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(追記あり)【海外ビルボード】マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が米で史上最長タイとなる19週目の首位に

(※追記(12月9日19時17分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)

 

 

 

現地時間の12月8日月曜に発表された、最新12月13日付米ビルボードソングチャート(集計期間:11月28日~12月4日)。初登場から8連覇を記録していたテイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」は6位に後退、マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」が通算19週目の首位を獲得しています。

1994年リリースのアルバム『Merry Christmas』に収録されたマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」は、ストリーミングの興隆に合わせ、またサブスクサービスのプレイリストにてクリスマス関連曲が大きく採り上げられていくことに伴い、2017年のクリスマスシーズンに初めてトップ10入り、翌年初のトップ5入りを果たし、そして2019年のシーズンに初めて首位を獲得。同年3週、2020年に2週、2021年に3週、2022年に4週、2023年に2週そして2024年に4週、首位に立っています。

 

マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」は当週、ストリーミングが前週比52%アップの3370万(同指標通算23週目の首位)、ダウンロードが同86%アップの3,000(同指標4位)、ラジオが同37%アップの2240万(同指標21位)を記録。ストリーミング指標においては歴代最長となる首位獲得記録を更新しています。

 

ビルボードソングチャートは1958年8月4日付に開始して以来、これまで1,184曲が首位を獲得していますが、マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」は今回の首位獲得により歴代最長記録に並んでいます。上位7曲はいずれも米ビルボードが電子モニターによるルミネイト社のデータを採用した1991年11月以降に達成しており、この採用に伴い以前よりも長く首位を獲得することが一般的となっています。

<米ビルボードソングスチャート 週間首位獲得週数上位曲>

・19週 マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」(2019-2025)

・19週 シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」(2024)

・19週 リル・ナズ・X feat. ビリー・レイ・サイラス「Old Town Road」(2019)

・16週 モーガン・ウォレン「Last Night」(2023)

・16週 ルイス・フォンシ & ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー「Despacito」(2017)

・16週 マライア・キャリーボーイズIIメン「One Sweet Day」(1995-1996)

・15週 ハリー・スタイルズ「As It Was」(2022)

 

マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」は米ビルボードソングチャートにおいて首位を獲得したクリスマス関連曲では最長となる19週目の首位に。デヴィッド・セヴィル & ザ・チップマンクス「The Chipmunk Song」(1958年12月以降4週首位)、ブレンダ・リー「Rockin' Around The Christmas Tree」(2023年12月以降 3週首位)が続いています。

 

マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」は史上初となる7年に渡っての首位獲得曲に(2019-2025)。1960年および1962年に首位を記録したチャビー・チェッカー「The Twist」が(年をまたぐ形ではないパターンでの)初となる複数年首位獲得曲であり、「All I Want For Christmas Is You」の登場までは「The Twist」が唯一の記録保持曲となっていました。

また「All I Want For Christmas Is You」は最初の首位獲得から今回に至るまでの期間が6年弱に(2019年12月21日付-2025年12月13日付)。楽曲単位での最長期間を更新しています。

また歌手として、マライア・キャリーは1990年8月4日付にて「Vision Of Love」がキャリア初となる首位を獲得してから今回に至るまでの期間が35年4ヶ月と2週に。これはブレンダ・リーに次ぐ記録となります(「I'm Sorry」(1960年7月18日付)から「Rockin' Around The Christmas Tree」(2024年1月6日付)までの63年5ヶ月と3週)。

 

マライア・キャリーは今回の首位獲得により、首位在籍記録が通算98週に。自身の持つ最長首位獲得記録を更新しています。

<米ビルボードソングチャート 歴代首位獲得週数記録>

98週 マライア・キャリー

60週 リアーナ

59週 ザ・ビートルズ

56週 ドレイク

50週 ボーイズIIメン

「All I Want For Christmas Is You」はマライア・キャリーにとって19曲目となる首位獲得作品であり、ソロでは最多に。歴代最高はザ・ビートルズの20曲となります。またマライアは4つのディケイドで首位を獲得した最初の歌手となります(1990~2020年代)。

 

マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」は、2011年に開始したクリスマス関連曲チャートであるHoliday 100でも首位に立ち、同チャート76週のうち68週において1位を獲得。同曲はHoliday 100のランクイン曲のみで構成されるGreatest Of All Time Holiday 100 Songsチャートでも首位を記録しています。

 

 

ワム!Last Christmas」が6→2位に浮上。1984年にリリースされた同曲はこれまで3位が最高位でしたが、今回更新した形です。ストリーミングは前週比63%アップの3320万、ダウンロードは同76%アップの2,000、ラジオは同14%アップの1820万を記録しています。

ワム!は2016年に亡くなったジョージ・マイケル、そしてアンドリュー・リッジリーによるユニット。彼らが2位以上を記録したのは「Everything She Wants」(1985年6月8日付における2位(その前週まで通算3週首位を記録))以来、およそ40年半ぶりとなります。

<米ビルボードソングスチャート ワム!によるトップ10ヒット>

・1位 (3週) 「Wake Me Up Before You Go-Go」(1984)

・1位 (3週) 「Careless Whisper」(1985)

