以下の内容はhttps://www.linderabell.com/entry/summer/asagaoより取得しました。


朝顔市(あさがおいち)

毎年7月6日から7月8日までの3日間、
東京都台東区下谷の「入谷鬼子母神(真源寺)」で
日本最大の朝顔市「入谷朝顔まつり」が
開催されます。
 
 

入谷朝顔まつり

 
「入谷鬼子母神」(いりやきしもじん) の参道から
境内にかけて立つ「朝顔市」は、
入谷朝顔まつり」とも呼ばれ、
毎年7月6日、7日、8日の3日間に開催される
下町の夏の風物詩となっているお祭りです。
約60軒の朝顔業者と約100軒の露店が
道路一杯に並び、朝5時頃から多くの人で
賑わいます。
「入谷鬼子母神」の名で親しまれていますが
正式名称は「仏立山 真源寺」(ぶっせんざん しんげんじ) です。
住所:〒110-0004 東京都台東区下谷 1-12-16
 
入谷朝顔まつり」は5日に
「入谷朝顔発祥の地」の碑の前で行われる
朝顔供養から始まります。

www.asagao-maturi.com

 

江戸の花、朝顔ブーム

「江戸」という時代は、
園芸が盛んに流行った時代でした。
特に園芸植物の中でも「朝顔」は
鉢植えでの栽培がしやすく手軽で、
しかもあまり費用が掛からないことから
人気を集めました。
品種改良が進んで珍しい形の「朝顔」も
出回ったことから、
園芸好きの間で好まれる花となりました。
 
 
火付け役は文字通り
「江戸の火事」
文化3(1806)年3月4日昼、
高輪泉岳寺門前の牛町から出火すると、
530余の町を焼失し日本橋、浅草方面まで延焼。
千人を超す焼死者が出しました。
「明暦の大火」「目黒行人坂の大火」に次ぐ
「江戸三大火」の一つで、
「牛町火事」と呼ばれています。
 
「牛町火事」で類焼した下谷御徒町界隈では、
その空き地を利用して
「朝顔」が栽培されるようになりました。
 
下級武士「御徒」の内職
当時の御徒町は、「御徒」(おかち) と呼ばれた
一代限りで召し抱えられた御家人が居住する
地域でした。
家禄が支給され、敷地は拝領出来ましたが、
生活は楽ではありませんでした。
そこで敷地の一部を町人に貸して地代を取り、
敷地に畠を作って野菜を得、内職をしました。
傘張り、植木、朝顔作り、草花、小鳥、
竹細工、金魚など色々な内職をしました。
 
「御徒」と呼ばれた下級武士らは、
以前から植木屋から指導を受けて、
狭い菜園のようなところで内職として
「朝顔」を栽培し、収入を得ていたといいます。
近くに薬屋や医者の集まる薬研堀があったので
にそこに卸す薬用の「朝顔」を
請け負って作っていたのかも知れません。
 
当時、大流行していた
葉や花の形、色などが大きく変化した
「変化朝顔」(へんかあさがお) 栽培にも熱心で、
焼け跡を利用して栽培された朝顔を見ようと
愛好家のみならず物見高い江戸っ子が押し寄せ、
下谷御徒町の朝顔は江戸名物となりました。
 
幕末には品種も増え、
江戸を始め京都や大阪などの商業地域で
「朝顔」の品評会が開かれるようになったのが
「朝顔市」の始まりだと言われています。
 

linderabella.hatenadiary.com

 
朝顔の新名所「入谷」
明治に入ると一旦は衰えましたが、
明治15(1882)年頃から「入谷」が
「朝顔」の名所として新たに登場しました。
下谷坂本村入谷の十数軒の植木屋が、
一軒500~600坪の広大な土地で手塩にかけて
多種多様な「変化朝顔」を育て、
それを陳列して人に見せるようになりました。
入谷の通りは見物人で一杯になったので、
やがてはそれを売るようになりました。
 
