いている。
- クッキー規制によりデジタルマーケティングでCTRやCVRが頭打ち。CPAは下がるどころか、少しずつ上昇傾向ですらある。
- 矢継ぎ早に新商品を繰り出してもすぐに競合に追い付かれ、差別化ができない。商品開発サイクルは更に早まり、自転車操業状態になっている。
- 「自社にはブランディングが必要だ」と理解はしているが、概念が抽象的過ぎて、どう周囲を巻き込んでいいかがわからない。
もし、あなたがこれらに当てはまるなら、ぜひAmazonのページで本書の目次をチェックしていただきたい。つい感覚論になりがちな「ブランディング」に対して、
- なぜ、そうなのか?
- どう、ビジネスに役立つのか?
- 何をすればいいのか?
を徹底して解説しているので、あなたのお役に立てるはずだ。
また、kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。
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終わりに
今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。
しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。
それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録やTwitter、facebook登録をしてほしい。
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