こんにちは、テクノロジー本部の布川です。
普段は社内のシステム基盤の運用を担当しています。
先日の記事にありましたように、社内でモノづくりイベント『創民祭』が開催されました。
今回は参加してみて感じたことなどを共有させていただきます!
創民祭参加のきっかけ
創民祭参加につながるアプリ開発のモチベーションが高まったのは、入社2年目のSET研修がきっかけでした。
SET研修とは、新卒2年目のエンジニアを対象に、3人程度のチームでプロダクトをスクラッチ開発しながら、それぞれの技術課題を克服していく研修プログラムです。
業務で基盤運用に関するサービスの設計や実装に携わりつつも、基本的な設計思想やアプリを拡張性高く保って開発する方法などに関して知識と経験の不足を感じていたところ、SET研修で多くを学ぶことができました。
今年度のSET研修参加者からの記事もよろしければ読んでみてください。
その後は業務中や、同期の仲間がプライベートで制作しているアプリの開発を手伝ったりする中でSET研修で学んだことの有用性を感じたことが、創民祭に出展するアプリの開発に繋がりました。
アプリの着想と作品概要
今回創民祭で出展したアプリは、一日の満足感を高めることがコンセプトになっています。
生活の中でその日の気分の記録を取っていたところ、行った方が良いと感じていることを行い、行わない方が良いと感じていることを行わなかった時ほど、良い一日だったと感じる傾向が高いことが分かりました。
そのため、良い習慣を継続しつつ、良くない習慣(スマホの見過ぎ)を防ぐことをサポートするアプリを作ることにしました。
特定のスマホアプリの利用時間を目標以内に抑えつつ、良い習慣を一定以上実行できた日を「良い一日」としてカウントし、その達成状況と日々のムードログや日記を比較して効果を測定することを目的としています。

開発プロセス
業務外の時間で、半年ほどかけてアプリのコンセプト作りから機能要件決め、システムや画面の設計を少しずつ行いました。
画面の設計が終わった頃、試しにChatGPTに画面のスクリーンショットを渡してみたところ、想像以上に高いクオリティのSwiftコードが出力されたので、これは創民祭に間に合うかもとそこから一ヶ月弱でViewやロジックの実装を行いました。(この時はまだAIエージェントの存在を知らず、ChatGPTからエディタへコピペを繰り返すことに・・・)
その後、完成を急ぐあまりシステムの設計が十分に反映されていなかったため、創民祭が終わってから数ヶ月かけて実装をクリーンな形に改善しました。
成長と普段の業務への影響
今回の開発を通して、最初の段階で拡張しやすい基礎となる設計を、時間を掛けて用意しておくことの大切さを改めて学びました。
昔の個人開発では行き当たりばったりの実装で行き詰まることが多く、それが原因で開発を諦めてしまう経験もありましたが、今はAIエージェントによる拡張を繰り返しても分かりやすさや変更のしやすさがほとんど失われず、その学びの成果が出ていると感じます。
普段の業務でも、設計段階で複雑さを排除しシンプルさを追求することで、その後の開発効率が向上することを実感しています。
また、創民祭を通して色々な方にフィードバックを頂けたおかげで、アプリのコンセプトに対する思索が深まったり、UI/UXに関する課題が明らかになり、とても良い機会となりました。
今後の目標
色々な方に頂いたFBをもとにアプリの形を整えた上で、使ってもらえるようにリリースすることを目指しています。
創民祭への参加は、業務外の技術習得に関してFBを受けられたり、社内でのコミュニケーションや新たな発見につながる取り組みです。LIFULLには、技術やものづくりに対する想いが強いメンバーが集まっているからこそ、こうした場が活発に機能していると感じます。
今回の参加でも色々な発表に触れることができ、業務の質の向上とより良いプロダクト開発につながる貴重な経験となりました。これからも職種を問わず社内の方々とさらに盛り上げていければと思います。
最後に、LIFULL ではともに成長していける仲間を募集しています。よろしければこちらのページもご覧ください。