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10年ぶりに家事に目覚めた40歳手前のおじさん。在宅ワークのバグを「皿洗い」で乗り切る生存戦略

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オッス!オラ吐瀉夫!

皆さんは最近、朝のルーティンって何か新しく始めたこと、ありますか?
僕はですね、最近なんと「朝から皿洗い」をするようになったんですよ。

いや、「なんだそんな些細なことかよ」ってブラウザの「戻る」ボタンを連打するのはちょっと待ってください。
僕、かれこれ10年以上、家事という家事を一切やってこなかった人間なんです。
妻に任せきりだったというか、仕事にかまけて生活のインフラ整備から全力で逃げ続けていたというか。
そんな40歳手前のおじさんが、ここに来て急に掃除機をかけ始め、週末に料理をし、あろうことか朝から冷たい水で皿を洗っている。
Windows 95の起動音を毎朝聞くくらいには異変ですが、これには僕なりの切実で深い(?)理由があるんです。

今回は、完全在宅ワーカーとなった僕が、なぜ今さら家事に目覚めたのか、その生存戦略について語っていきたいと思います。

 

在宅ワークという名の「精神と時の部屋」

もはや戦い

まずは背景からお話ししましょう。最大の理由は、僕の働き方が「在宅ワーク一本」になったことです。
満員電車に揺られることもなく、家から一歩も出ずに仕事が完結する。
昔、テレホーダイの時間帯を狙ってダイヤルアップ接続で「ピーヒョロロ」とネットに繋いでいた僕らの世代からすれば、夢のようなユートピア環境ですよ。
しかし、このユートピア、実際に住み続けてみると恐ろしいトラップが潜んでいました。

そう、「生活に変化が少なすぎる」んです。

朝起きて、PCデスクの前に座り、そのまま夜までカタカタとキーボードを叩く。
下手をすると1日の歩数が3桁なんて日もザラです。
通勤という強制イベントが消失したことで、僕らの生活はRPGでいうところの「最初の村から一歩も出ずに、ひたすらスライムだけを狩ってレベル上げをしている状態」になってしまいました。

イベントが起きない。景色が変わらない。ただひたすらに同じGIFアニメーションのループのような日々をこなす。
これは精神衛生上、非常によろしくない。
40代を目前にして、このままでは心も体も「エラー:応答なし」になって完全にフリーズしてしまう、という強烈な危機感を覚えたわけです。

 

掃除機は物理的な「離席(AFK)」コマンド

席を立つ機会をありがとう

そこで導入した家事その1が、「掃除機をかける」ことでした。

在宅ワークって、休憩時間を取ったとしても、結局PCの前のデスクに座りっぱなしになりませんか?
画面の右下に常駐させているチャットツールを横目に、X(旧Twitter)のタイムラインを無限スクロールして、気づけば休憩が終わっている。
これ、物理的には1ミリも休憩になっていないんですよね。

だからこそ、「掃除機をかける」という物理的なタスクを自分に課すことにしたんです。
掃除機をかけるためには、絶対に椅子から立ち上がらなければなりません。
これはオンラインゲームで言うところの強制的な「AFK(Away From Keyboard:離席)」コマンドです。

ブォーーンと音を立てながら部屋を歩き回ることで、凝り固まった筋肉がほぐれ、血流が全身に回るのを感じます。
実際、座りっぱなしのリスクについては国も警鐘を鳴らしていて、スポーツ庁のWeb広報マガジン『DEPORTARE』にはこんな恐ろしいデータが掲載されています。

日本人は1日平均7時間も座っているのです。長時間座っていると血流や筋肉の代謝が低下し病気になるリスクが上がるのです。
(引用元:日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは - スポーツ庁 https://sports.go.jp/special/value-sports/7.html

世界最長ですよ、世界最長。
ただ漫然と休むのではなく、あえて「家事という名の軽い運動」を挟むことで、座りっぱなしの呪縛から逃れる。
これが僕の第一の生存戦略です。

 

料理という名のリアル・クラフトゲーム

今までこういう料理しかできなかった…

家事その2は「料理」です。

在宅ワークで忙しいと、どうしてもお昼はデリバリーやカップ麺、夜も適当なジャンクフード……という、手軽にHP(ヒットポイント)は回復するけど、裏で最大値がじわじわ削られていくような「デバフ飯」に走りがちでした。
健康面でもヤバいし、何よりエンゲル係数が課金ゲーム並みにとんでもないことになります。

そこで、これまで全くやったことのなかった「料理」に手を出してみたんです。
これが思いのほか面白かったんですよ。
スーパーで食材(素材)を調達し、包丁で切り刻み、火にかけて調味料(バフアイテム)を合成する。
そして完成したアイテム(料理)を自分で消費する。

たのしい!おいしい!

これ、完全にMMORPGの「生産(クラフト)職」の遊び方なんですよね。
「今日はこのスパイス(素材)を足してみたら、どんなステータス異常(味の崩壊)が起きるのか?」といった実験的な面白さもあり、平日の単調な生活に対する「土日のエンタメ」として見事に機能しています。

仮に失敗して、炭一歩手前の謎の物体を錬成するハメになっても、それはそれで「クソゲーを引いた」と笑えるので、良い気分転換になっています。

 

朝の皿洗いは最強の「ログインボーナス」

シャキってする

そして極めつけの家事その3が、冒頭にも触れた「朝の皿洗い」です。
なぜ、わざわざ朝にやるのか?

理由は至極単純。「水の冷たさで強制的に目が覚めるするから」です。
もちろん、ただ洗面所で顔を洗い、流水に手を付けているだけでも目は覚めるでしょう。
でも、ただ水を流しっぱなしにするのは、なんだかMP(マジックポイント)の無駄遣いをしているような気がしませんか?

どうせ冷たい水に触れるなら、そのリソースを「昨晩放置した皿」に向けてみようと思ったんです。
朝のぼんやりした頭で、スポンジに洗剤をつけ、お皿の油汚れをキュッキュッと落としていく。
冷たい水が自律神経の交感神経を刺激し、徐々に「スリープモード」から「通常起動」へとシステムが移行していくのを感じます。

洗い終わった後のピカピカのシンクを見ると、朝から「デイリークエストを1つクリアした」という小さな達成感が得られるんです。
これぞまさに、1日の始まりを告げる最強のログインボーナス
10年ぶりに家事に目覚めた40歳手前のおじさんは、こうして日々の小さなバグを自己修復しながら、在宅ワークという果てしない航海を乗り切っているのです。

というわけで、長々と語ってしまいましたが、僕が家事を始めた理由は「生活に意図的な変化の波を起こすため」でした。
年齢を重ねると、意識して新しい風を入れないと、本当に心身ともにホコリを被ってしまいますからね。
もし、僕と同じように在宅ワークで「最近、曜日感覚がバグってきたな…」と感じている方がいたら、明日の朝、一枚だけでもいいのでお皿を洗ってみてください。

意外と、悪くないログインボーナスですよ。
それでは、今回はこの辺で!

 




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