(※追記(1月21日7時17分):エントリー公開後、米ビルボードによるチャート紹介専用Xカウントが米およびグローバルチャートのトップ10画像付ポストを投稿したため、その発信内容を貼付しています。また、米津玄師「IRIS OUT」のGlobal Excl. U.S.における動向を追記しています。)
(※追記(1月21日21時44分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)
現地時間の1月19日月曜が祝日のため、翌20日に発表された最新1月24日付米ビルボードソングチャート(集計期間:1月9~15日)。前週首位のテイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」は2位に後退、ブルーノ・マーズ「I Just Might」が首位初登場を果たしています。
Bruno Mars’ ‘I Just Might’ Debuts at No. 1 on Billboard Hot 100https://t.co/etGkQIkvFo
— billboard (@billboard) 2026年1月20日
集計期間初日となる1月9日にリリースされたブルーノ・マーズ「I Just Might」は、ストリーミング2350万(同指標首位)、ダウンロード13,000(同指標首位)およびラジオ3260万(同指標12位)を記録。ストリーミングはキャリア4曲目、ダウンロードは同12曲目の首位となり、またラジオでは全フォーマットにおけるエアプレイを集計開始した1998年以降において、男性歌手による主演曲では最高位での初登場作品となります。
ブルーノ・マーズは「I Just Might」で、キャリア10曲目の首位を獲得しています。またブルーノにとって、初登場での首位獲得は初。これまでは「Die With A Smile」における3位(2024年8月)が初登場時における最高位となっていました。
<米ビルボードソングチャート ブルーノ・マーズによる首位獲得作品>
・「Nothin' On You (B.o.B feat. ブルーノ・マーズ)」 (2010年5月1日付以降 2週)
・「Just The Way You Are」 (2010年10月2日付以降 4週)
・「Grenade」 (2011年1月8日付以降 4週)
・「Locked Out Of Heaven」 (2012年12月22日付以降 6週)
・「When I Was Your Man」 (2013年4月20日付 1週)
・「Uptown Funk! (マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ)」 (2015年1月17日付以降 14週)
・「That's What I Like」 (2017年5月13日付 1週)
・「Leave The Door Open (シルク・ソニック (ブルーノ・マーズ & アンダーソン・パーク))」 (2021年4月17日付以降 2週)
・「Die With A Smile (with レディー・ガガ)」 (2025年1月11日付以降 5週)
・「I Just Might」 (2026年1月24日付 1週)
ブルーノ・マーズは「I Just Might」がキャリア10曲目の首位に。男性ソロ歌手での10曲以上首位獲得はドレイク、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダーそしてブルーノの4組となります。
<米ビルボードソングチャート 首位獲得曲数>
・20曲 ザ・ビートルズ
・19曲 マライア・キャリー
・14曲 リアーナ
・13曲 テイラー・スウィフト
・13曲 ドレイク
・13曲 マイケル・ジャクソン
・12曲 マドンナ
・12曲 ザ・シュープリームス
・11曲 ホイットニー・ヒューストン
・10曲 ジャネット・ジャクソン
・10曲 ブルーノ・マーズ
・10曲 スティーヴィー・ワンダー
なおブルーノ・マーズが初の首位を獲得した2010年以降に限定すると、ドレイク(13曲)、テイラー・スウィフト(13曲)そしてブルーノの3組のみが10曲以上の首位を獲得しています。
ブルーノ・マーズは、キャリア通算首位獲得週数が40週に達しています。
<米ビルボードソングチャート 歴代首位獲得週数記録>
・101週 マライア・キャリー
・60週 リアーナ
・59週 ザ・ビートルズ
・56週 ドレイク
・50週 ボーイズIIメン
・47週 アッシャー
・46週 ビヨンセ
・46週 テイラー・スウィフト
・40週 ブルーノ・マーズ
2010年以降に限定すると、ドレイク(56週)、テイラー・スウィフト(46週)、リアーナ(41週)に続き、ブルーノ・マーズが歴代4位となります。
ブルーノ・マーズ「I Just Might」は米ビルボードソングチャートが1958年8月4日付にて開始して以降、歴代1,185曲目の首位獲得作品に。また初登場での首位獲得は87曲目となります。
またタイトルに”just”が付く曲での首位獲得作品は10曲目となり、ブルーノ・マーズにおいて「Just The Way You Are」に次ぐ2曲目に。さらに”might”が付く曲での首位獲得は今回の「I Just Might」が初となります(これまでの最高位はカーズ「You Might Think」の7位(1984))。
「I Just Might」は総合ソングチャートと集計方法を同一とするホットR&B/ヒップホップソングチャートも制覇。ブルーノ・マーズにとってキャリア5曲目、また初登場での首位到達は初となります。これまでは「That's What I Like」(2017 10週)、カーディ・Bとの「Finesse」(2018 1週)、同じくカーディ・Bとの「Please Me」(2019 3週)、アンダーソン・パークとのシルク・ソニック名義における「Leave The Door Open」(2021 8週)がこのチャートで首位に立っています。
また「I Just Might」はホットR&Bソングチャートでも首位に。「That's What I Like」(2017 20週)、「Finesse」(2018 12週)、「Leave The Door Open」(2021 14週)およびシルク・ソニック「Smokin Out The Window」(2021-2022 11週)に続く5曲目の首位を獲得しています。
前週通算10週目の首位に達したテイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」は2位に後退。注目はテイラーから首位の座を引き継いだブルーノ・マーズが、10曲以上の首位獲得曲を記録した歌手としてその座を奪還したことにあります。直近では今年1月10日付にて「The Fate of Ophelia」がマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」を追い抜いたばかりであり、後者は昨年12月に前者から首位の座を奪っていました。このような形での首位交代が初めて起きたのは、ダイアナ・ロス & ザ・シュープリームス「Love Child」(11曲目の首位作品)がザ・ビートルズ「Hey Jude」(16曲目)と入れ替わった1968年11月30日付となります。
アレックス・ウォーレン「Ordinary」は2→5位に後退。ラジオは前週比6%ダウンの6750万を記録し、同指標通算26週目の首位を獲得しています。
最新のトップ10はこちら。
This week's top 10 on the Hot 100 (chart dated Jan. 24, 2026).
