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前週トップ10初登場曲の最新動向、そしてアイドルが目指すべきヒットの形について (2025年12月31日公開分)

一昨年夏以降再開したこのエントリーですが、タイトルを”前週トップ10初登場曲の最新動向”とした上で、副題を新たに設けています。2025年12月24日公開分の内容はこちら。

 

ビルボードジャパンソングチャートの動向を分析する者として、真の社会的ヒット曲とはロングヒットする、年間チャートで上位に進出する作品と考えます。週間単位で上位に入るのは好いことですが、他方で所有指標が極度に強い曲は加算2週目に、また接触指標が所有指標的な動きをなぞる曲(主にLINE MUSIC再生キャンペーン採用曲)はキャンペーン終了後に指標が大きく後退し、総合でも急落することが少なくありません。

この急落は毎週のようにみられます。ソングチャートのトップ10は多いときで5曲程度が毎週入れ替わり、ロングヒットするか否かが極端に分かれます。主にライト層の支持が反映されるストリーミングがロングヒット曲では強い一方、急落する曲はコアファンとライト層との乖離が大きいのですが、これらを1週分のチャートの順位およびポイントのみで判断することは、現状では難しい状況です。

そのため、このブログエントリーではビルボードジャパンに対しチャートポリシー(集計方法)の改善も提案していますが、あくまで自分なりのと前置きしつつもチャートの見方を提示したいと考えたのが、エントリー掲載の理由です。

 

<2025年12月31日公開分 ビルボードジャパンソングチャート

 前週初めてトップ10入りした作品の、前週および当週におけるCHART insight>

 

※CHART insightの説明

 

[色について]

黄:フィジカルセールス

紫:ダウンロード

青:ストリーミング

黄緑:ラジオ

赤:動画再生

緑:カラオケ

濃いオレンジ:UGC (ユーザー生成コンテンツ)

 (Top User Generated Songsチャートにおける獲得ポイントであり、ソングチャートには含まれません。)

ピンク:ハイブリッド指標

 (BUZZ、CONTACTおよびSALESから選択可能です。)

 

[表示範囲について]

総合順位、および構成指標等において20位まで表示

 

[チャート構成比について]

累計における指標毎のポイント構成

 

・僕が見たかった青空「あれはフェアリー」

 2025年12月24日公開分 2位→12月31日公開分 100位未満

・パンダドラゴン「Winter Song 防衛隊」

 2025年12月24日公開分 3位→12月31日公開分 100位未満

・OCTPATH「スターライトランデブー」

 2025年12月24日公開分 4位→12月31日公開分 100位未満

 

また、前週トップ10内に再浮上した作品の当週動向はこちら。

 

・M!LK「好きすぎて滅!」

 2025年12月24日公開分 8位→12月31日公開分 3位

 

当週のストリーミング表はこちら。

 

2025年12月24日公開分にて2~4位に初登場した曲には、フィジカルセールスとラジオが加点された一方でデジタル指標群は未加算、またいずれもデジタル先行リリースながらフィジカルセールス指標初加算時までデジタル指標群が300位以内に入らなかった点が共通しています(これらについては首位返り咲きの「IRIS OUT」はポイントも増加、一方で総合2~4位初登場曲の次週動向を注視する(2025年12月25日付)にて紹介しています)。

デジタルが強くない3曲がフィジカルセールス指標加算2週目に急落した一方、M!LK「好きすぎて滅!」は同指標未加算ながら最高位を更新。また2025年12月31日公開分のチャートでは2位にKing & Prince「Theater」、4位にはSnow Man「カリスマックス」が入っていますが、STARTO ENTERTAINMENT所属の男性アイドル曲もまたフィジカル未リリースにつきこの指標が未加算という状況です。この3曲の強さは以前も記しています。

 

「好きすぎて滅!」等のバズはすべてのアイドル曲で起こるものではないとして、しかしながら男性アイドル曲にて、いずれもフィジカルセールスが加算されない作品の2~4位到達は、KAWAII LAB.関連や=LOVEのヒットに続き、アイドル勢力図の変化の兆し、そしてチャートの活性化を感じるに十分です。デジタルヒットが最終的に紅白出場にもつながると考えれば、デジタルの強化こそアイドルが掲げるべき目標といえるでしょう。




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