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ストリーミング7億回突破のMrs. GREEN APPLE「ライラック」、リカレントルール抵触後も勢いが続いている件

Mrs. GREEN APPLEの勢いが止まりません。最新8月20日公開分のビルボードジャパン主要チャートでは、ソングチャートとアルバムチャートを合算するトップアーティストチャートで8連覇を達成。ベストアルバム『10』がアルバムチャート3連覇(通算5週目の首位)を果たしたこと、またソングチャートでは新曲「夏の影」の2位初登場を筆頭にトップ10内に4曲ランクインしたことが影響しています。

(ビルボードジャパンはトップアーティストチャートの記事を用意していないため、勝手ながら"記事化"したエントリーを掲載します。)

 

その中で今回注目したのは、「ライラック」のソングチャートトップ10返り咲きです。

(上記CHART insightは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています(ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています)。)

ビルボードジャパンソングチャートにおけるMrs. GREEN APPLEライラック」について、CHART insight等を基に上記表を作成していますが、今年6月4日公開分以降ストリーミング指標、および総合順位やポイントがそれ以前と比べて下がっていることが解ります。これはリカレントルール採用に基づくものです。

ビルボードジャパンが今年度下半期初週となる6月4日公開分以降に採用したリカレントルールは、ソングチャートでは総合53週以上、アルバムチャートでは総合27週以上ランクインしている作品に対し指標化時に減算処理を施すというもの。ルールに抵触したロングヒット作品は総合順位を大きく落としています。

このリカレントルールはチャートの新陳代謝を目的とし、新たなヒット曲に光を当てる目的で導入されたと思われますが、その中にあってMrs. GREEN APPLEライラック」は下半期以降通算3週に渡りトップ10内に返り咲いているのです。もっといえばリカレントルール適用直前より下半期の各週のほうが再生回数が増えている状況であり、そのストリーミングの高値安定が総合ソングチャート上位安定の原動力となっています。

 

 

下半期以降における「ライラック」のヒットの要因には以下の3点が考えられます。

 

1つ目は「ライラック」を収録したベストアルバム『10』のヒット。冒頭で記したように『10』は登場6週目にして5週首位を獲得、またストリーミング指標6連覇を達成。さらにアルバムチャート初登場週に当たる7月16日公開分においてはトップアーティストチャートで構成6指標すべて首位となり、いわゆる完全制覇を成し遂げているのです。ベストアルバムのリリースが「ライラック」等の注目度を高めたのは間違いありません。

 

2つ目は高い注目度の維持。ベストアルバムリリース前後には民放キー局およびNHK総合にて長時間音楽特番が放送されていますが、Mrs. GREEN APPLEはHANAと並び最多となる5番組に出演を果たしています。番組によって「ライラック」を歌っていないとしても、歌手への高い注目度を保つことができます。

ワンマンライブ開催や音楽フェスへの出演もさることながら、テレビパフォーマンスも音楽チャートに影響します。Mrs. GREEN APPLEが8月9日放送の『MUSIC GIFT 2025 ~あなたに贈ろう 希望の歌~』(NHK総合)で披露した2曲は、放送の翌々日以降を集計期間とする最新8月20日公開分のビルボードジャパンソングチャートにて「ケセラセラ」がポイント前週比110.8%、「Soranji」が同115.0%を記録しています。

また当週の集計期間初日に放送されたバラエティ特番でもMrs. GREEN APPLEが登場しています。このような露出は8月11日リリースの「夏の影」に対し、新曲をパフォーマンスしないとしても間接的に影響を与えると以前記しましたが(上記エントリー参照)、無論新曲に限らず「ライラック」をはじめとするMrs. GREEN APPLEの過去曲にもプラスに作用しているはずです。

 

そして3つ目。Mrs. GREEN APPLEライラック」がこのタイミングにてネットでバズを引き起こしていることもロングヒットを強靭化させたと考えます。

CHART insightをみると、「ライラック」では茶色で表示されるUGCにて、7月23日公開分から3週連続で同曲最高となる2位を記録しています。UGCとは"歌ってみた"や"踊ってみた"に代表されるユーザー生成コンテンツ(歌手側以外の発信動画)を指し、この人気はTop User Generated Songsチャートで可視化されるのですが、「ライラック」はここにきて奇妙なダンスによる踊ってみた動画でバズを起こしているのです。

その踊りには"今これダンス"という名がつけられており、かこラボにて解説されています(勝手ながら紹介させていただきました、問題があれば削除いたします)。リンク先ではMrs. GREEN APPLE自身が今これダンスに挑戦する動画も掲載されていますが、曲の最後の部分に奇妙なダンスを合わせることで生まれる中毒性が、UGC2位到達の要因といえるでしょう。そしてUGC人気は動画再生、そしてストリーミングにも波及します。

 

 

上記はビルボードジャパンでもストリーミング53週連続トップ3入り…Mrs. GREEN APPLE「ライラック」の強さについて(5月11日付)で掲載した内容の続きとなるグラフ。Mrs. GREEN APPLEライラック」はリカレントルールに抵触しながら、それ以降も他の大ヒット曲にポイント面で負けておらず、累計ポイント推移を示すグラフでは急失速していないことが解ります。

そして当週、Mrs. GREEN APPLEライラック」はストリーミング7億回再生を突破しています。

累計再生数は、チャートイン10週目で1億回を突破して以降、9~11週ペースでマイルストーンを達成し続けており、今回の7億回突破は、チャートイン71週目での達成となる。71週目での7億回突破は、YOASOBI「アイドル」(54週で突破)に続いて、ビルボードジャパン史上2番目の速さとなる。

ライラック」はチャートイン60週目に6億回を突破しており(Mrs. GREEN APPLE「ライラック」ストリーミング累計6億回突破 史上3番目の速さ | Daily News | Billboard JAPAN(6月4日付)参照)、7億回到達まで11週を要しています。他方YOASOBI「アイドル」は『41週目で6億回、54週目で7億回』を記録(『』内はYOASOBI「アイドル」史上最速ストリーミング累計9億回再生突破 | Daily News | Billboard JAPAN(3月12日付)より)。6億回から7億回までのスピードは「ライラック」が2週上回っているのです。

 

 

ライラック」の勢いの持続は、ロングヒット作品に厳しいリカレントルールの採用後でもはっきりと見て取れます。今後もメディア露出や新曲登場のたびにMrs. GREEN APPLEへの注目度が高まり、再生回数へ着実に反映されていくことでしょう。




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