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10月6日は「石油の日」

 

10月6日は「石油の日」です。
社会のインフラとして
人々の生活に欠かせない石油の重要性や、
石油販売拠点でもあるガソリンスタンド
(サービスステーション=SS)の社会的意義を
多くの人に再認識してもらうことを目的に、
燃料油脂新聞社」が制定しました。
燃料油脂新聞」は、
昭和20(1945)年12月に創刊して以来、
60年以上に渡り、日刊で発行を続けている
業界最大の石油専門紙です。
 
日付は、「106」を
「1=イ」 「0=オ」 「6=ル」と見立てて並べ替えると
オイル(石油)となることと、
昭和48(1973)年10月6日に発生した
「第一次オイルショック」の教訓を生かして
もらおうと10月6日になりました。
 
 

石油・原油・石油製品の関係

石油
「原油」と「石油製品」を総称したものが
「石油」です。
「原油」は「石油」の一部です。
 
原油
「原油」とは、油田から採掘し、
手を加えていない状態のものを指します。
「原油」は2億5,000万年前から6,500万年前頃に
海や湖にいた生物の死骸が、長い時間をかけて
変化したものと考えられています。
 
石油製品
「原油」を蒸留・精製することで作られるのが、
「石油製品」です。
LPガス Liquefied Petroleum Gasの略称で、液化石油ガスのこと。プロパンやブタンが主成分の気体燃料。ガスコンロや給湯器の他、タクシーや火力発電所の燃料として使われている。
ガソリン 自動車の燃料を中心に、農業機械用の燃料や、油脂汚れ用の溶剤としても使用される。揮発性が高く引火しやすいため、灯油などと混同されないようオレンジ色に着色されている。
ナフサ 熱分解することで、エチレンやプロピレン、ベンゼンなどに分けられ、プラスチックや合成繊維といった化学由来製品の原材料として使われる。
ジェット
燃料
航空機のジェットエンジンに使用される。人命に関わるため、燃焼性の良さや不純物の少なさなど、規格が厳格に定められている
灯油 主に石油ストーブなどの暖房用燃料や、給湯、風呂炊きなどに使われる。引火点が常温よりも高いため、石油製品の中では比較的扱いやすい。
軽油 バスやトラック、ダンプカーなど、ディーゼルエンジンを搭載した大型車両の燃料として主に使用される。ガソリンに比べ、燃費性能が優れている。
重油 粘り気のある重い液体。火力の強さが特徴で、工場機械やビル暖房、船舶用燃料、火力発電など、大きなエネルギーが必要な用途で使われることが多い。
重油から
精製して
つくられる
製品
アスファルトや、エンジン・機械に使用される潤滑油、肥料や薬品の原料となる硫黄などが該当。
独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構
原油・石油・ガソリンは何が違う?
ガソリン価格が変動する理由についても解説!
 

日本の石油供給量

日本の石油供給の90%以上は中東から
石油は産地が偏在しており、
その多くが中東に存在しています。
 
 
日本は中東地域のサウジアラビア(42.5%)、
アラブ首長国連邦(29.9%)、カタール、
クウェート、イラク、オマーンなどから
輸入しており、2020年度にそれらの合計が
全体に占める割合は92.0%でした。
 
 
更にウクライナ危機から
ロシア原油の禁輸方針を決定した結果、
令和4(2022)年7月の中東依存度は
過去最高の98%を記録、
その後も中東依存度は月次ベースで
95%前後での高止まりを続けています。
 
 
ところが令和5(2023)年10月7日以降、
中東情勢が不安定化しています。
 
オイルロード
 
石油の主な輸出地域たる中東から日本へ運ぶ
「原油」を運ぶ海上の道のことを
「オイルロード」と言います。
 
ペルシャ湾から出ると、
アラビア海からインド洋、マラッカ海峡、
東シナ海を抜ける「オイルロード」は
全長1万2千㎞に及びます。
その道のりをタンカーは15~17日をかけて、
日本の備蓄基地や製油所に到着します。
 
入港し、シーバースに近づいたら
本船の20本もの係留ワイヤーを固定して
着桟完了し、
船の送油ポンプで海底のパイプラインを介して
陸上のタンクに原油を送り込みます。
「シーバース」
港の沖合に設けられた桟橋あるいは浮標。
タンカーなど超大型船を係留して、
原油の積み下ろしを行います。
 
