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警視庁捜査2課ではない「にか」

今回は、「ニカ」のお話です。

間違っても、警視庁捜査2課の話では

ありません。

 

誰が間違うかって?

冗談ですよ。

 

Nica

ソニー・クラークのアルバム

「SONNY CLARK TRIO」(1960)に

「Nica」という曲が

収録されています。

 

こんな曲です。

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ベースは「ジョージ・デュヴィヴィエ」

(George Duvivier)ですね。

いいですよね、ベースのソロ。

 

 

また、ホレス・シルバーのアルバム

「Horace Scope」には、

「Nica's Dream」という曲が

収録されています。

こんな曲ですね。

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ブルー・ミッチェルの

トランペットが爽やかですね。

サックスもイイですけど。 

  • アーティスト:ホレス・シルヴァー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/09/28
  • メディア: CD
 

 

ニカの夢とかいうんですから

人の名前ですよね。

ジャズの専門用語ではないですよね。

 

なら、「Nica」って、だれ?

 

そこには、とある人物と

ジャズメンたちの物語が

隠れていました。

 

いや、隠れているというのは、

語弊があるかもですね。

 

私が知らなかっただけで

よく知られた話だったんです。

 

パノニカ・ドゥ・ケーニッヒスウォーター

「Pannonica de koenigswarter」と

綴ります。

日本語読みは、「コーニグスウォーター」と

する場合もあるようですね。

 

通称「ジャズ男爵夫人」

(The Jazz Baroness)と

呼ばれた女性の名前です。

 

彼女は、1913年、

イギリスのロンドンで

生まれました。

生名は「Kathleen Annie Pannonica Rothschild」

 

そうです。彼女の父親は、

イギリスのロスチャイルド一族の

一人でした。

名をチャールズ・ロスチャイルドといい、 

銀行家であると同時に昆虫学者でもあり、

世界自然保護協会を設立した人物です。

 

ジャズのと関わり

父親はジャズ・レコードの

コレクターでもあり、

幼い頃からパノニカは

それらの音楽に

親しんでいたようです。

 

彼女にはヴィクターという

兄がいました。

彼もまた、同じように

ジャズを聴いて育ったのでした。

仕事でアメリカに渡ったときは

ベニーグッドマン楽団と

親交を深めたと言います。

そして、楽団のピアニスト

テディ・ウィルソンから

手ほどきを受けるほど

はまり込んだと言います。

妹のパノニカも

こうしたことから

ジャズについての知識を

いろいろ学んだようです。

 

その後、フランス人の

ジュール・ドゥ・ケーニッヒスウォーターと

結婚をしますが、

戦争後(第2次世界大戦)外交官となった

夫とは、別れることになるのです。

1952年のことでした。

 

パノニカとジャズメンたち

彼女が再びジャズに

興味を持つようになったのは、

ちょうどその頃でした。

きっかけは、セロニアス・モンクの

「Round Midnight」だと言います。

1954年のパリでのコンサートで

初めてモンクと知り合った彼女は、

ジャズの世界により近づくため、

アメリカへ渡り、ニューヨークに

住むようになりました。

 

彼女と親交のあったジャズメンは

アート・ブレイキー、

バド・パウェル、

コールマン・ホーキンス、

ソニー・クラーク、

チャーリー・パーカー、

トミー・フラナガンなどなど、きりがありません。

 

アート・ブレイキーの代理人になったり

火事で住むところがなくなった

モンクに部屋ばかりでなく

ピアノまで世話したり、

部屋を追い出された

チャーリー・パーカーに

部屋を貸したり・・・。

 

彼女の宿泊していたホテルの部屋で

パーカーが亡くなった話は有名です。

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: DVD
 

 

Nicaという曲の数々

そういうわけで、

彼女の愛称である「nica」が

ジャズメンの曲の中に、

たくさん出てくるのですね。

 

「nica」

冒頭のソニー・クラークのほか

マックス・ローチも

「Parisian Sketches」 という

アルバムで演奏しています。

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スタンリー・タレンタインの

サックスでしょうかね、この曲は。

当然ドラムも聴き応えあります。

  • アーティスト:Max Roach
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2011/09/27
  • メディア: CD
 

 

「Nica's Tempo」

ジジ・グライス (Gigi Gryce)の

曲です。

アメリカのジャズメンです。

マルチプレイヤーで、

主にサックスを演奏していました。

www.youtube.com

1955年の「Nica's Tempo」に

収録されています。

  • アーティスト:Gigi Gryce
  • 出版社/メーカー: Savoy Jazz
  • 発売日: 1992/10/06
  • メディア: CD
 

 

「Bruce for Nica」 

ケニー・ドリューの曲です。

1956年のアルバム「Kenny Drew Trio」に

収録されています。

 

www.youtube.com

ブルースというだけあって、

ブルースしていますねえ。

なんのこっちゃ。

 

  • アーティスト:ケニー・ドリュー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2014/12/03
  • メディア: CD
 

 

「Pannonica」

セロニアス・モンクの曲ですね。

火事でパノニカに

世話になっているときに

作ったらしいですよ。

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1956年の「Brilliant Corners」に

収録されています。

チェレスタの響きが

何とも言えないですね。

モンクらしい

不協和音が何とも言えないです。

  • アーティスト:THELONIOUS MONK
  • 出版社/メーカー: CONCO
  • 発売日: 2008/03/04
  • メディア: CD
 

 

モンクは1959年のアルバム

「Thelonious Alone In San Francisco」

などにも、入れていますね。

日本のピアニスト、

菊地雅章もアルバム「Attached」で

この曲を取り上げています。

  • アーティスト:菊地雅章
  • 出版社/メーカー: NECアベニュー
  • 発売日: 1992/06/21
  • メディア: CD
 

 

「Nica steps out」 

フレディ・レッドの曲です。

ピアニストです。

www.youtube.com

1958年の「san francisco suite」に

収録の曲です。 

  • アーティスト:Freddie Redd
  • 出版社/メーカー: Ojc
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD
 

この人は、知りませんでしたね。

こういう曲があることも、です。

ちょっと、興味が湧きました。

 

参考書

 

 

 

 

こんな話を知らなかったなんて。

しかも、すんごい有名でした。

いやあ、面白かったです。

 

でわ、また。




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