ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
今回は1月7日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャートについて記事化します。なお同日発表された2025年12月31日公開分については昨夜公開しています。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<1月7日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
(該当曲はありません。)
・アルバムチャート
SEVENTEEN『HAPPY BURSTDAY』(12月31日公開分 総合37位)
RADWIMPS『RADWIMPSのはじまりはじまりのまとめ』(同 総合40位)
RADWIMPS『青とメメメと君と』(同 総合48位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
1月7日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:2025年12月29日~2026年1月4日)では、Mrs. GREEN APPLEが首位を獲得しています。

(1月7日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
Mrs. GREEN APPLEは2026年度のトップアーティストチャートにて、6週のうち5週で首位に。日本レコード大賞を受賞した「ダーリン」がソングチャートで12→7位、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と表記)で披露した「GOOD DAY」が29→15位に上昇。ベストアルバム『10』もアルバムチャートで3→2位に浮上しており、紅白等が聴取行動増加に反映したといえます。この流れは多くの紅白出場歌手においても同様です。
日本レコード大賞で最優秀新人賞に輝いたHANAは、「Blue Jeans」「ROSE」を含め、ソングチャート35位までに8曲が登場。歌手別チャートでは2025年8月27日公開分以来となる2位(最高位タイ)につけています。
フィジカルセールス指標の上昇(100位未満(300位圏内)→38位)は、コアファン数の増加を想起させるに十分でしょう。2月最終週にファーストアルバムをリリースすることから、アルバム初登場のタイミングで歌手別チャートを制する可能性は高いかもしれません。
当週トップ10内に返り咲いたのはNumber_iのみ(13→5位)。プレイリスト型アルバムを3作同時にデジタルリリースし、アルバムチャートのダウンロード指標でトップ3を占めたこともあり、歌手別チャートでもこの指標が77→1位と推移しています。一方で、今作の勢いが他指標にも波及し、たとえばフィジカルセールス指標も加点されたならば、歌手別チャートでの順位はより大きく上昇したでしょう。
前週首位のKing & Princeは10位に後退するも、男性アイドル/ダンスボーカルグループのアルバムチャート登場2週目という状況下では好位置をキープしたといえます。特にストリーミング指標は5→6位と好調に推移。アルバムチャートで2連覇を達成した『STARRING』は、今後も上位をキープするかもしれません。
「&Joy」のソングチャート2位初登場に伴い、Kis-My-Ft2が歌手別チャートで100位未満(300位圏内)→16位に。一方でストリーミングや動画再生といった接触指標群が加点されておらず、次週の動向を注視する必要があります。
<1月7日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週2位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (4位) HANA
3位 (3位) back number
4位 (5位) 米津玄師
5位 (13位) Number_i
6位 (10位) Vaundy
7位 (6位) BE:FIRST
8位 (8位) Snow Man
9位 (9位) Official髭男dism
10位 (1位) King & Prince