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西大寺会陽(さいだいじえよう)。令和8(2026)年は2月21日土曜日。


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「西大寺会陽」(さいだいじえよう) は、
「裸祭り」という呼び名もある通り、
約1万人の締め込み姿の男達が
2本の「宝木」(しんぎ) を奪い合う奇祭として
全国的に知られています。
500年以上の歴史があるこのお祭りは、
国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
 
 

西大寺会陽(はだか祭り)

 
岡山市西大寺にある「西大寺(観音院)」では、
2月第3土曜日に、修正会の結願の日の夜に
「西大寺会陽(裸祭り)」が行われています。令和8(2026)年は2月21日(土)です。
 
全国的にも有名な「西大寺会陽(裸祭り)」は
国の重要無形民俗文化財に指定されており、
「日本三大奇祭」の一つとしても
知られています。
<日本三大奇祭>
御柱祭    (長野県諏訪市)
なまはげ柴灯祭(秋田県男鹿市)
吉田の火祭り (山梨県富士吉田市)
 
「会陽」の行事は、
19日前の「会陽事始め」から始まり、
会陽の安全を祈る「法会」と、
「会陽」で男達が奪い合う「宝木」(しんぎ)
原木から削り出す際に使う使用する
11点の道具を手入れする「道具磨き」が
行われます。
 
その3日後(「会陽」の17日前)には、
「宝木」(しんぎ) の原木を受け取りに行く
「宝木取り」(しんぎとり) の行事が行われます。
深夜0時に寺の総代7、8人が法被を着て、
 
草鞋に手甲脚絆、菅傘を被って、提灯を手に、
「如法寺無量寿院」に原木を取りに行きます。「宝木」(しんぎ) は「陰」 「陽」の2本なので、
原木も2本準備されます。
 
そしてその翌日、作法通りに
「宝木削り」の秘儀が厳かに執り行われ、
一対の「宝木」(しんぎ) を作り上げます。
身を清め、読経を終え、
製作に取り掛かっているようです。
 
14日前からいよいよ
「修正会」が開白 (かいびゃく) され、
山主(住職)以下10余名の僧侶により、
「国家安穏」「五穀豊穣」「万民豊楽」が
14日間、毎日祈り続けられます。
 
そして「会陽」当日は、早朝より
全国各地から数万の信者が押し寄せます。
夜が更けるにつれ
「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともに
裸の男達が境内に入場し、
合図の太鼓と共にその数を増していきます。
冷水で身体を清めた後、大床で押し合います。
 
夜10時になると、全て明かりが消され
本堂の「御福窓」(ごふくまど)から
陰陽2本の「宝木」(しんぎ) が投下されると、
約10,000人のまわしを締めた裸の男達が
激しい争奪戦を繰り広げます。
この「宝木」を取った者は「福男」と呼ばれ、
福が得られると言われています。
 
なお、厳寒の凍てつく空気の中、下帯姿、
つまりふんどし一丁だけを身に着けた男達が
一年の福を求めて、
壮絶な揉み合いを繰り広げる「裸まつり」は、
全国各地で旧暦の正月前後の1〜2月に行われています。
<日本三大裸まつり>
西大寺会陽  (岡山県岡山市)
国府宮はだか祭(愛知県稲沢市)
黒石寺蘇民祭 (岩手県奥州市)
 

西大寺会陽太鼓

「男の祭り」とされる「西大寺会陽」ですが、
祭りの開始を告げる「会陽太鼓」の打ち手は
全て女性です。
午後7時頃、白衣を纏った一団が
西大寺境内の垢離取場(こりとりば)に現れ、
水垢離(みずごり)をします。
「宝木」の争奪戦に参加出来ない女性達が、
裸の男達の士気を高め、安全を祈願するために
「炎祷」と「龍神」の2曲を交互に演奏します。
 

「西大寺会陽」の歴史

「会陽」の歴史は遠く奈良時代に始まります。
西大寺では、安隆上人(あんりゅうしょうにん)
東大寺・実忠上人 (じっちゅうしょうにん) が創始した
「修正会」(しゅしょうえ)を伝え、
毎年旧正月から14日間行われていました。
 
永正7(1510)年、忠阿上人(ちゅうあしょうにん)の時、
「修正会」の結願の日(最終日)に
参詣の信者に守護札を出したところ、
これを戴く者は福が得られると
希望者が続出したことから、
やむなく参詣者の頭上に投与すると
奪い合いとなり、
参詣者はより自由に動けるよう裸になって
水垢離(みずごり)で身を清めて臨むようになり、
遂に今日の「会陽」の原形が出来上がったと
伝えられています。
 

令和8年の「西大寺会陽」

令和8(2026)年に2月21日に開催されます。
その他「少年はだか祭り」「会陽甚句の演舞」
「会陽冬花火」などもみな復活して行われます。
西大寺会陽(はだか祭り)
 ・開催場所:西大寺観音院
   (住所)〒704-8116
       岡山市東区西大寺中3-8-8
 ・開催期間:令和8(2026)年2月21日[土]
       ※毎年2月の第3土曜日
 ・宝木投下:22:00
 

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