新潟県上越市は2026年3月30日、酒気帯び運転で当て逃げした板倉区総合事務所の60代男性主任を懲戒免職、介護休暇を不正に取得した柿崎区総合事務所の50代男性主任を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。50代男性主任は3月31日付で辞職する。
市によると、60代男性主任は昨年7月7日午後1時頃、休暇中に外出先から自家用車で帰宅途中にコンビニエンスストアに立ち寄り、ビールなどを購入し駐車場で飲んだ後、そのまま運転して帰宅。更に飲酒をして寝た後、同日午後7時30分頃に目を覚まし、同8時30分頃に酒類を購入するため、酒気帯び状態で自家用車を運転して別の小売店に向かったところ、道を誤って小売店の隣の工場の敷地に侵入。敷地境界のネットなどを破損させ、高さ1.5mの土手に車両前方から転落し物損事故を起こしたが、警察に申告しなかった。
50代男性主任は親の介護の必要があると虚偽の申請をして昨年7〜9月に介護休暇を不正に取得した。同年10〜12月分の申請書類に誤りがあることが同年11月に分かり、虚偽申請発覚後も理由なく出勤しない状況が続いている。
管理監督者として、板倉区総合事務所の50代男性所長と柿崎区総合事務所の50代男性所長をそれぞれ、文書注意と口頭注意とした。
小菅淳一市長は「市民の信頼を著しく損なうものであり、心から深くおわび申し上げる。今回の事案を厳粛に受け止め、全庁を挙げて法令順守及び綱紀保持の一層の徹底を図り、市民の信頼回復に向けて誠心誠意努める」とのコメントを発表した。