
小春日和(こはるびより)
「小春」は旧暦10月の異称で、
現在の11月から12月上旬の頃に当たります。
晩秋から初冬の「小春」の時期には、
しばしば春のように暖かく穏やかに晴れる日があることから、
「小春日和」と呼ばれるようになりました。
「小春日和」は、この期間にしか使いません。
冬晴れ(ふゆばれ)
冬の穏やかに晴れ渡った日を言います。
太陽の光が降り注ぎ、
昼間は少し暖かくなりなす。
「冬日和」(びより) とも言います。
「小春日和」は初冬の陽気ですが、
「冬日和」はもっと冬が本格化してからの
季語です。
寒晴(かんばれ)
「小寒」から「大寒」を経て
「節分」までの約30日間は、
寒さが最も厳しくなる頃なので、
「寒」または「寒の内」と呼ばれます。
そんな「寒の内」の頃のよく晴れた日を
「寒晴」(かんばれ) とか「寒日和」(かんびより) と
言います。
「冬晴」よりも更に寒さを感じる季語です。
特に太平洋側では
晴れる日が続くことが多く、
空気は乾燥して、日差しが眩しく
大気は遥かまで冴え冴えと澄み渡り、
空は抜けるように青く、
あらゆるものが
その輪郭を際やかに浮かび上がらせ、
存在を際立たせています。
「雪晴」(ゆきばれ)
一方日本海側も、何日も雪が降り続いた後で、
雲一つない青空に恵まれることがあります。
こちらは「雪晴」(ゆきばれ) と言います。
雪が反射しまばゆく光輝く晴天の青空と、
雪が鮮やかなコントラストを見せます。
雪国の人達にとって貴重な一日となり、
屋根に積もった雪を家族総出で下ろしたり、
子供達は雪合戦に興じたりします。
更に豪雪地帯の「雪晴」のことは
「深雪晴」(みゆきばれ) と言います。
