
今回は、1980年代のスペイン軍フィールドジャケットを分析します。
隣国軍の影響を強く受けているデザインが特徴です。
でもアメリカ軍M65フィールドジャケット(ライナー未装着時)程度の防寒性能がありそうですね。
中古品ですが、程度は極上ですよ!
目次
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1 スペイン陸軍フィールドジャケット(OG)とは?

日本のような島国ならいざ知らず、陸続きの国では似たような兵器や軍装品を採用する場合がありますね。
例えばカナダとアメリカ。
カナダ軍は長らくイギリス軍が使用していたベルギー系の小銃(FAL)を採用していましたが、のちにアメリカ軍のM16系小銃に改変されました。
勿論各種試験の結果…だとは思いますが、イギリス軍式装備から次第にアメリカ軍式変わってきているのは事実のようです。
(でも戦車はドイツ製だったりしていますね。😅)
隣国は軍装を整える上で、最も身近な参考資料なのかもしれませんね。
今回のモデルは、フランスと陸続きのスペイン軍が支給したフィールドジャケットです。
一見してわかるように、フランス軍の影響を色濃く受けているのが特徴です。
さてさて、それはどんなフィールドジャケットなのでしょうか?
今回は、スペイン軍装備マニアのみならず、アメリカ軍装備に少々飽きているあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
デザインがフランス軍M64系ジャケットに似ていますね。
背面
明るいオリーブグリーン(むしろオリーブ色)が和みます。
裾のポケットに注意。
前面裏側
しかし、ほぼ裏側全面にライニンングが設けられています。
そして腰にはドローコード、襟裏にはチンストラップ。
やはり寒候期仕様ですね。
背面裏側
襟周りレイアウト
前合わせはボタンとジッパーです。
ジッパーの下にはストームフラップ(ウインドシールド)もあります。
タグ
1986年度契約品です。
スペイン語…難しいですね!
エポレットはテーパーなしのクサビ型
胸ポケット
垂直ジッパーで開閉
フランス軍系のデザインですね…

腰ポケット
角度が付いていて、マジックテープで開閉

前見頃のジッパーは、一見上下から開くダブルジッパーのようですが、下のスライダーにはプルタブがなく固定されています。
これはジッパーのプルアップサポートですね。
袖
テーパー付き

袖口はマジックテープで開閉
マチにもマジックテープが縫い付けられていますね。
袖ポケット
袖とほぼ並行に取り付けられています。
ジッパーで開閉。
襟裏にはストラップとマジックテープがあって、襟を立てることができます。

襟の裏にはジッパーが!
開けると中に簡易フードがありました。
フードはリップストップ(引き裂け防止加工)で濃いグリーンのナイロン製。

背面裾にはジッパーで開閉する大型ポケットが!
ジッパーは左右にあり、内部は通じています。
裾のドローコード
ODのゴム紐ですね。
ウエストのドローコード
左右にプラスティックの部品付き。

なんと正面で連結できました!
コードはゴム紐で、ある程度のテンションあり。
内ポケット
オープンタイプで左右にあります。
ジッパー
刻印は「AREITIO」
カルティエの財布などにも使用例があるメーカー製ですね。
官給品のボタン
アメリカ軍タイプですが、小さく薄いですね。
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3 その特徴とは?
生地は、やや厚いオリーブ色のコットン/ポリエステルのサテンで、重量があります。
緻密に編まれていて、防風効果が高そうですよ。
ほぼ全面に薄いコットンサテンのライニングがあります。
(しかしライナーを取り付けるボタンやジッパーはありません。)
デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2、左袖ポケット、内ポケット×2なのですが、胸ポケットはフランス軍のM64戦闘服系のデザインに似ていますね。
(隣国なので影響を受けているようです。)
また、背面裾には両側の垂直ジッパーで開く大ポケットもあります。
(ベルギー軍、デンマーク軍、旧ローデシア軍のジャケットに似ていますね。)
一見、フランス軍型の軽量戦闘服に見えますが、明らかに寒候期用の衣類ですね。
面白いのはウエストのゴム製ドローコード(テープ)で、両端にバックルがあり前見頃で留めることができるところです。
(逆にゴムのテンションがなくなったら、交換が面倒ですね!)
あまり見かけないデザインですよ。
全体的な縫製は、やや雑で不正確ですが、強度は問題ありません。
4 製造とサイズのデータ
製造・契約年度 1986年
製造場所 スペイン
契約会社 スペイン
製造会社 〃
材 質 コットン
ポリエステル
表記サイズ 4
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
着丈 約77cm
肩幅 約50cm
身幅 約60cm
袖丈 約58cm
状 態 中古極上品
官民区分 官給品
入手場所 名古屋のデパート
入手難易度 3(困難)
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5 まとめ
生地が厚くライニングもあることから、造りは寒候期用そのものですね。
フロントジッパーが風を防いでくれるので助かります。
でも着込んで冬に着用してみましたが、その造りやライナーがないことから、絶対的な防寒性能はアメリカ軍系フィールドジャケットより少々劣るようです。
(フランス系戦闘服よりは高いですよ。)
逆に春秋にはピッタリの衣類ですね。
(生地のカラーも明るくて癒されますよ。)
フランス軍の戦闘服を原型としていますので、使い勝手は抜群です。
ポケット数が多いのも助かりますね。
ただ胸ポケットはスラッシュポケットなので、嵩張るものを入れると途端に不快になります。
書類や手帳くらいにとどめておいた方が良さそうですよ。
あとこのジャケットも、誰も着用していないのが良いですね。
(存在自体が一般的に知られていないようです。😅)
ところで1980年代には極端に品薄だったこのジャケットも、現在では大手通販サイトでも取り扱われるようになりましたね。
(入手が容易になったのは大歓迎です。😃)
また、コーディネートできるシャツやトラウザーズも入手可能になっています。
(良い時代です。😭)
巷に溢れるアメリカ軍、フランス軍物とは違ったテイストのジャケットを、あなたもぜひ入手してみてください!
今回は、フランス軍戦闘服を原型としたスペイン軍フィールドジャケットを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
(20231208更新)
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参考:今回のモデルが参考にしたと思われるフランス軍ジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎
その他のスペイン軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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