チョークポイント
 
石油が輸送される際の安全確保は、
エネルギー安全保障の上でも非常に重要です。
世界的に海上輸送ルートとして広く使われる
狭い海峡を「チョークポイント」と言います。チョークポイントについては、
米国エネルギー省エネルギー情報局 (EIA)」が
8か所のチョークポイントを示しています。
 ホルムズ海峡、マラッカ海峡、
 バブ・エル・マンデブ海峡、
 スエズ運河、トルコ海峡、パナマ運河、
 デンマーク海峡、喜望峰
 
中東から原油の大半を輸入している日本は、
複数のチョークポイントを通過するために
リスクが増加し、数値も上昇する傾向に
あります。
 

石油備蓄

 
第一次石油危機の経験を通じて、
緊急時における石油の安定供給を図る上で
石油備蓄の抜本的増強を図る必要が
強く認識されて、昭和50(1975)年に
「石油備蓄法」(せきゆびちくほう) が制定されました。
更に、当初は対象とされていなかった
石油ガス (LPG) についても、昭和56(1981)年に
「石油備蓄法」の一部改正が行われ、
新たに石油ガス輸入業者に対する
石油ガス備蓄の義務付けが行われました。
 
 
我が国の石油備蓄は、
「国家備蓄」 「民間備蓄」 「産油国共同備蓄」の
3つの方法により実施しています。
石油備蓄量は過去20年以上に渡り
8000万~9000万㎘台で安定的に推移しています。
また、景気低迷に伴う産業用需要の減少や
自動車の燃料消費効率向上など
省エネ化の推進もあって、
ここ3年程の備蓄日数も200日前後と高い水準を
確保しています。
 
 
資源エネルギー庁によると、
令和6(2024)年7月末現在は以下の通りです。
<国家備蓄>
 ・備蓄日数=143日分
 ・保有量 =原油4232万㎘、製品143万㎘
<民間備蓄>
 ・備蓄日数=92日分
 ・保有量 =原油1304万㎘、製品1443万㎘
<産油国共同備蓄>
 ・備蓄日数=9日分
 ・保有量 =原油273万㎘
<3者合計>
 ・備蓄日数=244日分
 ・保有量 =7395万㎘
 

www.enecho.meti.go.jp

 

日本の原油自給率

日本の原油自給率は、昭和45(1970)年頃から
令和2(2020)年度に至るまで
継続して0.5%未満の水準にあります。
 
日本で石油は取れるのか?
日本にも、新潟県や秋田県、北海道などに
油田があります。
特に新潟県では、
古くから原油や天然ガスの開発が行われ、
国内生産の大部分を占め、
その生産量は現在全国1位となっています。
 
日本最古の油田「黒川油田」
 
『日本書紀』に、天智天皇の7(668)年に、
「越国、燃ゆる土燃ゆる水を献ず」
と記述されています。
この燃える水こそ原油のことで、
新潟県胎内市の旧黒川村の地から
採取されたものであると言われています。
昔は「臭水」 (くそうず) と呼んでいました。
 
この「臭水」 (くそうず) を採取した油坪は、
現在、国の史跡に指定され、
明治6(1873)年に黒川村で
原油の採掘技術を指導した英国人医師から
「シンクルトン記念公園」と名付けられました。

niigata-kankou.or.jp

 
 
また、毎年7月に『日本書記』の記録をもとに
伝統儀式「燃水祭」を開催して、
そこで採油した油を天智天皇が祀られる
滋賀県の「近江神宮」に献上されます。
 
そして「近江神宮」では、
全国の石油・エネルギー業界・関連業界関係者が
多数の参列して、ランプに灯をともして
献灯の儀」が行われています。

oumijingu.org

 
日本の原油自給率
 
ところで「黒川油田」の本格的な開発は
昭和15(1940)年から始まりました。
最盛期は戦時中の昭和17(1942)年で、
それ以降は急速に減産していきました。
しかし昭和31(1956)年までの
掘削井数は100を超え、
総産油量は3万㎘を記録しています。
そしてその後も僅かですが、
採油は続けられています。
 



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