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Details: https://t.co/lvmPRc5d1y pic.twitter.com/8bNzHJlkY6
1位 (初登場) ブルーノ・マーズ「I Just Might」
2位 (前週1位) テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」
3位 (3位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」
4位 (4位) オリヴィア・ディーン「Man I Need」
5位 (2位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」
6位 (5位) エラ・ラングレー「Choosin' Texas」
7位 (6位) ジョー「End Of Beginning」
8位 (8位) ソンバー「Back To Friends」
9位 (7位) ケラーニ「Folded」
10位 (9位) テイラー・スウィフト「Opalite」
続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。1月24日付ではGlobal 200、およびGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.の双方にて、テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」が首位を獲得しています。
Taylor Swift’s ‘The Fate of Ophelia’ Tops Global Charts for Fifth Weekhttps://t.co/TdfRtEXopa
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This week's top 10 on the Global 200 (chart dated Jan. 24, 2026).
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This week's top 10 on the Global Excl. U.S. chart (dated Jan. 24, 2026).
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Details: https://t.co/LMwHcTbKdX pic.twitter.com/FdMcnldptY
テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」はGlobal 200においてストリーミングが前週比2%アップの7830万およびダウンロードが同41%アップの17,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミングが前週比3%アップの6150万およびダウンロードが同19%アップの6,000を記録し、双方のチャートで通算5週目の首位に。ダウンロード指標の増加は”テリーキャスト(TELYKAST) & ザンツ(XanTz)”リミックスが1月14日に、そのエクステンデッドバージョンが翌15日にリリースされたことに伴います。
テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」はGlobal Excl. U.S.において既にキャリア最長の首位獲得曲となっていますが、Global 200においても「Anti-Hero」を上回り単独での最長首位獲得に至っています。
ブルーノ・マーズ「I Just Might」はGlobal 200、Global Excl. U.S.の双方で4位に初登場。Global 200ではストリーミング6020万およびダウンロード19,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミング3740万およびダウンロード6,000を、それぞれ記録しています。アルバム『The Romantic』(2月27日リリース)からの初のシングル曲は、ブルーノにとってGlobal 200で5曲目、Global Excl. U.S.では4曲目となるトップ10ヒットとなります。
ザラ・ラーソンが2015年6月にリリースした「Lush Life」がGlobal Excl. U.S.で13→10位に上昇し、キャリア初のトップ10入り。ストリーミングは前週比25%アップの3100万を記録しています(ダウンロード数は記事未記載)。スウェーデンの歌手によるこの曲はバイラルヒットに伴い、昨年11月に初登場を果たしていました。
Global Excl. U.S.では米津玄師「IRIS OUT」が7→9位と推移しています。
※追記(1月21日21時44分)
日本時間の1月21日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。
1月24日付 #Global200 における日本の楽曲の動向。
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2026年1月21日
(集計期間:1月9~15日)https://t.co/SdjUqOxjX2
13→16位 #米津玄師「IRIS OUT」
30位 (初登場) #KingGnu「AIZO」
154位 (初登場) #MrsGREENAPPLE「lulu.」
米ビルボードのグローバルチャート(#Global200 および Global 200から米の分を除いた #GlobalExclUS)については、ブログ #イマオト にて解説しています。https://t.co/WBkj49n5ga
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2026年1月21日
なおGlobal Excl. U.S.は米ビルボード有料会員のみ閲覧可能のため、10位未満は紹介できません。ご了承ください。