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冬の夜空(ふゆのよぞら)

 

冬の太平洋岸は青天が多く、
空気が乾燥し気温も低いため、
夜空も冴え冴えと空気が澄んで、
星や月も澄んで一段と輝きを増し、
美しく見えます。
 
12月5日は満月です。
 
 

冬の月

「冬の月」については、
紫式部の『源氏物語』朝顔巻に
有名なくだりがあります。
 
時につけても、
人の心を移すめる花紅葉の盛りよりも、
冬の夜の澄める月に雪の光りあひたる空こそ、
あやしう色なきものの、身にしみて、
この世の外のことまで思ひ流され、
おもしろさもあはれさも残らぬをりなれ。
すさまじき例に言ひおきけむ人の心浅さよ。
季節折々につけても、人が心を惹かれるらしい花や紅葉の盛りよりも、冬の夜の冴えた月に、雪の光が照り映えた空こそ、妙に、色のない世界ですが、身に染みて感じられ、この世の外のことまで思いやられて、おもしろさもあわれさも、尽くされる季節です。興醒めな例としてとして言った人の考えの浅いことよ。
 
寒月(かんげつ)
 
厳寒の空に、冴え冴えと現れる月は、
満月にせよ三日月にせよ、
青白く、寂しく、そして美しいですね。
 
「月」は四季を通してありますが、
「冬の月」特に「寒の時期の月」と言えば、
寒さによる心理的な要因もあってか
荒涼とした寂寥感が伴います。
 
雲が吹き払らわれた空から
冷たい月光が降り注ぐと、
いよいよ寒さが身に滲みて、
帰宅の足も自ずと早まります。
 
雪に閉じ込められた日本海側の
雪原や雪の街並を煌々と照らす月は、
一際、悽愴感を漂わせています。
 
寒三日月(かんみかづき)
 
「寒の内」に見られる三日月は、
冴え切って研ぎ澄まされた刃物のような
冷たく鋭い感じが際立つので、
特に「寒三日月」(かんみかづき) と言います。
 

冬の星(ふゆのほし)

 
冬に見る星は、空気が澄んでいるので、
北斗七星やオリオン座などの星座の形を
くっきりと見ることが出来ます。
 
空気が凍りついたように冴え渡ることから
「凍星」(いてぼし)
寒気に冴え渡って見えることから
「寒星」(かんせい)
木枯らしが吹きすさぶ冷たい夜に輝くことから「荒星」(あらぼし) と、
情景に応じて使い分けることも出来ます。
 
なお冬の星空で一番明るく大きい星は
「シリウス」です。
 
星冴ゆ
寒さで澄み切った冬の星を言います。
 
冬星座
 
冬は、空気が澄んで
天体観測には絶好の季節です。
 
北半球では主に12月から2月頃にかけて
次の星座が冬の夜空を彩ります。
・オリオン座(一等星:ベテルギウス)
・おおいぬ座(一等星:シリウス)
・こいぬ座 (一等星:プロキオン)
・おうし座 (一等星:アルデバラン)
・ぎょしゃ座(一等星:カペラ)
・ふたご座 (一等星:ポルックス)
・いっかくじゅう座
・やまねこ座
・うさぎ座
・エリダヌス座
・きりん座
・ちょうこくぐ座
・はと座
・ろ座            など
 
なお冬の星座で一番大きな星座は
「エリダヌス座」ですが
暗い星で形作られるため、
見つけるのは難しいかもしれません。
 
天狼(てんろう)
 
おおいぬ座の「シリウス」のことで、
「狼星」(ろうせい)、「青星」(あおぼし) とも
言います。
太陽を除けば、
地球から見える最も光り輝く恒星で、
古代中国ではその輝きを狼の眼光にたとえて、
「天狼」(てんろう) と名付けられました。
 
また古代エジプトでは、ナイル川の氾濫を
前触れする星と言われています。
 
冬の大三角(ふゆのだいさんかく)
 
「冬の大三角」(ふゆのだいさんかく)は、
冬の南の空に輝く
「オリオン座」の赤い1等星「ベテルギウス」、
その左下の星空の中で一番明るい
「おおいぬ座」の「シリウス」、
そしてベテルギウスの左にある
「こいぬ座」の1等星プロキオンを結んで
出来る大きな三角形です。
 
冬のダイヤモンド
 
おおいぬ座の「シリウス」、
オリオン座の「リゲル」、
おうし座の「アルデバラン」、
ぎょしゃ座の「カペラ」、
ふたご座の「ポルックス」、
こいぬ座の「プロキオン」を結んで出来る
6角形が「冬のダイヤモンド」です。
 
寒昴(かんすばる)
 
冬の夜空に冴え渡る星は美しいですが、
特に牡牛座のスバル星の輝きは印象深いです。
 
「スバル」と言うと
外国語のように聞こえますが、
れっきとした日本語で、
「統べる」(すべる) から来た言葉で、
古代、たくさんの珠を糸に貫いて環状とし、
首などにかけて飾りとしたものを
「御統」(みすまる) と言いました。
 
また「天皇」の日本訓みの
「スメラミコト」のスメラは、
玉に紐を通してその両端を握る意味の
「統べる」(すべる) からきた言葉です。
 
 
そんな星団の「スバル」は
日本でも古くから親しまれており、
清少納言も『枕草子』の中で、
「星はすばる」を挙げています。
 

霜夜(しもよ)

 
霜の降りる冬の寒い夜のことを
「霜夜」(しもよ)と言います。
 
今夜は随分と冷え込むと思って外を見ると、
最も気温が下がる明け方に霜が降り、
あまりの寒さに目が覚めると、
外は霜で白々と光っています。
 
なお「露」(つゆ) は、大気中の水蒸気が湿って、
夜間、草の葉や石などに水滴となって付着したもので、それが放射冷却などの急な気温低下に
より凍りつくことを言います。
 
 
よく晴れて風のない夜、
寒気が厳しく地表の温度が氷点下になると、
霜は降りやすくなります。
外気は身を切るようにしんしんと冷え、
辺りは静まり返り、
家にいても寒さが募ります。



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