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米津玄師「IRIS OUT」はビルボードジャパンでの連覇が確実…ならばグローバルチャートの動向も注目すべき

来週以降のビルボードジャパンソングチャートでは、映画「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」主題歌の米津玄師「IRIS OUT」が近年稀に見る高ポイントで首位を獲得し続けることが予想されます。

 

ビルボードジャパンソングチャート、ストリーミング指標の基となるStreaming Songsチャートの速報記事はこちら。

GfK/NIQ Japanによるストリーミング再生回数レポートから、2025年9月15日~9月17日の集計が明らかとなり、米津玄師「IRIS OUT」が8,867,672回で首位を走っている。

「IRIS OUT」は、本日9月19日に全国公開された劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌で、9月15日にデジタル・リリースされた。現在、2位の約2.76倍という圧倒的な再生回数を記録しており、映画公開に合わせて週後半も勢いを維持できれば、HANA「Blue Jeans」が7月23日公開チャートで記録した今年度のBillboard JAPANチャート(2024年11月25日~)における最多ストリーミング再生回数(1,624.7万回)を超える可能性が見えている。

HANA「Blue Jeans」は7月23日公開分ビルボードジャパンソングチャートにて今年度週間最高となる19,152ポイントを獲得。フィジカル/デジタル同週リリースも功を奏した形で、フィジカルセールス48,924枚、ダウンロード16,109DLおよびストリーミング16,247,580回再生を記録しています。一方で、同日公開分チャートにおける集計期間3日目までの速報値は順に37,002枚、10,548DLおよび6,908,842回再生となっています。

HANA「Blue Jeans」の初登場週におけるフィジカルセールス指標のポイント構成比は全体の2割強ですが(HANA「Blue Jeans」が今年度週間最高ポイントで首位初登場…Snow Man「SERIOUS」が上昇する次週に注目(7月24日付)参照)、米津玄師「IRIS OUT」は次週9月24日公開分ビルボードジャパンソングチャートにおける集計期間3日目までの速報値が20,545DL/8,867,672回であり、フィジカルの未加算分を2指標で補えられるでしょう。

 

さらに、米津玄師「IRIS OUT」は次週のソングチャートで集計期間4日目に当たる9月18日にて、日本のSpotifyデイリーチャートにおける歴代最高再生回数を樹立しています。

「IRIS OUT」が日本のSpotifyで配信初日における最高再生回数を記録したことは米津玄師「IRIS OUT」の初速に注目…一方で記録発信時の表現等が気になったことについて(9月18日付)で紹介しましたが、その際記した『今年度未だ生まれていない週間2万ポイント超え』、そしてフィジカルセールス指標初加算となる登場2週目での『2023年度以降のソングチャートでは初となる週間2万5千ポイント超え』が現実味を帯びてきました。

 

 

日本ではしばらく好記録が続くだろうことを踏まえるに、その日本の動向も含めたグローバルチャートでの米津玄師「IRIS OUT」の動向にも注目すべきと考えます。

ビルボードは2020年9月より、世界200以上の国や地域におけるストリーミングおよびダウンロード(主要デジタルプラットフォーム分)から成るグローバルチャートを発信。概要等は上記エントリーをご参照いただきたいのですが、Global 200、およびGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.において、日本の楽曲のトップ10ヒットは未だ多くはありません(なお日本の楽曲はGlobal Excl. U.S.の順位がより高くなる傾向です)。

上記表は米津玄師「IRIS OUT」の初速に注目…一方で記録発信時の表現等が気になったことについて(9月18日付)でも紹介した、米ビルボードのグローバルチャートでトップ10入りした日本の楽曲一覧。この1年半近くに渡りGlobal 200、またより順位が高い傾向にあるGlobal Excl. U.S.でも日本の楽曲はトップ10入りしていません。もっといえば、200位以内の順位が可視化されるGlobal 200でのランクインは途切れがちとなっています。

(米津玄師「KICK BACK」のランクイン週を黄色で表示しています。)

 

次回9月27日付Global 200およびGlobal Excl. U.S.(集計期間:9月12~18日)は日本時間の9月23日火曜に発表。米津玄師「IRIS OUT」は9月15日月曜リリースであり、金曜集計開始のグローバルチャートでは初週4日分のみが集計対象に。またこのチャートではフィジカルセールスは加算されませんが、月曜配信開始のHANA「Blue Jeans」が7月26日付Global 200で初登場したことから「IRIS OUT」のランクインは間違いないはずです。

 

 

ならば「IRIS OUT」がグローバルチャート、少なくともGlobal Excl. U.S.でトップ10入りするかが気になるところですが、好材料は揃っているといえそうです。グローバルチャートのストリーミング指標はLINE MUSICを含まない一方、ビルボードジャパンソングチャートでは動画再生指標として扱われるYouTubeを含みます。またダウンロードは世界的に下がっており、日本の楽曲且つアニメタイアップ作品は存在感を示せるでしょう。

(最新9月20日付グローバルチャートを制したHUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」は、Global 200においてダウンロード16,000、Global Excl. U.S.では同8,000を記録((追記あり)【海外ビルボード】HUNTR/X「Golden」が首位キープ、MTVビデオ・ミュージック・アワードがチャートに影響(9月16日付)参照)。この数値と先述した表から、日本の楽曲におけるダウンロードの強さが解ります。)

 

(上記はSpotifyの公式Xアカウントによるポスト(→こちら)より。)

また、次週のグローバルチャートの集計期間3日目までにおけるSpotifyの、同週初登場曲のみで構成されたチャートをみるとトゥエンティ・ワン・パイロッツの強さが目立ちますが、他方エド・シーランはそこまでではなく、アルバム収録曲の大半をグローバルチャート200位以内に送り込む作品は多くはないと読むことができるでしょう。このことも、米津玄師「IRIS OUT」の上位初登場にプラスに作用すると捉えています。

 

 

9月27日付グローバルチャートではダウンロード数の高さとストリーミングヒットに伴い、米津玄師「IRIS OUT」が高位置に就くものと推測されます。そして登場2週目には映画「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」の公開日が集計期間初日となるため、ダウンロードが落ち着くとしても高値安定、且つストリーミングが維持し、初の1週間フル加算に伴いさらなる上昇が見込めるでしょう。

米津玄師「IRIS OUT」がグローバルのSpotifyデイリーチャートで直近2日続けて200位以内に登場していることも、米ビルボードのグローバルチャートにて有効に作用するものと捉えています。

 

 

惜しむらくは、米津玄師「IRIS OUT」の初速に注目…一方で記録発信時の表現等が気になったことについて(9月18日付)でも述べましたが、米津玄師「IRIS OUT」が月曜リリースゆえ米ビルボードによる9月27日付グローバルチャートでの初登場時には1週間フル加算とはならないこと。仮に9月12日金曜解禁だったならば、Global Excl. U.S.でのトップ10入りも十分考えられたというのが私見です。

日本は音楽業界の標準リリース日や音楽チャートの集計開始日について、グローバル(チャート)に合わせて金曜にする必要があるのではないかという提案を、このブログでは以前から記してきました。米津玄師「IRIS OUT」が上位初登場することで、その議論が活性化するならばと願っています。




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