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祈年祭(きねんさい・としごいのまつり)


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「祈年祭」(きねんさい)とは

 
「祈年祭」(きねんさい)とは、
毎年2月17日、春の耕作始めに、
宮中や全国各地の神社で行われる
その年の五穀豊穣を予祝して神に祈る
農耕の祭儀で、
「としごいのまつり」とも呼ばれます。
 
その年の収穫に感謝する11月の
新嘗祭(にいなめさい)と対になる
春祭の代表的な神事です。
「祈年」(としごい)
「とし」とは稲の美称であり、
「稔」に通じ、稲の実りを意味します。
「こい」は祈りや願いで、
お米を始めとする五穀の豊かな稔りを
祈ることを意味します。
それは稲作民族の日本人にとって、
最大の願いでした。
 

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「祈年祭」の変遷

斎庭稲穂の神勅
『日本書紀』には、天照大御神あまてらすおほみかみ皇孫すめみま瓊瓊杵尊ににぎのみことが天降られるに際し、
三つの神勅 (しんちょく) をお授けになられと
記されています。
「天壌無窮の神勅」(てんじょうむきゅうのしんちょく)
「宝鏡奉斎の神勅」(ほうきょうほうさいのしんちょく)
そして稲穂と共に授けられた
「斎庭稲穂の神勅」(ゆにわのいなほのしんちょく)
です。
 
「斎庭の稲穂の神勅」とは、
「吾が高天原にきこしめす斎庭の稲穂を以て、
 また吾が児にまかせまつるべし」とあり、
天照大御神が「人々の食の中心」として
高天原で召されている神聖な田の稲穂を
地上に授けたことを伝える神勅です。
「斎庭」(ゆにわ)
 「斎」は「浄化」「崇拝」、
 「庭」は「庭園」の意味で、
 清浄な場のことで、神を祀るために
 祓い清めた所という意味です。
 
それ以来、米は日本の主食となり、
日本人にとって、
「五穀の豊かな稔り」は最大の願いであり、
稲作は神聖なものであり、
稲作に関する祭りは特に重要なものでした。
 
祈年祭の起源
「祈年祭」の起源は、律令以前に遡る
春の予祝儀礼にあると言われています。
 
『日本書紀』には、
天智天皇9(670)年に諸神の座を敷いて
幣帛 (へいはく) を頒かったこと、
天武天皇4(675)年正月に
諸社に幣帛 (へいはく) を祀ったこと、
持統天皇4(690)年正月に畿内において天神地祇に
幣帛 (へいはく) を頒かったことなどの記録があり
実質的な「祈年祭」が行われたようです。
 
なお、「祈年」という文字は
『続日本紀』の慶雲3(706)年2月に
「始めて祈年の幣帛の例に入る」があります。
 
平安時代の祈年祭
「国家の大事」
 
『類聚三代格』(るいじゅさんだいきゃく)
寛平5(893)年の官符には、
「二月祈年・六月十二月月次祭・十一月新嘗祭等者
国家之大事也」とあります。
『類聚三代格』(るいじゅさんだいきゃく)
平安時代に編纂された法令集。
官司別となっていた三代格
(「弘仁格」「貞観格」「延喜格」)の記事を
神祇・仏事など事項別に分類したもの。
 
基本的に、朝廷の祭祀も
稲作の成功を祈るものが中心で、
田植前のこの時期に「祈年祭」を行いました。
 
「祈年祭」(きねんさい)のこの日には、
朝廷の一切の政務は停止され(廃務)、
宮中の賢所で祭典を行う他、
伊勢神宮を始め、
『延喜神名式』に載る3132座全ての神様にも
幣帛(へいはく)が奉られました。
まさに「国家の大事」だったのです。
 
しかしやがて衰え、
「応仁の乱」以後は廃絶してしまいました。
 

 
祈念穀奉幣(きねんこくほうへい)
豊作の祈りは最高の願いでしたから、
延喜2(902)年頃からは「祈年祭」に加えて
2月と7月中の吉日を選んで
特に選ばれた神社に奉幣する
「祈念穀奉幣」(きねんこくほうへい) を行いました。
 
最初は少数の神社対象でしたが、
最終的には22社(伊勢・石清水・賀茂下上・
松尾・平野・稲荷・春日・大原野・大神・
石上・大和・広瀬・龍田・住吉・日吉・梅宮・
吉田・広田・祇園・北野・丹生・貴布禰)、
それぞれに奉幣使が派遣されました。
 
明治以降
それが明治に入ると、明治2(1869)年に
伊勢神宮・宮中の祈年祭が再興されました。
まず2月4日に宮中において
諸神に「幣帛(へいはく)を供える
「頒幣」(はんぺい)の儀式が行われ、
2月17日には宮中三殿で祭祀を行った他、
伊勢神宮へは勅使を派遣して祭祀を執行し、
全国の官国幣社でも大祭で奉仕しました。
大正3(1914年)以後は、府県社以下の神社へも
頒幣が行われるようになりました。

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第二次世界大戦後
第二次世界大戦後は、
公的な性格は失われてしまいましたが、
現在も、宮中の賢所や伊勢神宮では
古儀のままの形で「祈年祭」を厳行しています。
また各地の神社でも
「祈年祭」とは称さないものの、
豊穣祈願の祭りとして神事が広く行われて
います。
 
 

伊勢神宮の祈年祭

伊勢神宮」の外宮・内宮において
天照大御神を始めとする神々に
お食事をお供えする
「大御饌の儀」(おおみけのぎ)が行われ、
続いて勅使が天皇陛下の幣帛(へいはく)を奉る
「奉幣の儀」が行われます。

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