昨日発表された3月4日公開分ビルボードジャパンアルバムチャート(集計期間:2月23日~3月1日)では、HANA『HANA』が首位を獲得。フィジカルセールスはAぇ! group『Runway』が20万枚以上上回るも、『HANA』が総合で逆転した形です。
【今週の総合アルバム・チャート“Hot Albums”】
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年3月5日
1位 HANA
2位 Aぇ! group
3位 大森元貴
4位 『超かぐや姫!』
5位 XG
6位 King & Prince
7位 IVE
8位 Number_i
9位 Watson
10位 ブルーノ・マーズ pic.twitter.com/5IAMHJ729n
本作は2月25日にリリースされたHANAの1stアルバムで、メジャーデビュー曲「Rose」、2ndシングル「Blue Jeans」といった既発曲に加え、「Bloom」「ALL IN」などの新曲2曲を含む全11曲が収録されている。CDセールス数は126,223枚で2位、ダウンロードは6,385DLで2位、ストリーミングでは1位を獲得するなど、いずれも高い順位を記録した。
【ビルボード】HANA『HANA』が総合アルバム首位 Aぇ! group/大森元貴が続く https://t.co/tNv3iJ6VvI
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年3月5日
当週はAぇ! group『Runway』がフィジカルセールス331,255枚を記録していますが、デジタルは未解禁。一方でHANA『HANA』のCHART insightをみると、累計ポイント構成比に占めるストリーミング指標(青で表示)の割合がフィジカルセールス(黄色)のほぼ倍となっています。つまりはストリーミング指標だけで、およそ25万枚ものフィジカルセールス相当分を獲得したことが読み取れます。

HANA『HANA』におけるストリーミングの強さは、収録曲のソングチャート動向からも解ります。以下は弊ブログにて毎週土曜に掲載しているストリーミング表("CHART insightからヒットを読む"カテゴリーのエントリー参照)をベースに、HANA『HANA』収録曲(の収録順)および「Tiger」オリジナルバージョンの12曲を掲載したものとなります。

HANAの作品はいずれもストリーミングが上昇し、指標の基となる再生回数は「Blue Jeans」が前週比114.3%、「ROSE」が同114.8%を記録。またリカレントルール抵触に伴い総合100位未満に後退していた「Drop」はストリーミング再生回数が大きく伸び、総合でも75位に再浮上しています。これら勢いはStreamimg Songsチャートの記事からも解りますが、アルバムにて初お目見えとなった3曲も高位置で初登場を果たしています。
集計期間初日の2月23日に1stアルバム『HANA』の配信がスタートしたHANAは、同アルバムの収録曲11曲すべてがチャートインを達成した。アルバム収録の既発曲8曲はすべて前週にもチャートインしていたが、そのなかで最も再生回数の前週比が大きくなった「Drop」(約148.1%)をはじめ、8曲いずれも再生数の前週比110%超を達成している。HANAのストリーミング支持の高さがうかがえる結果となった。
【ビルボード】米津玄師「IRIS OUT」ストリーミング・ソング23度目の首位 HANAアルバム収録曲すべてがチャートイン https://t.co/qck1nFKvqX
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年3月4日
この結果がアルバムチャートのストリーミング指標にも大きく反映された形であり、ビルボードジャパンもHANA『HANA』の勢いをハイライトにて発信しています。
【今週のHot Albumsハイライト】
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年3月5日
HANA 1stアルバム『HANA』自身初のアルバム首位💐
オリジナルアルバムとしては今年度最多のストリーミング数を記録! pic.twitter.com/hxCi5ryOAg
アルバムチャートとソングチャートを合算したトップアーティストチャートにて、HANAは今回初めて首位を獲得。この点はトップアーティストチャートを勝手ながら記事化した上記エントリーにて発信し、ポッドキャスト番組『Billboard Top Hits (ポッドチャート)』でも紹介しています。
HANAはこれまで、トップアーティストチャートで通算8週に渡り2位を記録。さらには今回初めてストリーミング指標を制しています。ここからはアルバムの存在の大きさが見て取れます。

(最新3月4日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャートにおけるHANAのCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、他指標において20位未満の順位も明示されています。ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
今後はHANA『HANA』がロングヒットに至るか、トップアーティストチャートで上位を維持するかに注目ですが、それと同時に『Runway』が次週のアルバムチャートで急落するならば尚の事、Aぇ! groupがデジタルを味方につけるべく動くかも気になります。その点については総合アルバムチャートでの逆転の可能性を示唆し、デジタル未解禁を勿体無いと記した下記エントリーを再掲する形で、デジタル解禁を今一度願います。