ジャズのスタンダード・ナンバーに「エンジェル・アイズ」(Angel Eyes)という曲があります。
知らないねえ・・・って。
あるんですよ。
1946年に「マット・デニス」(Matt Dennis、1914年生れ)という人が作った曲です。この人、もともとは作曲などをしていたのですが、途中で歌も歌うようになったとのこと。ありていに言うと、シンガーソングライターってことですね。アルバムも出てますね。
彼のアルバムでは「プレイズ アンド シングス」(Plays and Sings、1954年)が有名だということですね。ライブ録音でピアノの弾き語りをしています。もちろん、「エンジェル・アイズ」も入っていますよ。1953年の録音といいますから半世紀以上も前ですね。
この曲には歌詞もついているんですが、内容はちょっと寂しい感じですね。何が寂しいのかと言うとですね、主人公が「エンジェル・アイ」と呼ぶ(片思いの)恋人をパーティーで待てども待てども現れず、ほかの客を残して会場をあとにするっていうストーリーだというところですね。
歌詞があるとかその内容とかは、最初は知らなくて、ただ、いい曲だなあと思っていただけだったのですが、そんなストーリーを知ってしまうと、複雑な気持ちにはなりますね。少しですけど。
曲の聴き方も変わったりする人もいるでしょうね。いませんかね。
・・・私は、しませんけどね。この曲に関してはヴォーカル付きの曲は、あまり聴かないのでねえ。
で、例によって、コレクションを検索すると 9ヴァージョンありました。「ABBA」の「Angeleyes」(アルバム「Voulez-Vous」に収録)がリストに並んでいるのには笑ってしまいましたが・・・。これは別物ですよね。
収録アルバムを列記するとですね、以下のようになります。
Archie Sheppの「Black Ballads」
山中千尋の「Outside By The Swing」
綾戸智絵の「For All We Know」
Pete Christliebの「Gold Collection-Jazz Standards」(オムニバスなので他のアーティストも収録されている。メインアーティストはStanley Clarke)
Ray Bryantの「Ray Bryant Trio」
European Jazz Trioの「Libertango」
Eddie Higginsの「Bewitched」
Tommy Flanaganの「The Trio」
Helen Merrillの「Sposin'」
さて、私が一番好きなのは・・・どれにしましょう。
あ、今、イラっときましたね。スイマセン。
Archie Sheppのは、少しねちっこいかな。それが持ち味だと思いますけどね。
Pete Christliebは、Sheppほどねちっこくはないけれども、艶が足りないかも。
European Jazz Trio、好きなグループです。サックスを吹いているのはCharlie Mariano。艶があるねえ。
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綾戸智絵やHelen Merrillのヴォーカルも、悪くはないけど・・という感じ。Merrillと一緒に演っているGary Peacockのベースは良いのだけれどね。
残ったのはピアニストばかりですね。
山中千尋は、変化がすぎるかな。
逆にEddie Higgins、Ray Bryantはオーソドックス。面白味はないかもしれないけれど、王道だねえ。
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Tommy Flanaganはゆっくりめで落ち着いた感じ。Ron Carterのベースはあいかわらずふわふわしてるかも。
以上、好きなことを書きましたが、シロートの戯言ですので。
結局、どれも良いのですよ、私にとっては。
「エンジェル・アイズっていう曲、イイっすよね!」という話でした。
でわ、また。