
令和7(2025)年の梅雨明け
令和7(2025)年7月4日、気象庁は
「東海地方が梅雨明けしたとみられる」と
発表しました。
東海地方の「梅雨明け」は、
統計を開始した昭和26(1951)年以降では、
昭和38(1963)年の6月22日、
平成13(2001)年の7月2日に次ぎ、
昭和53(1978)年7月4日と並ぶ
過去3番目の早さとなりました。
令和7(2025)年の「梅雨明け」は、
各地とも例年よりも早くなっています。
<例年の梅雨明けの平均>
| エリア | 令和7(2025)年 | 平年/昨年 |
| 沖 縄 | 6月08日 | 6/21 (13日早い) |
| 6/20 (12日早い ) | ||
| 奄 美 | 6月19日 | 6/29 (10日早い) |
| 6/22 ( 3日早い ) | ||
| 九州南部 | 6月27日 | 7/15 (18日早い) |
| 7/16 (19日早い ) | ||
| 九州北部 | 6月27日 | 7/19 (22日早い) |
| 7/17 (20日早い ) | ||
| 四 国 | 6月27日 | 7/17 (20日早い) |
| 7/17 (20日早い ) | ||
| 中 国 | 6月27日 | 7/19 (22日早い) |
| 7/21 (24日早い ) | ||
| 近 畿 | 6月27日 | 7/19 (22日早い) |
| 7/18 (21日早い ) | ||
| 東 海 | 7月04日 | 7/19 (15日早い) |
| 7/18 (14日早い ) | ||
| 関東甲信 | 7/19 | |
| 7/18 | ||
| 北 陸 | 7/23 | |
| 7/31 | ||
| 東北南部 | 7/24 | |
| 8/01 | ||
| 東北北部 | 7/28 | |
| 8/01 |
7月5日(土)も東日本や北日本では
大気の状態が不安定で、
所々で雨や雷雨になりますが、
7月6日(日)は高気圧が東日本付近まで
張り出すことから、
まだ「梅雨明け」の発表がない
関東甲信は7月6日(日)頃、
北陸や東北は7月7日(月)頃には
「梅雨明け」となる可能性があるそうで、
平年より大幅に早い「梅雨明け」となる
見通しです。
令和7(2025)年7月3日、日本気象協会が発表した
平年よりかなり早い梅雨明けとなり、
「猛暑が長期戦」となりそうだとしています。
また、短い梅雨のため
「少雨」が懸念されることから、
節水を心掛けることを提案しています。
梅雨明け(つゆあけ)
平均30日間の梅雨の期間が終わることです。
「梅雨あがる」「梅雨の後」とも言います。
梅雨が終わるのは、
暦の上では「入梅」から30日後くらいですが、
実際は、7月中旬から下旬にかけて
「梅雨前線」の北上により、
南から北へと順に明けていきます。

「梅雨明け」のタイプは2つ

「梅雨明け」には2つのタイプがあります。
「梅雨明け」の多くのタイプは、
「太平洋高気圧」の勢力が次第に強まることで、
本州の南に停滞している
「梅雨前線」が北に押し上げられて、
活動が次第に弱まって消滅するタイプです。

この場合は、
本格的な夏を迎え、暑い日が続きます。
ただこの時期はまだ、体が暑さに慣れている
「暑熱順化」が出来ていないために、
体温の調節が上手く出来ずに、
体の中に熱が溜まって体温が上昇し、
「熱中症」になる危険性が高まります。
水分や塩分を適宜補給して、
「熱中症」には十分注意して下さい。

<暑熱順化に有効な対策>
・ウォーキング・ジョギング
[目安]ウォーキング:1回30分(週5日程度)
ジョギング :1回15分(週5日程度)
帰宅時に一駅分歩く、外出時は階段を使用する
など、意識して少し汗をかくような動きを!
・サイクリング
[目安]1回30分(週3回程度)
・筋トレ・ストレッチ
[目安]1回30分(週5回~毎日程度)
運動時の室内の温度には注意。
暑くなり過ぎたり、水分や塩分が不足したり
しないように!
・入浴
[目安]2日に1回程度
湯船にお湯をはって入浴しましょう。
入浴の前後には水分と適度な塩分を補給!
湯の温度が高めの場合には時間は短め、
湯の温度が低めの場合には少し長めの入浴!
<注意>
個人の体質・体調、その日の気温や室内環境に
合わせて、無理のない範囲で行って下さい。
天気や気温などの環境の変化に注意し、
水分や塩分を適宜補給して十分注意して下さい。

「梅雨明け」のもう一つのタイプは、
「太平洋高気圧」の勢力が弱く、
代わりに北側にある「オホーツク高気圧」の
勢力が強まって日本付近を覆い、
「梅雨前線」が本州の南海上に離れて、
活動が次第に弱まって消滅するタイプです。
この場合は、
東からの比較的冷たい空気が流れ込むため、
北日本や東日本では、
「梅雨明け」後はしばらく涼しくなります。
梅雨明け十日
「梅雨明け十日」と呼ばれる
天気のことわざがあります。
「梅雨明け」直後の10日間くらいは
安定した晴天が続くという意味で、
勢力が強まった「太平洋高気圧」に覆われて
夏らしい天気が続きます。
週間天気予報を見ても
30℃以上の暑い日が続く
「晴れ」マークばかりになります。
白南風(しろばえ)
梅雨が明ける頃に、夏空が明るく晴れ渡り、
南東方向から吹いてくる
爽やかな季節風のことを
「白南風」(しろばえ)と言います。
梅雨の初めに吹く
暗くどんよりとした湿った南風の
「黒南風」(くろはえ)と対になる言葉で、
空の雲の色も暗い雨雲から、
夏の澄んだ白い雲へと変化し、
明るい季節に向かう期待がこもった
美しい名前です。
「はえ」は、主に山陰や西九州地方で
用いられる「南風」の呼び名です。
元々は船乗りの言葉です。