以下の内容はhttps://www.linderabell.com/entry/March/Baumkuchenより取得しました。


3月4日「バウムクーヘンの日」

 
 

バウムクーヘンの日

 
3月4日は「バウムクーヘンの日」です。
平成22(2010)年に
「株式会社 ユーハイム (Juchheim)」によって
制定されました。
 
 
第一次世界大戦中にドイツ人捕虜として
瀬戸内海の広島湾に浮かぶ
似島 (にのしま) の収容所に収容されていた
菓子職人 カール・ユーハイム (Karl Juchheim) が
大正8(1919)年3月4日に、
「広島県物産陳列館 (後の原爆ドーム)」で
開催された
「俘虜 (ふりょ) 製作品展覧会」において
バウムクーヘンを出品したのが
日本における「バウムクーヘン」の発祥とされ
これを記念して3月4日は
「バウムクーヘンの日」と制定されました。
 

日本における
「バウムクーヘン」の誕生

 
ユーハイムは、1908年より、清の⻘島で
「カフェ・ユーハイム」という菓⼦店兼喫茶店の
店主兼菓⼦職⼈をしていました。
⻘島は1898年に、清朝からドイツ帝国へ
「膠州湾租借条約」により
99年間の期限で租借された地域でした。
 
そこに1914年の第一次世界大戦が勃発。
日本は「日英同盟」を理由に
ドイツに宣戦布告し、
同年11月に青島を占領しました。
 
1915年9⽉に捕虜となったユーハイムは、
初めは⼤阪俘虜収容所に収容されましたが、
瀬戸内海の広島湾に浮かぶ似島 (にのしま)
新しく建てられた収容所に移動させらました。
 
 
当時、捕虜達は、収容所内に井⼾を掘って、
野菜栽培を行なうなど
⾃律的な活動を⾏っていた他、
農道の拡幅補修作業を行い、
地元⺠に便をもたらしたことなどから、
地元⺠との親善ムードも醸成されていました。
更に終戦の兆しが伝わったことで、
捕虜達は戦後の⾝の振り⽅を考える
社会復帰までの準備期間でもありました。
 
このような状況下、広島県主催で広島市内の
「物産陳列館(現在の原爆ドーム)」で
ドイツ捕虜が製作した物品の展⽰即売会が
大正8(1919)年3⽉4⽇に開催されました。
ドイツは1918年11⽉11⽇に
休戦協定に調印しているので、実質的に
第⼀次世界⼤戦は終わっていました。
正式な終戦は1919年の6⽉28⽇の
「ヴェルサイユ条約」調印です。
 
 
展⽰即売会は捕虜達にとっては
専⾨の腕前を披露する機会であり、
彼らは各⾃の専⾨に従って、
ハムやソーセージ、パンそして家具に⾄るまで
⾃作の作品を出品しました。
そんな中、ユーハイムは「サンドケーキ」と
「バウムクーヘン」を出品し、
大好評を博したそうです。
 
 
これに勇気づけられたユーハイムは
⾷料品店「明治屋」が
大正18(1919)年に東京銀座に開店した
新しい洋風喫茶「カフェ・ユーロップ」の
製菓部⾨に就職しました。
 
当時の⽇本では、
洋菓⼦名は主に英語が使われていたため、
「バウムクーヘン」は英語名の
「ピラミッドケーキ」と呼ばれていました。
ユーハイムが助⼿に鉄製の⼼棒を回させながら
焼いた「ピラミッドケーキ」は
表⾯に凹凸のあるタイプで、
彼は表⾯のツノの出来⽅に特に気を配っていた
そうです。
 
ユーハイムは3年の契約満了したのを機に
明治屋を辞して、横浜に⾃⾝の店
「E・ユーハイム」を開店。
 
大正12(1923)年の関東⼤震災を機に
店を神⼾に移し、店名を「JUCHHEIMʼS」とし、
焼き上がった2m近いバウムクーヘンを
客の注⽂に応じて、半ポンド、1 ポンドと
切り分けて売ったそうです。
 

日本で独自の進化を遂げた
「バウムクーヘン」

今ではコンビニやスーパーでも手軽に買える
身近なスイーツの「バウムクーヘン」ですが、
日本のバウムクーヘンは、
柔らかくしっとりとした食感が特徴で、
更に日本独自の進化を遂げています。
 
本場ドイツの「バウムクーヘン」
 
珍しい種類の菓子であり
日本ほど一般的ではありません。
本場ドイツの「バウムクーヘン」は
国立ドイツ菓子協会によって
材料や作り方で規定があります。
使用する油脂はバターのみで、
ベーキングパウダーは使用しません。
バター・小麦粉・砂糖1に対し、卵を2使用し、
職人が1本1本手作りする・・・。
ドイツ内では規定をクリアしていないと
「バウムクーヘン」としては
販売することが出来ません。
ドイツの規定では、
材料や作り方が異なる場合には
「バームクーヘン」となるようです。
 
このように伝統的で非常に特殊な作成方法で
専門装置や技能を要するため、
一般的な菓子店では扱っていないことが多く、
入手しようと思えば専門店を探す必要が
あります。
そもそもドイツで菓子職人
「コンディトア (Konditor)」になるためには、
職業学校 (理論) と菓子店の工房 (実技) との
両方で学び、国家資格である「ゲゼレ」を
取得するのが一般的です。
ユーハイムも1908年22歳で職業学校を卒業し
⻘島の菓⼦店での菓⼦職⼈求⼈を受けて、
5年契約で働き、その間に実務を積んで、
ドイツの菓⼦職⼈の免許を取得しています。
その後、働いていた店を買い取りました。
 
このようにして出来た
ドイツの「バウムクーヘン」は、
昔ながらのずっしり感のあるのが
スタンダードです。
 
バウム?バーム?
 
