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前週トップ10初登場曲の最新動向と、Mrs. GREEN APPLE「夏の影」2位キープの背景について

昨年夏以降再開したこのエントリーですが、タイトルを”前週トップ10初登場曲の最新動向”とした上で、副題を新たに設けています。前週の内容はこちら。

 

ビルボードジャパンソングチャートの動向を分析する者として、真の社会的ヒット曲とはロングヒットする、年間チャートで上位に進出する作品と考えます。週間単位で上位に入るのは好いことですが、他方で所有指標が極度に強い曲は加算2週目に、また接触指標が所有指標的な動きをなぞる曲(主にLINE MUSIC再生キャンペーン採用曲)はキャンペーン終了後に指標が大きく後退し、総合でも急落することが少なくありません。

この急落は毎週のようにみられます。ソングチャートのトップ10は多いときで5曲程度が毎週入れ替わり、ロングヒットするか否かが極端に分かれる状況です。主にライト層の支持が反映されるストリーミングがロングヒット曲では強い一方、急落する曲はコアファンとライト層との乖離が大きいのですが、これらを1週分のチャートの順位およびポイントのみで判断することは、現状では難しい状況です。

そのため、このブログエントリーではビルボードジャパンに対しチャートポリシー(集計方法)の改善も提案していますが、あくまで自分なりのと前置きしつつもチャートの見方を提示したいと考えたのが、エントリー掲載の理由です。

 

<2025年8月27日公開分 ビルボードジャパンソングチャート

 前週初めてトップ10入りした作品の、前週および当週におけるCHART insight>

 

※CHART insightの説明

 

[色について]

黄:フィジカルセールス

紫:ダウンロード

青:ストリーミング

黄緑:ラジオ

赤:動画再生

緑:カラオケ

濃いオレンジ:UGC (ユーザー生成コンテンツ)

 (Top User Generated Songsチャートにおける獲得ポイントであり、ソングチャートには含まれません。)

ピンク:ハイブリッド指標

 (BUZZ、CONTACTおよびSALESから選択可能です。)

 

[表示範囲について]

総合順位、および構成指標等において20位まで表示

 

[チャート構成比について]

累計における指標毎のポイント構成

 

・Number_i「未確認領域」

 8月20日公開分 1位→8月27日公開分 24位

Mrs. GREEN APPLE「夏の影」

 8月20日公開分 2位→8月27日公開分 2位

AKB48「Oh my pumpkin!」

 8月20日公開分 4位→8月27日公開分 51位

・アイナ・ジ・エンド「革命道中」

 8月20日公開分 5位→8月27日公開分 6位

 

当週のストリーミング表はこちら。

 

 

Mrs. GREEN APPLE「夏の影」は5ヶ月連続配信リリースの最後を飾る作品で、ポイント前週比84.5%、ストリーミング再生回数前週比79.1%を記録。CHART insightにおける累計ポイント構成比の推移からはラジオ指標(黄緑で表示)のシェア拡大が見て取れますが、これは「夏の影」においてラジオ施策が行われたことも要因です。

2025年8月27日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2025年8月18日~8月24日プランテック調べ)では、Mrs.GREEN APPLE「夏の影」が1位を獲得した。

“キリン 午後の紅茶”TVCMソングとしても7月初旬より放映中の同曲。8月11日のデジタルリリースにあわせて関東FMを中心にラジオオンエアが開始されると、日に日に波及していき前週チャートで6位に初登場。今週に入ると発売2週目ながらオンエアは更に急伸し、下位と圧倒的な差をつける大量オンエアを獲得しての首位浮上となった。

定期コーナ/番組などの帯放送枠で積み上げたオンエアを基盤としつつ、調査対象の96.8%となるステーション(FMでは全局)と今週最も広範囲でのオンエア獲得はさすが。リクエストオンエア数も、首位はOfficial髭男dism「らしさ」(5位→6位)に僅差で譲るも2番目に多く、文句なしで今週最も注目された曲と言えるだろう。今年2番目に多い週間オンエア数での圧勝だ。

 

 

※ 記事にて『定期コーナ』とありますが、『定期コーナー』が正しい表現と思われます。

ビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標はプランテックによる全国主要ラジオ局のオンエアチャートを基に、対象局の聴取可能人口等を加味して算出。Mrs. GREEN APPLE「夏の影」では元来注目度が高かったこともさることながら、『定期コーナ/番組などの帯放送枠で積み上げ』という文言からは歌手側の施策による部分も大きいことが読み取れます。

ラジオ指標では主に男性アイドルやダンスボーカルグループにて同種の施策が行われる傾向にあり、たとえばMrs. GREEN APPLE「夏の影」が前週総合2位初登場となったのは同日リリースのNumber_i「未確認領域」にて施策が採用されたことが大きいと捉えています。Number_iはリリース週に首都圏ラジオ局の番組にゲスト出演し、全国ネットの番組でDJを担当したこともプラスに作用しています。

ただし、『定期コーナ/番組などの帯放送枠で積み上げ』という施策は、翌週の急落につながりかねません。Number_i「未確認領域」においてはラジオ指標が当週20位となり、総合チャートにおける後退(1→24位)の一因となっています。一方でMrs. GREEN APPLEは、「夏の影」において登場2週目に施策を行ったことが総合チャートの上位安定につながっているのです。

 

実はMrs. GREEN APPLEにおけるラジオ施策は以前から確認できます。直近においてはベストアルバム『10』リリース週以降のプロモーションという側面が大きいながら(上記リンク先参照)、今回は登場2週目に施策が行われたことを興味深く感じています。

しかしながら重要なのは、ラジオ指標がフィジカルセールス共々上位では安定しないということ。「夏の影」において次週以降ラジオ指標がどう推移し、総合チャートで安定するかどうかを見極めることが必要です。




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