
今回は、中国人民解放軍の84式迷彩ユニフォームを分析します。
現在のデジタルパターンになる一つ前のモデルですね。
出現当時は、パレード用かな?…なんて思いましたが、実際に艦艇で使用されていました!
今回もデッドストックですよ!
目次
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1 中国人民解放軍(PLA)海軍84式迷彩ユニフォーム(ブルーウッドランド)とは?


中国人民解放軍を英語で「PLA」と言います。
これは、「People's Liberation Army」の略で、直訳すると「人民解放陸軍」ですね。
陸軍なのに海軍や空軍があるのは、何か矛盾しているように思いますが…。
それはともかく中国人民解放軍は近年、兵器や装備の改良・開発を進めつつ量産も行って、量も質も向上させてきていますね。
現在では、アメリカ、ロシアに次ぐ世界で3番目の実力を持つ軍隊に成長しています。
その発端が1990年代半ばの装備改変でした。
個人装備では、それまでの装備に比べ、目に見えて向上していましたよ。
(ちょっと恐怖した覚えがあります。)
今回のモデルは、その時期に製造された海軍向けの迷彩服になります。
当時は、海軍で迷彩?と疑問に思いましたが、現在では多くの国の軍隊が各軍(陸、海、空軍その他)で別の迷彩服を採用していますね。
中国は先見の明があったようです。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
アジアの迷彩服コレクターのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
(今回は便宜上84式としていますが、別の呼称があるかもしれません。)
2 全体及び細部写真です!
ジャケット
前面
背面
前面裏側
胸の迷彩生地はポケット内側の生地で、なんと陸軍の迷彩生地が使用されていました!
背面裏側
生地が薄いので、迷彩は裏側にかなり透けています。
前合わせはジッパーとダットファスナーです。
データスタンプ
サイズや契約年度が記入されています。
1998年度契約品
エポレットはテーパーなしのクサビ形です。
ボタンで開閉。
胸ポケット
やや角度が付いていてジッパーで開閉
腰ポケット
マジックテープで開閉。
ポケット表面にジッパーで開閉する小さなスラッシュポケットがあります。
変わったデザインですね。

右袖ポケット
ダットファスナーで開閉。

角ジッパーのプルタブ
刻印は星の中に「八ー」。
裾左右にはゴムを内蔵
左袖にある2本のループ
用途はなんでしょう?
袖
袖口はダットファスナーで開閉・調整。


ダットファスナー表面の刻印
どこから読むのでしょう?
迷彩パターン
陸軍と同じパターンの色違いのようです。
トラウザース
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはボタンのみです。
データスタンプは朱印
今回のモデルは、ジャケットとトラウザースで別メーカーの別サイズでした。
右側面
ポケットは腰にスラントポケット、臀部にパッチポケットです。
臀部のポケットはマジックテープで開閉。
裾のドローコードはありませんが、足首付近には調整タブがあって、裾の幅を調整できます。
おまけ
ポケットに帽子(キャップ)が入っていました。
(小さくて被れませんでした…。😞)
デザインは、陸軍の帽子と同じものです。
内側はOGのナイロン製
全体的に粗末な造りです。
(1970年代レベル)
サイズ、製造所?スタンプ
後部下端はスリットがあって白いゴムバンドが内蔵されています。
前面には顎紐付
アド紐は金属製のボタンで装着
よくよく見ると、ジャケット、トラウザース、帽子で微妙に迷彩の色調が違っていますね。
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3 その特徴とは?
迷彩は、ライトブルーの生地に、ダークブルー、ダークグリーン、ブラックで雲型を描いています。
派手な迷彩で、メリハリが効きすぎている気がしますね。
どちらかというと、偽装(カモフラージュ)ではなくて、存在を示すのが目的なのでしょうか?
生地は薄いポプリンに似たものですが、材質はコットンとポリエステルの混紡のようです。
現時点では固くてシャカシャカゴワゴワしています。
通気性は良さそうですが、冬は多く重ね着をしないと寒そうですね。
この生地は3防生地と呼ばれ、摩擦、火に強く、対赤外線機能もあるとか?
凄い生地ですね。
デザインは、ジャケットがエポレット付、胸スラッシュポケット×2、腰ポケット×4の人民服タイプ。
トラウザースは、腰スラントポケット×2、臀部ポケット×2で、裾付近がタブで調整できますよ。
全体的には、日本で市販され、工場などで使用されている、一般的な作業服のデザインに近いです。
縫製は、部分的に手が抜かれていて閉口してしまいますが、のちの07式迷彩ユニフォームより丁寧な印象があります。
勿論、1980年代の被服とは、雲泥の差があってより上質ですよ。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1989年
製造場所 中国
契約会社 中国
製造会社 〃
材 質 コットン
ナイロン
表記サイズ 3&5
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
ジャケット
着丈 約69cm
肩幅 約47cm
身幅 約57cm
袖丈 約55cm
トラウザース
着丈 約103cm
ウエスト 約47cm
股上 約34cm
股下 約70cm
裾幅 約21cm
状 態 デッドストック
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
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CHINA 中国 500元 金貨 5オンス 1988年 純金 辰年 万里の長城 中華人民共和国 中国造幣公司
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5 まとめ
今回のモデルも、インパクトのある迷彩服ですね。
でも配色はなんとなく「海」を連想させます。
明暗がくっきりしているので、海はともかく森林地帯でも分裂効果が期待できそうです。
だとしても、海でも山でも、勿論街中でも目立つ迷彩ですね。
人間を相手にするサバイバルゲームには向いていないかもしれません。
しかし、もしかしたら小鳥や野生動物には効果があるかもしれませんね。
今回のモデルは、その迷彩色から日本では不人気で、現在でもデッドストックが入手可能です。
それでも年々僅かながら値段が上がっているので、購入する場合は早いほうが良いようです…
将来を考えている方は、高官が使用した、フルパッチの中古極上品を探してみましょう。
陸軍より少ないですが、見つけたら海外のオークションでそれなりの価格で落札されそうです。
(…だとしても日本のオークションでは人気なしですが…。)
今回は、ちょっと前の中国人民解放軍海軍の84式迷彩ユニフォームを分析しました。
いやー軍装品って、本当に面白いですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20260331更新)
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参考:他の中国人民解放軍装備はこちらです。⬇︎
他国の海軍(海兵隊を含む)迷彩装備はこちらです。⬇︎
* * *
最近朝が冷え込んで、ニャンズは一切姿を見せません。😭
彼らは暑さ寒さに対して敏感に反応しますね。
その代わり、イソヒヨドリのイソちゃんは元気げんき!
可愛い声で鳴いてくれます。
イソヒヨドリ

ウォーキングでは一定の距離を保って、それ以上は近付いてきませんが、私を認識してくれているようです。
(でも写真撮りたいですね。一眼レフ欲しいです。)
いつか友達になりたいですね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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