日本では「バウムクーヘン」という名称が
一般的に使われていますが、
「バームクーヘン」と呼ばれることも
あります。
表記や発音に違いがあっても、
基本的には同じ種類の焼き菓子を
指しています。
 
ソフトタイプ
 
最初はドイツ人のユーハイムから習った
「バウムクーヘン」ですから、
ずっしりしたものでしたが、
「バウムクーヘン」の広まりとともに
各製菓会社が日本人の好みに合うように
改良を重ねていったため、
日本では柔らかいソフトタイプが
一般的になりました。
勿論、ハードタイプを製造するメーカーも
あります。
 
種類が豊富!
 
日本独自のアレンジが加えられた
「バウムクーヘン」には、
様々なフレーバーや形があって
実に種類が豊富です。
 
 
洋菓子でありながら
和菓子店や抹茶専門店など
洋菓子店以外でも製造されており、
これもの大きな特徴のひとつです。
 
 
抹茶や黒糖といった日本特有のフレーバーを
取り入れたものは人気です。
ドイツでも乾燥を防ぐ目的で
チョコレートやフォンダン(砂糖衣)などを
コーティングしますが、
生地自体に抹茶やチョコレートなどの味を
つけることはありません。
 
 
縁起物
「バウムクーヘン」の木の年輪のような層が
「長寿」「繁栄」「幸せを重ねる」を
連想させるため、
結婚式や出産、長寿祝いなどの縁起物として
定番の贈り物として最適なスイーツです。
「バウムクーヘン(Baumkuchen)」は、
ドイツ語で「木」を意味する「Baum」と
「ケーキ」を意味する「Kuchen」を
組み合わせた名称で、その名が示す通り、
木の年輪を思わせる層を持つケーキです。
この独特の層は、生地を一層一層
重ねて焼くことによって作られ、
熟練の技術が求められます。
 

日本の人気バウム

ユーハイム
 
日本でのパイオニアで、
創業100年以上の老舗です。
純正自然(無添加)にこだわっています。
 
クラブハリエ(CLUB HARIE)
滋賀県発の老舗和菓子店「たねや」が展開する
ふんわりとした食感と豊かな風味で人気の
バウムクーヘンブランドです。
ラコリーナ近江八幡の焼きたては特に人気。

taneya.jp

 
ねんりん家
ねんりん家のバウムクーヘンは、
外はカリッと香ばしく、中はしっとり食感。
独自の窯で長時間じっくりと焼き上げた
深みのあるおいしさを味わえます。
ギフトとして人気です。
 
治一郎(じいちろう)
 
卵を贅沢に使用し、
薄く焼き重ねた層がしっとりとして
飲み物不要と言われるほどの食感です。
 
中村藤吉本店
 
宇治の老舗「中村藤吉本店」が手掛ける
抹茶バウムクーヘンは、
香り高い抹茶の風味と
しっとり焼き上げた生地の調和を楽しめます。
 
美十」京ばあむ
宇治抹茶と京都産豆乳を合わせ、
幾重にも丁寧に焼き重ねた「京ばあむ」は、
国産小麦を使った口溶けの良いスポンジに、
抹茶と煎茶をブレンドした層を重ねて
作られています。
 
原宿バウム 欅
 
平飼い卵や自家採取の原宿はちみつ、
フランス産ディロンラムなどの素材を
組み合わせた一品です。
 
カタヌキヤ
 
そっと周りを外しながら取り出す
「型ぬきバウム」です。
その姿は、食べるのがもったいないほど
キュートです。
 
ヴィヨン
 
昭和40(1965)年創業の洋菓子店「ヴィヨン」の
「プレーンバウムクーヘン」は、
ドイツ農業協会主催のDLGコンテストにて
2014年と2017年に金賞を受賞するなど、
高い評価を得ています。
 
ラ・ファミーユ
 
香川県産の卵「それいゆ」や
小麦粉「さぬきの夢」など、
店を構える香川の厳選素材がふんだんに使われ
職人の手によって一層一層丁寧に焼き上げ
られています。
 
GARBA
 
店舗のある群馬県みなかみ町の町の木
「ブナ」に見立てたバームクーヘン
「BUNAラージ」には、
群馬県産の小麦「白金鶴」と
地元産の「大島卵」が使用されています。
 
柳月
 
北海道の菓子店「柳月」の看板商品
「三方六プレーン」は、
白樺の木肌をミルクチョコレートと
ホワイトチョコレートの2色の柄で
表現しています。
「繊細な日本人の舌に合うように」と、
しっとりした口当たりに仕上げられています。
 



以上の内容はhttps://www.linderabell.com/entry/March/Baumkuchenより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14