・1位 (2週) 「Everything She Wants」(1985)

・2位 「Last Christmas」(2025)

・3位 「Freedom」(1985)

・3位 「I'm Your Man」(1986)

・10位 「The Edge Of Heaven」(1986)

なおジョージ・マイケルはソロとして、1996年までに15曲をトップ10内に送り込んでいます。その中で最後に2位以上を記録したのは、エルトン・ジョンとの「Don't Let The Sun Go Down On Me」が首位を獲得した1992年2月1日付となります。)

 

当週はソングチャートトップ10内にクリスマス関連曲が7作登場。マライア・キャリーおよびワム!に次ぐのはブレンダ・リー「Rockin' Around The Christmas Tree」(7→3位)で、1958年のリリース曲はストリーミングが前週比60%アップの3080万、ダウンロードが同69%アップの2,000、ラジオが同34%アップの2050万を記録しています。

ボビー・ヘルムズ「Jingle Bell Rock」が8→4位に。1957年リリースの同曲はストリーミングが前週比71%アップの3050万、ダウンロードが同70%アップの1,000、ラジオが同26%アップの2000万を記録。これまでの同曲最高位は3位となります。

アリアナ・グランデによる2014年リリースの「Santa Tell Me」は13→8位へ。ストリーミングが前週比61%アップの2480万、ラジオが同17%アップの770万を記録。過去最高は5位となります。

ナット・キング・コール「The Christmas Song (Marry Christmas To You)」は18→9位に上昇し、同曲最高位タイに。1946年のリリース曲はストリーミングが前週比70%アップの2260万およびラジオが同33%アップの1650万を記録しています。

そしてアンディ・ウィリアムス「It's The Most Wonderful Time Of The Year」が17→10位に浮上。過去最高5位を記録している1963年のリリース曲は、ストリーミングが前週比70%アップの2070万およびラジオが同20%アップの1870万を記録しています。

 

クリスマス関連曲が寡占状況にある当週のトップ10にて、クリスマス関連曲以外ではHUNTR/X(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が最高位となる5位を記録。初登場から8連覇となり自己最長タイとなる首位獲得記録を達成したテイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」は6位に後退。そしてアレックス・ウォーレン「Ordinary」が3→7位と推移しています。

 

最新のトップ10はこちら。

 

1位 (前週5位) マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」

2位 (6位) ワム!Last Christmas

3位 (7位) ブレンダ・リー「Rockin' Around The Christmas Tree」

4位 (8位) ボビー・ヘルムズ「Jingle Bell Rock」 

5位 (2位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」

6位 (1位) テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」

7位 (3位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」

8位 (13位) アリアナ・グランデ「Santa Tell Me」

9位 (18位) ナット・キング・コール「The Christmas Song (Marry Christmas To You)」

10位 (17位) アンディ・ウィリアムス「It's The Most Wonderful Time Of The Year」

 

 

続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。12月13日付ではGlobal 200、またGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.共に、HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が2週ぶりとなる首位返り咲きを果たしています。

HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」はGlobal 200においてストリーミングが前週比2%ダウンの9450万およびダウンロードが同5%アップの10,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミングが前週とほぼ変わらず7420万、またダウンロードが同8%アップの6,000を、それぞれ記録しています。

グローバルチャートが2020年9月に開始して以降、HUNTR/X「Golden」は双方のチャートで通算18週目となる首位を獲得。Global 200においては首位獲得週数がマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」(2020年12月以降 通算19週)に次ぐ歴代2位タイとなり、レディー・ガガブルーノ・マーズ「Die With A Smile」(2024年9月以降 通算18週)と並んでいます。またGlobal Excl. U.S.では「Die With A Smile」(2024-2025 17週)を上回り、ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」(2024-2025 19週)に次ぐ歴代単独2位に浮上しています。

 

Global 200ではマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」が3→2位に浮上したほか、5曲のクリスマス関連作品がトップ10にランクイン。ワム!Last Christmas」(最高2位)が6→4位、ブレンダ・リー「Rockin' Around The Christmas Tree」(最高2位)が10→5位、ボビー・ヘルムズ「Jingle Bell Rock」(最高4位)が11→6位、アリアナ・グランデ「Santa Tell Me」(最高5位)が15→7位、そしてケリー・クラークソン「Underneath The Tree」(最高6位)が18→10位に、それぞれ浮上しています。

Global Excl. U.S.においても「All I Want For Christmas Is You」が5→3位に浮上したほか、「Last Christmas」(最高2位)が7→4位、「Rockin' Around The Christmas Tree」(最高3位)が28→8位、そして「Santa Tell Me」(最高4位)が31→10位に上昇しています。なおGlobal Excl. U.S.において、「All I Want For Christmas Is You」は2020年のクリスマスシーズン以降通算14週に渡り首位を獲得しています。

 

トルコのラッパー、ブロック3(BLOK3)による「Kusura Bakma」がGlobal Excl. U.S.で9位に初登場。ストリーミングは3110万を記録しています。同曲は米ビルボードによるターキーソングチャートでも初登場で首位に。このチャートにおけるブロック3の首位獲得曲は4作品目となります。

 

 

 

※追記(12月9日19時17分)

 

日本時間の12月9日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。




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