
今回は、1960年代と思われるアメリカ海軍のレザーフライトジャケットG-1を分析します。
既に何着か分析しているG-1ですが、今回はもしかしたら特殊な部隊のものかもしれません。
(調査が必要ですね。)
それはともかく、今回も中古品ですが、艶々で程度は良好ですよ!
目次
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1 アメリカ海軍フライトジャケットG-1(7823C)とは?

軍用機における電子戦の始まりは、第二次大戦中が最初だと記憶しています。
レーダーが開発されると、小型化して航空機に搭載できるようになりました。
ほぼ同時にレーダーを撹乱させるチャフの技術も開発されましたね。
現代において電子戦及び対電子戦装備は、航空機にとって必要不可欠な存在になっているようです。
今回のモデルは、おそらくベトナム戦争で活躍したであろうアメリカ海軍で電子戦の資格を持ったパイロットが使用したフライトジャケットだと思われます。
ネイムタグにその証拠がありましたよ!
さてさて、それはどんなG-1レザーフライトジャケットなのでしょうか?
今回は、アメリカ海軍マニアのみならず、ベトナム戦争空戦マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
背面
前面裏側
背面裏側
襟周り
天然ムートン襟です。

襟はチンストラップで立てることができます。
前合わせはジッパーのみです。
タグ
擦り切れていてよく読めませんね。
でも「RALPH EDWARDS SPORTSWEAR」社製で、SPECは「7823C」のようです。(…ということは、愛しの1963年ものかも!)
ネイムタグ
「AECS」の文字と中央下部に何か徽章を取り付けた跡(穴)が!
(よく見ると、ネイムタグも変更されてる?)
右腰ポケット
ボタンで開閉

左腰ポケット
向かって左側にペンポケットを装備

ストームフラップのパンチング
縦に「USN」はこのメーカーの特徴ですね。
内ポケット
裾ニット
脇の通気孔
袖のニット
袖ニットのステッチ
交換されていようです。
背中のアクションプリーツ
プリーツはライニングにもあります。

G-1は、前見頃が長いのが特徴ですね。
腰ニットはオリジナルですが、テンションがなくなり穴も空いています。
ジッパーは「COMMAR」
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3 その特徴とは?
レザーは、おそらくゴートスキン(山羊革)で、薄くしなやかです。
支給されてある程度使用されたためか、各部に艶が出てきていますね。
(こうなってくると、もう手放せません!)
デザインは標準的なG–1ですが、襟は天然ムートンです。
(まだ褪色がそれほどでもないですね。)
構成は、エポレットなし、腰ポケット×2、内ポケットで、袖、裾にはニットを配してます。
(今回のモデルは、袖ニットが交換されていました。)
全体的な縫製は、正確かつ丁寧でメーカーの技術の高さを垣間見ることができます。
ところで今回のモデルは、ネイムタグの名前の下に「ACES」とありました。
これはアメリカ海軍の「Aviation Electrician's Mate Senior Chief Petty Officer」の略称のようですね。
どんな機種に搭乗して、どんな戦果をあげたのでしょう?
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1960年代
製造場所 アメリカ
契約会社 アメリカ
製造会社 〃
材 質 ゴートスキン
ナイロン
表記サイズ 42
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
着丈 約63cm
肩幅 約44cm
身幅 約56cm
袖丈 約61cm
状 態 中古良品
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
入手難易度 3(困難)
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5 まとめ
今回も興味深いモデルですね。
アメリカ海軍のネイムタグは、通常縫い付けで作戦(公務)にも使用するので、いい加減なタグを縫い付けるわけにもいきません。
(ただし、G-1は公務外でも使用できるらしいのですが…。)
今回のモデルはそのネイムタグに「AECS」の文字が記入(半分消えていますが…)されたタグを縫い付けてあるのは、伊達や酔狂ではないと思うのですが…。
真偽のほどは不明ですが、今後も調査を継続したいですね。
さて今回のモデルは、サブタイプ「C」です。
このタイプは1963年から適用されたという資料もあります。
もしかしたら憧れの「1963年」製品かもしれませんね。
G-1は、襟のボアやポケットのボタンの影響からか、空軍のA-2ほど人気がありません。
(逆に少数のコアなマニアがいますね。)
そのため、古い時代のモデルはともかく、ベトナム戦争時のモデルでしたら思わぬ低価格で入手できる場合があります。
勿論、袖や腰のニットが破損している場合が多いですが、ちゃんとした専門店で修理も可能なので、あまり気にしなくても良いでしょう。
(ニットは消耗品ですね。)
ニットよりも重要なレザーの状態を見て購入を決定しましょう。
今回は、アメリカ海軍電子戦専門パイロットが着用したと思われるG-1レザーフライトジャケットを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20260107更新)
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参考:他のアメリカ海軍フライトジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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