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星野源が『Gen』リリース以降3本目となるミュージックビデオを公開へ…アルバムリリース後の複数作品公開を考える

星野源さんが今夜、オリジナルアルバム『Gen』に収録された「2 (feat. イ・ヨンジ)」のミュージックビデオを公開します。

星野源さんがこの土日に開催した韓国公演には、イ・ヨンジさんも登場しています。

この直後のミュージックビデオ公開ゆえ、韓国公演がひとつの契機であることは間違いないでしょう。一方で『Gen』において、オリジナルアルバムリリース後のミュージックビデオ公開が増えていることに注目しています。

 

 

星野源さんによるオリジナルアルバム『Gen』収録曲のミュージックビデオ公開はそのリリース以降において、「Star」(リリース日に公開)、「Mad Hope (feat. ルイス・コール、サム・ゲンデル & サム・ウィルクス)」に続く3曲目となるのです。

アルバムリリース以降、複数のミュージックビデオを制作し公開するという動きは『Gen』以外にも散見される印象ですが、その理由がビルボードジャパンアルバムチャートからみえてくるのではと捉えています。

 

上記は最新9月10日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートにおける、星野源『Gen』の動向。最高2位、7週連続トップ10(且つトップ5)入りを果たしたこのアルバムにおける3指標の推移をみると、フィジカルセールス(黄色で表示)やダウンロード(紫)といった所有指標よりも接触指標であるストリーミング(青)の下落度合いが緩やかであることが解ります。

このストリーミング指標は昨年最終週からアルバムチャートに組み込まれ、それに伴いチャートは大きく変容を遂げています。上半期チャートについては上記で解説していますが(その後下半期に入りロングヒット作品のストリーミング指標に対し減算処理を施すリカレントルールが適用されています)、ストリーミングに強い作品が週間単位における上位進出、そして年間チャートの面でも重要になっているのです。

 

 

アルバムチャートの変容は、聴かれ続ける作品の重要性を示しています。そして、サブスクを介して聴かれ続けることは、1回再生あたりの利益がわずかだとしても着実に利益を獲得できることにつながり、ストリーミング指標のチャート組入がそのことが可視化させたといえるでしょう。

ビルボードジャパンアルバムチャートのストリーミング指標は米ビルボードと異なり動画再生が含まれていませんが、しかし動画再生はサブスク聴取ともリンクしやすいと捉えています。この考えが正しいならば、アルバムの長期接触化を歌手側が視野に入れてきたことがミュージックビデオ制作の背景にあり、それを加速させたのがビルボードジャパンアルバムチャートのチャートポリシー(集計方法)変更かもしれません。

(なおストリーミングを構成指標に含むアルバムチャートについては、オリコンがいち早く開始しています。その一方、ストリーミング指標のウエイトはビルボードジャパンのほうが大きくなっています。)

 

 

とはいえ、アルバムリリース以降における複数のミュージックビデオ制作という動きは、ビルボードジャパンアルバムチャートのストリーミング指標組入前からみられています。今月3枚目のオリジナルアルバム『Prema』をリリースした藤井風さんにおける前2作品においても実施されていたといえます。

尤も藤井風さんの場合、所有指標のみだった時代のアルバムチャートでもロングヒットを続けており、そのこともミュージックビデオ制作の背景にあるかもしれません。

(ちなみにビルボードジャパンでは2022年度まで、パソコン等へのCD取込数を示すルックアップも組み入れられていましたが、レンタル需要が推測可能なこのルックアップはある意味接触指標的であると捉えています。その指標が廃止され所有2指標のみのチャートになって以降も、藤井風さんによる2作品はヒットを続けていました。)

 

 

ビルボードジャパンアルバムチャートのチャートポリシー変更に伴いストリーミングの重要性が示されたことで、歌手側がアルバムリリース後のミュージックビデオ公開という施策を増やしていくかもしれません。アルバム制作にかける時間の増加もその背景にあるかもしれませんが、ストリーミングの収益等を加味できるようになったことがミュージックビデオの制作を後押ししているのではというのが私見です。




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