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『ソルフェージュ〜Sweet harmony〜』(さわななお、一迅社)感想

  • 作者: 工画堂スタジオくろねこさんちーむ,ガンホー・オンライン・エンターテイメント,さわななお
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2010/05/18
  • メディア: 単行本
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……何かの冗談ですかこの漫画……

PSP百合ゲーの公式コミカライゼーション。の、はずなんですが、何かの冗談だとしか思えないような出来映えでした。使い古された「お姉さま〜」設定や、お話が1本道であることは別にいいんですよ、原作もそうですから。ゆうなのカッコ良さがほとんど出ていないのも、絵柄の違いということで目をつぶりましょう。説明台詞がやたらと多いところも、ゲーム版のボリュームを短いページ数につめこむための苦肉の策と考えて考えられないことはないです。でも、伏線を完全に放置して、ドラマらしいドラマも起こらないままいきなり最終回に突入して行ってしまうことだけは納得いきません。ゲーム版の面白いところがまったく生かされていない作品だと感じました。

あたしがプレイしたことのある『ソルフェージュ』はPC版ですが、あちらはベタではあれど伏線はきちんと生かされた作品だったと思うんですよ。全年齢向けでありながら恋愛も友情も熱いし、キスシーンも色っぽいしで、さすが工画堂スタジオさんだと思ったものです。PSP版はそこにさらに新キャラや新シナリオ、後日譚などを追加して、CGを倍ぐらいに増やしたものだったはず。だからPC版の良さが増強されることこそあれ損なわれることはないはずだと思ってたんですが、違ったの?

可愛い女のコが漫然と「お姉さま〜」的ないちゃいちゃを繰り広げるところさえ見られれば満足な方なら、あるいはこの漫画はじゅうぶんに満足のいく1冊であるのかもしれません。けれども、この漫画版には、少なくともあたしがプレイしたPC版の雰囲気はほとんどありません。ゲーム未プレイの人がこれだけ読んで『ソルフェージュってこういう作品なのか』と思ってしまったら、個人的にはとても悲しいです。

まとめ

ゲーム版の色っぽさやガチっぽさをどこか遠くに置き去りにした上に、伏線を張るだけ張って放り投げて終わるというよくわからない漫画でした。未プレイの方の場合、これに900円払うのなら、2200円出してゲームのダウンロード版を購入した方がはるかにお得だと思います。




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