(※追記(9月28日18時56分):Perfumeの項目にて記載したアルバムタイトルについて、当初『ネビュラロマンス 前編』『ネビュラロマンス 後編』と記していましたが、正しくは『ネビュラロマンス 前篇』『ネビュラロマンス 後篇』でした。つきましては該当箇所を訂正しています。心よりお詫び申し上げます。)
昨日、Perfumeが年内で活動をひと区切りすることを発表しました。
年内のライブは明日が最後になるとのことですが、テレビパフォーマンスにおいては『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と記載)に特別出場の形で登場(再出場)することが最も自然ではと捉えています。『10月4日よりNHK総合にて放送されるテレビアニメ「不滅のあなたへ Season3」に、Perfumeが主題歌「ふめつのあなた」を提供することが決定している』ならば尚の事です(『』内は前者の記事より)。
🟥第76回NHK紅白歌合戦⬜️
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) 2025年9月17日
放送日時決定🎉
🗓️2025/12/31(水)19:20~23:45
📺NHK総合/BSP4K/BS8K/ラジオ第1
📡NHK ONE(新NHKプラス)で同時•見逃し配信予定
🔗https://t.co/T7VyL1ImBP
NHKホールでの観覧は
10/2(木)11:00~募集開始予定!
最新情報はこのアカウントからお知らせします💌
#NHK紅白
その紅白は今年も大晦日に放送されます。このブログでは毎年出場歌手を予想しているのですが、Perfumeは昨年選出されなかったとしてもここ数年は(Perfumeが在籍する)アミューズの所属歌手が目立つ印象があります。
では、アミューズ所属歌手で紅白常連と呼べる歌手の、最近のチャート動向はどうでしょうか。
以下に、ビルボードジャパンによるトップアーティストチャートの直近60週分におけるCHART insightを掲載します。このチャートはソングチャートとアルバムチャートを合算したもので、2024年最終週からはアルバムチャートにストリーミング指標が導入。また今年6月からはソングチャート/アルバムチャートの双方でストリーミングの指標化の際、ロングヒット作品に対し減算処理を施すリカレントルールが適用されています。
紅白においては特に若手の選定において、ビルボードジャパンソングチャートやトップアーティストチャートでのヒットが出場に大きく関わるものと捉えています。それも今年度ではなく、今年1月以降のヒットが重要になるというのが私見であり、アルバムチャートにも組み込まれたストリーミング指標におけるヒットの有無がこれまで以上に大きな判断基準に成るものと考えます。
※CHART insightの説明
[色について]
黄:フィジカルセールス
紫:ダウンロード
青:ストリーミング
黄緑:ラジオ
赤:動画再生
緑:カラオケ
濃いオレンジ:UGC (ユーザー生成コンテンツ)
(Top User Generated Songsチャートにおける獲得ポイントであり、ソングチャートには含まれません。)
ピンク:ハイブリッド指標
(BUZZ、CONTACTおよびSALESから選択可能です。)
[表示範囲について]
総合順位、および構成指標等において100位まで表示
(CHART insight有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
[チャート構成比について]
累計における指標毎のポイント構成

Perfumeはトップアーティスト100位以内エントリーが多くはありません。直近2枚のオリジナルアルバム『ネビュラロマンス 前篇』『ネビュラロマンス 後篇』は共にフィジカルリリースのおよそ1ヶ月前にデジタル先行で解禁されていますが、後者のアルバムチャートにおけるストリーミング指標加点は2週にとどまり、トップアーティストチャートでもストリーミングが強くない状況が続いています。
Perfumeが今年紅白に出場するのであればチャート成績よりも活動休止が出場判断にて優先されると思われますが、その再出場を盤石にすべく、またいつでも戻ってこられる機運を高める意味でも、ファンダムがライト層やグレーゾーンに向けてストリーミング聴取を呼びかけることが重要と考えます。コールドスリープ発表で多くのコアファンの思いが可視化されていますが、そのファンがサブスクを介して聴くことも重要です。
・星野源

星野源さんにおいては、ビルボードジャパンがアルバムチャートにストリーミングを取り入れた昨年最終週以降、歌手別チャートにてこの指標が加点され続けています。『YELLOW DANCER』(2015)、『POP VIRUS』(2018)の聴取も可視化されていますが、『POP VIRUS』からおよそ6年半ぶりにリリースされた『Gen』においてもストリーミング人気が明らかに。チャート面からも紅白出場可能性や納得度は十分といえます。
・福山雅治

直近5年連続で白組のトリを飾ってきた福山雅治さんですが、5年のうちその年の作品(出場歌手発表時までにリリースされた曲)を披露したのは昨年のみ。「少年」(2010)とのメドレー形式で披露された「ひとみ」はビルボードジャパンソングチャートで最高31位、総合100位以内エントリーは1週にとどまっています。
紅白では中堅からベテランにおいて、その年ヒット曲を輩出せずともNHK貢献度や視聴者人気の高さに伴い出場する方が少なくありません。しかし、後述する歌手のストリーミング人気も踏まえれば尚の事、直近60週分のCHART insightにてストリーミング指標が一度も加点されていないのは気になります。アルバム未リリースも考慮する必要はありますが、福山雅治さんが今年出場したとしてトリは別の歌手がより相応しいでしょう。

およそ10年ぶりにリリースされたオリジナルアルバム『THANK YOU SO MUCH』が総合アルバムチャートを制覇したのみならず、ストリーミング指標は最新9月17日公開分まで26週連続で100位以内にランクインしているサザンオールスターズ。特筆すべきは2023年1月4日公開分以降、トップアーティストチャートにてストリーミングが加点され続けている点にあります。
今年はアルバムリリースも相まって、おそらくは特別枠の形で紅白出場を果たすものと思われます(紅白側はサザンオールスターズの出場を今年の目玉と据えることでしょう)。CHART insightをみる限り、またアルバムの実績も踏まえれば出場は納得できるものと考えます。
アミューズ所属歌手一覧はこちら。BABYMETALは米ビルボードアルバムチャートで初めてトップ10入りしたこともあり、紅白復帰は有り得るでしょう(紅白が”グローバル”を掲げるならば尚の事であり、この点は鬼滅の刃、国宝…『NHK紅白歌合戦』の出場歌手について、”グローバル”という視点から予想する(9月8日付)で記しています)。それでもストリーミング指標の加点は『METAL FORTH』の登場2週目以降2週分にとどまっています。

星野源さんやサザンオールスターズはストリーミングに強いものの、ともすればアミューズ全体においてストリーミングに関する知見は十分備わっていないのかもしれません。この点の克服がアミューズにとって必須課題であり、そしてクリアできたならば(先述したように)Perfumeの活動再開への機運を高めることにもつながるでしょう。