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次回のビルボードジャパンアルバムチャートを制するのはAぇ! groupか、それともHANAか

音楽チャート分析者として、次回3月4日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートに注目しています。2月23日からの1週間を集計期間とする次回のチャートでは、Aぇ! group『Runway』とHANA『HANA』のどちらが制するかが気になるところです。

 

 

Aぇ! groupはファーストアルバム『D.N.A』が昨年2月26日公開分ビルボードジャパンアルバムチャートで総合首位に初登場。初週フィジカルセールスは263,798枚を記録していますが、1年ぶりのリリースとなるセカンドアルバム『Runway』は次回チャートの集計期間前半3日間における速報値で『D.N.A』の初週セールスを既に上回っています。

そのフィジカルセールス前半3日間ではHANA『HANA』が10万枚強を売り上げて2位に。さらにダウンロードアルバムチャートでは前半3日間で4,408DLを記録し、首位に立っています。

そしてHANA『HANA』はダウンロードのみならず、ストリーミング指標でも高水準に至ると予想されます。

 

ビルボードジャパンは2024年最終週以降、アルバムチャートにストリーミング指標を導入しています。これにより、アルバムチャートは聴かれ続ける作品がロングヒット化するように。その後2025年下半期からリカレントルールが導入されるも、ストリーミングの重要性は変わりません。

(リカレントルールは総合100位以内に26週ランクインしたアルバムに対し適用。翌週以降、Streaming Albumsチャート(非公開)のストリーミング指標化時において減算処理が施されます。)

(上記はSpotify Daily Chart - Japan - kworb.netより。リンク先では最新日付が表示されます。)

最新2月27日付の日本におけるSpotifyデイリーチャートでは、HANA『HANA』収録曲のうち「Tiger - HANA with HONEYs Ver.」を除く10曲が、アルバム未収録の「Tiger」オリジナルバージョンを含めて54位までに登場。この日『ミュージックステーション』(テレビ朝日)にて披露した「ALL IN」が50位以内に上昇したことで、同曲は数日中に上昇する可能性が高まっています(新曲が初登場しやすい曜日は、”50位の壁”とは...日本におけるSpotifyデイリーチャートの特徴をまとめる (2025年9月版)(2025年9月24日付)参照)。

ダウンロード/ストリーミングについて

(中略)

③Hot Albumsのストリーミング数は、どのように合算していますか?

 各DSPから報告される収録アルバム情報を元に、どのアルバムに収録された楽曲が再生されたのかを特定・集計しています。なお、アルバムによって収録曲数が異なりますが、弊社による検証の結果、チャートに係数を乗じることによって、大きな影響はないことが判明しました。それにより、該当アルバムに収録された曲のストリーミング数を合算して係数を乗じ、各ポイントを算出しています。

ただしSpotifyでは先行解禁版もアルバム収録版も合算にて表示されることに注意が必要です。逆にLINE MUSICでは合算されずに表示され、先行解禁版が上位に来ていることが多い状況ながらも最新2月28日付ではアルバム収録版が100位以内に8曲登場しています(ソング Top 100 - LINE MUSICより(リンク先では最新日付が表示されます))。それを踏まえれば、HANA『HANA』のストリーミング指標首位初登場は確実といえるでしょう。

 

ストリーミング指標組入以降のビルボードジャパンアルバムチャートで通算3週以上首位を獲得した作品からは、共通点がみえてきます。

(中略)

もうひとつは、上記6作品における2週目以降の首位獲得時(Mrs. GREEN APPLE『ANTENNA』は初の首位獲得以降)にて、フィジカルセールスに強い作品が登場していないこと。フィジカルセールスがおよそ20万枚以上を記録すれば他指標が強くなくとも(もっといえばデジタル未解禁であっても)総合首位を獲得しやすい状況ゆえ、そのような作品がなければストリーミングに強い作品が総合で首位に立ちやすいといえます。

(ただし2025年5月7日公開分では櫻坂46『Addiction』が20万近いフィジカルセールスを記録、また同年11月26日公開分ではNiziU『New Emotion』のセールスが22万枚以上に達していますが、総合チャートでは前者でSnow Man『THE BEST 2020 - 2025』、後者では(通算首位獲得週数は2週ながら)オムニバスアルバム『Dear Jubilee - RADWIMPS TRIBUTE-』が逆転。この点から、ストリーミングの重要性が確認できます。)

ストリーミングに強いアルバムが総合チャートで複数週首位を獲得する傾向を紹介した上記エントリーでは、フィジカルセールスに強い作品が週間単位で首位を獲得する可能性の高さについても記しました。それでもHANA『HANA』のストリーミングの高さ、そしてフィジカルセールスが既に10万を超えていることを踏まえれば、『HANA』が総合でAぇ! group『Runway』を逆転する可能性はあり得ます。木曜発表の結果に注目です。

 

(なお、HANA『HANA』が首位で初登場を果たさなかったとしても、ストリーミングの高さにより翌週以降総合首位に至る可能性が考えられます。)

 

 

最後に。やはりAぇ! groupのデジタル未解禁は勿体無いというのが私見です。

アルバムからは巻頭を飾る「Again」、そして「Fassion Killa♡」のミュージックビデオが用意され、前者は昨日放送の『Venue101』(NHK総合)、後者は一昨日の『ミュージックステーション』で披露。先述したように、後者の番組を機にHANA「ALL IN」がSpotifyで上昇したことを踏まえれば、ミュージックビデオとほぼ同じ衣装にてパフォーマンスした「Fassion Killa♡」がデジタル解禁されていたならば、上昇した可能性があります。

 

STARTO ENTERTAINMENTに現在所属する歌手において、フィジカルシングルの初週セールスが10万枚を超える歌手でデジタル未解禁を続けるのはAぇ! groupのみといえます。解禁後もフィジカル先行/デジタル後発を続ける歌手は少なくないものの、Aぇ! groupはその前提にも立っていません。先述した『D.N.A』はデジタル未解禁が影響し、総合首位初登場の翌週に100位未満へ後退していますが、一方で直近ではKing & Prince『STARRING』が、「Theater」のヒットも相まって9週連続でトップ5入りしています。

(最新2月25日公開分ビルボードジャパンアルバムチャートにおけるCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、他指標において20位未満の順位も明示されています。ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)

ただ、『D.N.A』はリリース週から今まで一度としてフィジカルセールスが300位を下回ったことがなく、アルバムのニーズを感じることができるといえるかもしれません。デジタルにて音源デビューを果たしたTravis Japanと同じユニバーサルミュージックジャパンに所属するならば尚の事、Aぇ! groupがデジタル解禁を果たすことを願います。




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