当時は町中の植木屋が、7月15日に開園し、
客寄せするかたちのもので、
それぞれの職人の腕と個性に違いのある
「朝顔」を並べました。
明治34(1901)年の記事には、
「見料三銭を払って這入ると、
 一反ばかりの庭一面に朝顔の鉢をおき並べて、
 その間を観客がぐるぐる巡覧している。
 家の廻りには、上に葭ずをかけて、
 その下の床几に五、六人腰を掛けている。
 前には咲きそろった朝顔の鉢が
 所狭く陳列してある。」
 
「入谷の朝顔市」の途絶
その後、入谷一帯は急速に宅地化が進み、
栽培地が不足し、業者も減少しました。
そしてとうとう大正2(1913)年には、
植木屋「植松」の廃業を最後に、
朝顔市は廃絶してしまいます。
 
「入谷の朝顔市」の復活
しかし敗戦から三年後の昭和23(1948)年、
地元の有志と台東区の援助によって、
「入谷の朝顔市」は再開されました。
戦後新たに町の活性化の為にと復興した
「入谷の朝顔市」は、
朝顔の種子を指す生薬を
「牽牛子」(けんごし) と呼ぶことから、
その開催日を「七夕」に合わせました。
 
なお第二次大戦後の復活以来、
開催が中止されたのは
「東日本大震災」のために1回、
「新型コロナウイルス感染拡大防止」のために
2回、合わせて3回です。
 
江戸川区鹿骨特産の朝顔
現在「入谷の朝顔市」を陰で支えているのは、
江戸川区鹿骨 (ししぼね) の三十件程の園芸農家
です。
昭和23(1948)年の「入谷の朝顔」復活は、
入谷の住民達が切り花の生産が盛んな
江戸川区鹿骨の園芸農家に生産を依頼して
成し遂げられたものでした。
そして昨年、令和6(2024)年に
「入谷の朝顔市」に並んだ5鉢の朝顔の
約6割が江戸川区産でした。
 

全国の朝顔市

-埼玉県-
第29回 人形のまち岩槻 朝顔市:2025/7/6(日)
第43回 草加 朝顔市:2025/7/6(日)
第49回 あさがお・ほおずき市 (蕨市):
 2025/7/5(土)~7/6(日)
 
-千葉県-
伝統の朝顔:2025/8/6(水)~8/31(日)
 歴史民俗博物館 くらしの植物苑 (佐倉市)
 
ー東京都ー
第16回 すがも 朝顔市:2025/7/2-4
第36回 小岩 あさがお市:2025/7/13(日)
向島百花園大輪朝顔市:2025/7/27(日)-8/3(日)
第40回 文京朝顔・ほおずき市
 2025/7/19(土)-20(日)
第37回 くにたち 朝顔市:2025/7/5-6
2025 せいせき 朝顔市:2025/7/5-6  (多摩市)
活力市 あさがお・ほおずき市
 2025/7/5-6 (羽村市)
 
-神奈川県-
あさがお展:2025/7/1(火)-31(木)
 川崎市緑化センター
三溪園 朝顔展:2025/7/27(日)~7/31(木)
 
-中部地方-
 ・第47回 千代女 あさがおまつり:2024/8/2-6
第36回 名古屋 朝顔まつり
:2025/7/23(水)-27(日)
 愛知県名城公園フラワープラザ
 
-西日本-
・第65回 朝顔展:2025/7/31(木)-8/4(月)
 京都府京都府立植物園
岡山県浦安総合公園 西地区 朝顔市:2025/7/5
ヘブンリーブルーの丘:2025/8/9-9/15
 Flower village 花夢の里 (広島市)
水前寺成趣園 肥後朝顔展:2025/7/6(日)-9(水)
仙巌園 朝顔の展示:2025/7/19(土)-8/9(土)



以上の内容はhttps://www.linderabell.com/entry/summer/asagaoより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14