
今回は、少々趣向を変えて2000年代のドイツ警察航空隊のフライトジャケットを分析します。
以前分析した【旧西ドイツ】国境警備隊(BGS)夏季用フライトジャケット(初期型)の後継モデルですね。
でもデザイン的には少々残念なところがありました。
実際にパイロットが使用していたものですが、ほとんど使用感のない極上品ですよ!
目次
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1 ドイツ警察航空隊フライトジャケット(夏用・グリーン・後期型)とは?

その理由は不明ですが、旧西ドイツ時代から警察装備はグリーン(ダークグリーン)が用いられていますね。
個人的なイメージですが、警察というとブラックか濃いブルー(紺)がまず浮かんできますが、グリーンというのは珍しいので、より印象に残ります。
(でも国境警備隊は、旧ナチスドイツ時代のウォーターパターン迷彩、防寒レザージャケットはブラック、セーターやシャツはダークイエローだったりしますが…。)
今回のモデルは、そんな旧西ドイツ警察からの流れを汲む、現用ドイツ警察が使用している夏季用フライトジャケットになります。
以前のモデルと違って、ドイツらしさは影を潜めた反面、アメリカっぽくなっているのが特徴ですね。
さてさて、それはどんなフライトジャケットなのでしょうか?
今回は、ドイツ警察装備マニアのみならず、フライトジャケットコレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
全体的にはアメリカ軍のMA-1風デザインに胸ポケットを加えたイメージですね。

背面
大きく「POLIZEI(警察)」と表示されているのが目を惹きますね。

背面反射プリント拡大
最新の反射塗料が使用されていて、夜間でも光に反応して目立ちますよ。

前面裏側
裏側のほぼ全面にライニングあり。
左胸の内ポケットに注意。

背面裏側

襟周りレイアウト
初期型のニット襟からMA-1のような襟に改変されていますね。

前合わせはジッパーのみ。
ジッパー裏にはストームフラップ(ウインドシールド)付き。

うなじのサイズタグ
黒地に白文字刺繍

ウエスト左側のタグ
2009年度契約品です。
ライニングの材質にビスコースを使用しているのは珍しいですね。


左胸内ポケット
ジッパーで開閉。
ポケット内部の生地はシェルと同じ。


ジッパーはイギリス軍やベルギー軍で使用されているメーカー製。
(つまりこのジャケットはベルギー製?)

エポレットはありませんが、階級章取り付け用の生地ループあり。
ドイツ公的機関装備あるあるですね。

胸ポケット
ジッパーで開閉。
中にはダットファスナーで開閉する謎のループあり。
(右胸のダットファスナーは凹側が一個紛失していました。)


左胸は正常
ダットファスナーは2個で長さを調整できます。

腰ポケット
左右にあります。
オープンタイプで、内側生地はシェルと同じです。


袖
強いテーパー付き。


袖ポケット
ジッパーで開閉。
表面にペンポケット付き。
ここもMA-1風ですね。

今回はBGSではなく警察署の紋章
ノルトライン-ヴェストファーレン州警察の紋章ですね。

袖ニット
化繊で筒縫いではなく、長方形のニットを縫い合わせて筒にしています。
シェルのステッチとニットのステッチ位置が合致!

襟ニット

腰ニット
アメリカ製品より短いのが特徴です。


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3 その特徴とは?
シェルは、グリーンに染められたコットン/ポリエステルのギャバジンで、薄く軽量で肌触りも良く、ある程度の防風性能があります。
一方ライニングはビスコース/ポリエステルで、艶があり滑りが良いですよ。
デザインは、エポレットなし(階級章を取り付けるループあり)、胸ポケット×2、腰ポケット×2、内ポケット、袖ポケットで、初期型とは大きくデザインを変更していますね。
また襟、袖口、腰にはニットを配して、冷気を遮断していますが、襟はMA-1のようなデザインに変更されていました。
全体的な縫製は、正確かつ丁寧ですが強度は少々足りない印象がありますね。
(気のせいかもしれませんが。)
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 2009年
製造場所 ドイツ
契約会社 ドイツ
製造会社 〃
材 質 コットン
ポリエステル
ビスコース
表記サイズ 52
(日本人のXXL)
各部のサイズ(平置)
肩幅 約58cm
身幅 約68cm
着丈 約65cm
袖丈 約62cm
状 態 中古極上品
官民区分 官給品
入手場所 東京の専門店
入手難易度 3(困難)
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ドイツ警察 POLIZEI スラントポケット レザージャケット プリント付 USED G3UP
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5 まとめ
ドイツらしいデザインでなくなったのは少々残念ですが、それでもまとまったフライトジャケットですね。
ライニングがあるとはいえ全体的に生地が薄いので、工夫すればより長い期間使用できそうですよ。
(着込めば日本の冬でも大丈夫?)
また内ポケットも含めたら6ポケットなので、使い勝手も抜群ですね。
ただスウェーデン軍装備もそうなのですが、このグリーンもコーディネートが難しいカラーです。
ドイツ警察パイロットのリエナクト(コスプレ含む)以外のファッションで使用する場合は、個人のセンスが問われそうですね。

それはともかく、ドイツ警察装備はそのアイテムの種類によって入手難易度が大きく違ってきますね。
今回のモデルは、圧倒的に入手困難品の部類に入るようです。
それでも国内外のオークションでは、稀に出品されていますね。
探しているあなたは、各種オークションをチェックしてみましょう。
今回は、ドイツ警察の夏季用フライトジャケットを分析しました。
いやー警察装備も、本当に素晴らしいですね!
それではまた、次回をお楽しみに!
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参考:初期型夏季用フライトジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎
他のドイツ国境警備隊(BGS)に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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ベルクロワッペン POLIZEI ドイツ 警察 ノルトライン=ヴェストファーレン州 縦9cm 横7.2cm
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※外箱角潰れ1カ所有※ 特注トミカ AEON No.70 スバル 360 ドイツ警察仕様
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