嵐山瀧神社の本殿にむかって、参道を歩いていると、右側に庚申塔が祀られていました。



場所:大分県玖珠郡玖珠町山浦
座標値:33.279144,131.100334
庚申塔の正面には、庚申田彦大神と刻まれています。庚申と、猿田彦大神の名前とが合わさった銘をみるのは珍しいです。寛政十二年、申十二月吉日。寛政十二年は、西暦1800年で、干支は庚申(かのえさる)です。


嵐山瀧神社は、「三日月の滝」のそばに鎮座しています。創建は天平宝字年間(757~764年)と伝えられ、御祭神は、 大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱です。諸願成就、縁結び、五穀豊穣などのご利益があるとされており、特に、恋愛成就が有名で良縁を願う参拝者が訪れているようです。嵐山瀧神社が恋愛成就で有名になったのは、境内にある小松女院奥都城にまつわる平安時代の悲恋物語が、身分違いの愛を貫き通した二人と侍女たちの強い絆を伝えることで、恋愛成就を願う方たちの心を惹きつけ、聖地のようなイメージを形成したことに加え、国造りの神様として知られる大己貴命と医療の神様である少彦名命の御神徳が、縁結び、結婚、そして子宝や健康といった、恋愛成就から始まる幸せな未来へと繋がるというイメージを抱かせたためと考えられます。
