3月16日は「折りたたみ傘の日」です。
折りたたみ傘の日
折りたたみ傘は、1928年に
ドイツ人のハンス・ハウプト
(Hans Haupt)が構造を考案し、
3月16日に特許を取得し、
その特許をもとにドイツの傘メーカーの
「クニルプス社 (Knirps)」が製造・販売を
開始します。
ヨーロッパを始め、各国の主要都市にある
百貨店や専門店で
「Knirpsはどこにありますか?」と尋ねると
傘売り場に案内されるほど浸透している
世界的な名称になっているそうです。
また1950年代からは、
ドイツの天気予報で雨が降りそうな日は
「Knirps-Weather (クニルプス・ウェザー)」
と呼ばれているらしいです。
世界で初めて折りたたみ傘を商品化した
「クニルプス社 (Knirps)」の
日本における総輸入販売元・
「イマオコーポレーション」が
折りたたみ傘がドイツ発祥であり、
「Knirps(クニルプス)」が
折りたたみ傘の代名詞であることを
より多くの人に知ってもらうために
「日本記念日協会」に申請し、
令和6(2024)年、認定されました。
日付は、ハンス・ハウプトが特許を取得した日
(1928年3月16日)に因んでいるそうです。
因みに6月11日は「傘の日」です。
「日本洋傘振興協議会
(Japan Umbrella Promotion Association
= JUPA) 」が平成元(1989)年に制定しました。
6月11日は、暦の上で「梅雨の時期に入る日」を
意味する雑節「入梅」に当たる日です。
日本洋傘振興協議会では毎年、
ファッション性や機能性など、
傘の持つ多様な魅力の紹介に努めています。
日本における
「折りたたみ傘」の歴史
日本では、昭和4(1929)年頃に
高木商会が英マンニング社製のものを
輸入販売が始まりで、
昭和9(1934)年には伊勢丹で
二段式折りたたみ傘が発売されていた
ようです。
戦後の昭和22(1947)年、白田忠三郎が
折りたたみ洋傘骨の実用新案権取得するなど、
1950年前後になるといくつかのメーカーが
折りたたみ傘の国産化・改良を進め、
親骨に溝地金が使われホック式に改良され、
現在の形式になったのを契機に
急速な需要の増加が起こりました。
中でも、昭和29(1954)年に開発された
アイデアル社(旧・丸定商店)の
スプリング式折り畳み傘は、
1回の動作で開閉ができることや
植木等さん出演のCMによって
国内で爆発的にヒットしました。
当時アイデアル社は市場の3割以上のシェアを
占めていたそうです。
残念ながらアイデアル社は、
平成3(1991)年8月期の約24億円をピークとし
安価な外国製の傘の流入などの影響もあって
その後の売り上げは低迷し、
平成18(2006)年6月9日に事業停止、
自己破産を申請しました。
1960年代になると、傘の生地として
ナイロンやポリエステル素材の普及し、
その後三段折りや軽量化を経て、
現在では、耐風性(耐久性)、撥水、丈夫さ、
軽量化、コンパクト性能や畳みやすさなど
高機能な携帯品として普及しています。
また晴雨兼用傘も増えてきており、
遮光性、遮熱性も取り入れられています。