ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"します。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<12月3日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
Mrs. GREEN APPLE「ビターバカンス」(11月26日公開分 総合99位)
・アルバムチャート
iLiFE!『アイドルライフエクストラパック』(11月26日公開分 総合27位)
Saucy Dog『カントリーロード』(同48位)
MONGOL800『MESSAGE』(同53位)
Relax α Wave『すやすや赤ちゃんα波 ぐっすりおやすみオルゴール プレミアムベスト』(同67位)
Mr.Children『Atomic Heart』(同70位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
12月3日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:11月24~30日)では、Mrs. GREEN APPLEが3週連続で首位を獲得しています。

(12月3日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
昨年度通算45週目に渡って首位を獲得したMrs. GREEN APPLEが、新年度初週も首位に。ストリーミングおよび動画再生指標を今週も制し、接触指標群が特に強い状況です。
当週はそのMrs. GREEN APPLEも参加した、RADWIMPSのトリビュートアルバム『Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-』がアルバムチャートで2連覇を達成。その流れはRADWIMPSによるオリジナル作品にも波及し、当週のアルバムチャートでは配信限定のコンピレーションアルバムを含め実に10作品が100位以内に登場。これによりRADWIMPSは歌手別チャートにて6→5位と推移し、自己最高位を更新しています。
当週トップ10内に返り咲いたのはHey! Say! JUMP(100位未満→4位)、ONE N' ONLY(100位未満→7位)、乃木坂46(44→8位)およびMAZZEL(67→10位)の4組。Hey! Say! JUMPとONE N' ONLYはアルバムチャート、乃木坂46およびMAZZELはソングチャートにてフィジカルセールス指標初加算に伴い、新作が各チャート総合3位以内に登場しています。ONE N' ONLYおよびMAZZELは当週、最高位を更新した形です。
一方で4組においてはストリーミング指標が高くはないといえます。最も高い乃木坂46で42位となり、以下MAZZELが55位、ONE N' ONLYが71位、そしてHey! Say! JUMPにおいては100位未満(300位圏内)となっています。この指標が高くなければ次週急落する可能性は高く、新たな作品が聴かれ続け、且つ過去作にも波及していくかを注視する必要があります。
(なおHey! Say! JUMP『S say』は12月12日にフルでデジタル解禁。現時点で4曲が公開され、それがストリーミング指標の加点に至ったと考えます。)
トップ10未満をみると、B'zが60→36位に上昇。集計期間中にアルバム『FYOP』がデジタル解禁されたことでアルバムチャートでは89→9位に再上昇を果たしています。ダウンロード指標を制したほか、ストリーミング指標も10位に入っており、新作への注目度の高さが伺えます。
<12月3日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週1位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (2位) 米津玄師
3位 (3位) back number
4位 (100位未満) Hey! Say! JUMP
5位 (6位) RADWIMPS
6位 (5位) HANA
7位 (100位未満) ONE N' ONLY
8位 (44位) 乃木坂46
9位 (8位) Vaundy
10位 (67位) MAZZEL