最新2月11日公開分ビルボードジャパン各種チャートの集計期間最終日にあたる2月8日までに、JIN「Don't Say You Love Me」が日本においてストリーミング1億回再生を突破したことがアナウンスされました。
JIN「Don't Say You Love Me」累計1億回突破:今週のストリーミングまとめ https://t.co/0ZsL2Zf3a0
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2026年2月11日
一方でこの曲は、日本においてSpotifyの再生比率が極めて大きくなっています。
JIN「Don't Say You Love Me」については先月、このようなエントリーを掲載しています。
さて、ビルボードジャパンによるストリーミング1億回突破曲の中にJIN「Don't Say You Love Me」は未だ含まれていません。この曲はビルボードジャパンによる1月7日公開分ソングチャートの集計期間終了日までに、日本のSpotifyにて81,503,828回の再生回数を記録。ストリーミングヒット曲におけるSpotifyの割合は全体の2割台であることが大半ゆえ、この曲の動向は気になります。
そこから1ヶ月を経てJIN「Don't Say You Love Me」の1億回再生突破がアナウンスされていますが、同曲は2月8日日曜までの日本のSpotifyにおける再生回数が93,396,053回に達しています。また当週のチャート集計期間初日に該当する2月2日月曜までには同曲が91,314,280回の再生を記録していることから、仮に2月2日月曜に「Don't Say You Love Me」が1億回再生を記録したと仮定した場合でもSpotify比率は91.3%となるのです。
この比率が如何に高いかは、このブログで毎週紹介しているストリーミング表からもみえてきます。なお、日本のSpotifyにおける再生回数の特性については新曲が初登場しやすい曜日は、”50位の壁”とは...日本におけるSpotifyデイリーチャートの特徴をまとめる (2025年9月版)(2025年9月24日付)をご参照ください。

毎週土曜に掲載している"CHART insightからヒットを読む"カテゴリーのエントリーにて貼付しているストリーミング表、最新2月11日公開分を上記に。JIN「Don't Say You Love Me」はSpotifyと他のサブスクサービスとで著しい乖離が続いていますが、各サブスクサービスの週間チャートにてSpotifyのみランクインするという状況は、同曲のビルボードジャパン総合ソングチャート登場2週目の段階で既に見られていたことでした。
このような事象も踏まえ、JIN「Don't Say You Love Me」ではファンダム(音楽チャートに意識的なコアファンの集合体と定義)による聴取行動が、特にStationheadと紐付けられたSpotifyにて継続していると捉えています。そして、そのようなファンダムの継続的な聴取行動が大きいか、それともライト層(歌手のファンではないが曲が気になる方々)の支持が大きいかの見極めはある程度可能ではと考え、以下の内容を掲載しました。
<日本のSpotify動向から真の社会的ヒット曲を見極める方法>
① ビルボードジャパンでのストリーミング1億回再生突破時、Spotifyの割合は著しく高くないか
② Spotifyと他のサブスクサービスとで週間チャートの順位は大きく乖離していないか
③ Spotifyデイリーチャートにおいて他の曲よりも再生回数の増減が大きくないか
また日本のSpotifyで8100万回再生のJIN「Don't Say You Love Me」、一方で累計1億回再生がアナウンスされていない件(1月11日付)でも記しましたが、ファンダムによる継続的な聴取行動が強く反映されていると思しき曲はロングヒットに至る場合も少なくないながら、そのような形で支持を集める曲は基本的に最新作が主体ゆえ、新曲登場時には聴取対象が移行し旧譜が急落する傾向もみられると捉えています。
上記三条件をJIN「Don't Say You Love Me」に当てはめるならば、①および②は先述したとおり。また③についてはXにおける自分のSpotifyデイリーチャート動向関連発信からみえてきます("Spotify+曲名"でつぶやいた結果はこちら)。他の曲よりも再生回数の変動率が高い作品について日々つぶいているのですが、そこに「Don't Say You Love Me」の登場が少なくない点から③は証明可能と捉えていいのかもしれません。
JIN「Don't Say You Love Me」がSpotifyで今後もヒットを続けるかは、所属するBTSの新作リリースタイミングにて聴取行動が変化するかを見極める必要があるでしょう。これは「Don't Say You Love Me」同様に日本においてSpotifyの比率が著しく高く、上記三条件を全て満たすといえるJIMIN「Who」も同様です。そしてこの2曲に限らず、すべてのサービスにおける動向を踏まえて社会的ヒット曲かを見極めることが重要となります。
