
「梅雨入り」するには少し早い
5月中旬から6月上旬にかけて、
本来の「梅雨」に先駆けて
「梅雨」を思わせるような天気が続くこ とを
「走り梅雨」(はしりつゆ)と言います。
走り梅雨(はしりつゆ)
5月末頃から、まだ「梅雨入り」前なのに
あたかも「梅雨」のように雨が降り続く
天気の続くことがあります。
このまま「梅雨」になるのかと思っていると、
また、晴天が続いたりもする・・・。
そんな「梅雨」の前触れを
「走り梅雨」(はしりづゆ)、
「梅雨の走り」(つゆのはしり)、
「前梅雨」(まえづゆ)あるいは
「迎え梅雨」(むかえづゆ)と言います。
「走り」(はしり)とは、
物事の「先駆け」 という意味があり、
まだ本格的な「梅雨」の始まり
と言う訳ではありません。
しかし、遠からず「梅雨」に
入るであろうという気配が感じられるので、
鬱陶しい梅雨の季節への心構えをします。
そして梅雨が明ける頃に降る大雨のことを
「送り梅雨」(おくりつゆ)と言い、
激しい雷雨となることが多いので、
注意が必要です。
また「梅雨明け」したかと思っても
また降り出す雨を、
「返り梅雨」、「戻り梅雨」と言います。
《参考》梅雨の言葉
雑節「入梅」
暦の上での「梅雨」入りを
雑節の「入梅」(にゅうばい)と言います。
雑節の「入梅」(にゅうばい)は
太陽黄経(太陽が天球上を通る経路)上で
「春分の日」を0°とすると、
丁度80°の所に太陽が来る日のことを指します。
毎年6月10日頃となります。
令和7(2025)年も6月11日の水曜日になります。
実際の「梅雨入り」
実際の「梅雨入り」は、
梅雨前線がその地方に停滞し、
しばらく雨や曇りの日が続きそうな時に
「〇〇地方が梅雨入りしたとみられる」と
気象庁では「梅雨入り」を発表します。
今年の「梅雨入り」

今年の梅雨はどうなりそうなのでしょうか。
近年、本州の「梅雨入り」は早い傾向にあります。
最も早い「梅雨入り」は沖縄・奄美地方では、
令和7(2025)は5月22日頃に
「梅雨入り」したと発表されました。
気象庁が5月20日に発表した3か月予報では、
今年の6月~8月は、
西日本・東日本を中心に
暖かく湿った空気が流れ込みやすく、
降水量は平年並みか多い見込みとなって
います。