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トキ鉄新社長に平井隆志氏就任 「沿線自治体からの支援減らす努力し黒字化目指す」

新潟県上越市のえちごトキめき鉄道は2024年6月26日、株主総会と取締役会を市内で開き、全国の鉄道ファンを呼び込むなど約5年にわたって社長を務めた鳥塚亮社長(63)が退任し、前国交省北陸信越運輸局長の平井隆志氏(57)が新社長に就任した。平井新社長は「3セク鉄道は非常に厳しい状況だが、鳥塚前社長が築き上げてきた地域との連携を礎にしながら、地域の皆様に愛される鉄道となるよう頑張りたい」と抱負を語った。

就任会見で抱負を語る平井新社長

東京都出身の平井社長は1990年に旧運輸省に入省し、国交省自動車局整備課長などを経て、2021年7月から2年間、北陸信越運輸局長を務めた。今年1月から佐渡市の観光交通政策アドバイザーを務めている。

記者会見で平井社長は「筆頭株主の新潟県から話があり、この地域全体に少しでもお役に立てればとお引き受けした。地域を鉄道という『線』で結んで、鉄道以外の交通を活用しながら『面』に広げていき、全体の誘客を促進していく。運輸局長を経験した人脈も活用したい」と述べた。

相談役に就任した鳥塚前社長は「トキ鉄は地域密着型の鉄道として、この5年間で地域の方々にご理解をいただける会社になった。今度は国の支援が必要で、そのバトンを新社長に渡す」と話した。

(左から)鳥塚前社長、平井新社長、藤山専務

平井社長は今後のトキ鉄の経営について、「他社路線や他の輸送方法との乗り換えの利便性向上など、まだできることがある。これまで取り組んできた地元以外からの収益に加え、活性化に向け鉄道事業者や自治体に限らず産業界や金融機関などを含めた地域全体でのアプローチが必要」とした。そして「最初から(国の)支援ありきではなく、県や沿線自治体からの支援をできるだけ減らす経営努力をし、黒字化を目指す」と決意を語った。

新体制では、藤山育郎専務(65)が代表取締役専務に就任して代表取締役2人体制とした。鳥塚相談役は28日に、静岡県島田市の大井川鉄道の社長に就任予定。

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