(※追記(7月15日13時21分):ハントリックスの歌唱キャストのひとりをキム・ユンジンと表記していましたが、正しくはイジェでした。訂正し、お詫び申し上げます。)
(※追記(7月15日18時33分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)
(※追記(7月21日13時51分):テディ・スウィムズ「Lose Control」のトップ10在籍週数に誤りがありました。5月31日付における米ビルボード記事(こちらに掲載)に基づき計算していましたがその記事が誤っており、結果的に1週のズレが生じてしまいました。訂正の上、心よりお詫び申し上げます。)
現地時間の7月14日月曜に発表された最新7月19日付米ビルボードソングチャート(集計期間:7月4~10日)では、アレックス・ウォーレン「Ordinary」が4週連続、通算6週目の首位を獲得しています。
Alex Warren’s ‘Ordinary’ Tops Hot 100 for Sixth Week, Drake & HUNTR/X From ‘KPop Demon Hunters’ New in Top 10https://t.co/cE3YtwwjbY
— billboard (@billboard) 2025年7月14日
アレックス・ウォーレン「Ordinary」はストリーミングが前週比5%ダウンの1910万(同指標4位)、ダウンロードが同9%ダウンの6,000(同指標2位)、ラジオが同5%アップの7300万(同指標4週目の首位)を記録。ラジオ指標における7000万超えは今年初、昨年11月のシャブージー「A Bar Song (Tipsy)」以来となります。
「Ordinary」は米ビルボードが毎年夏に実施するソング・オブ・ザ・サマーチャート(Songs Of The Summer)において、今年度開始以降7週連続で首位を獲得しています。
7月5日にリリースされたドレイク「What Did I Miss?」が2位に初登場。ストリーミング2260万、ダウンロード6,000およびラジオ360万を記録しています。
「What Did I Miss?」の2位初登場に伴い、ドレイクは自身の持つ最多トップ10記録を更新しています。
<米ビルボードソングチャート 最多トップ10輩出歌手>
・81曲 ドレイク
・59曲 テイラー・スウィフト
・38曲 マドンナ
・35曲 ザ・ビートルズ
・32曲 リアーナ
・30曲 マイケル・ジャクソン
・29曲 エルトン・ジョン
・28曲 マライア・キャリー
・28曲 スティーヴィー・ワンダー
・27曲 ジャネット・ジャクソン
・26曲 ジャスティン・ビーバー
・26曲 リル・ウェイン
・25曲 エルヴィス・プレスリー
(※エルヴィス・プレスリーは米ビルボードソングスチャート開始前にキャリアを開始。)
また「What Did I Miss?」はストリーミング指標を制し、こちらにおいてもドレイクは自身が持つ最多首位記録を21曲に更新しています。さらにダウンロード指標でも15曲目の首位を獲得。男性歌手では最多となり、女性歌手を含めればテイラー・スウィフト(29曲)、ニッキー・ミナージュ(17曲)に続いています。
『Kpop Demon Hunters (邦題:KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ)』サウンドトラック収録曲のハントリックス(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が23→6位に浮上し、同曲初のトップ10入り。ストリーミングは前週比39%アップの1880万、ダウンロードは3,000、ラジオは95万を記録しています(ストリーミング以外は前週比記事未記載)。なお『Kpop Demon Hunters』サウンドトラックは最新7月19日付米ビルボードアルバムチャートで3→2位に上昇し、2025年におけるサウンドトラックの最高位を更新しています。
Netflix発の『Kpop Demon Hunters』は6月20日に米で公開され、サウンドトラックも同日リリース。米Netflixでは7月6日までの1週間を集計期間とする映画チャートで2位にランクインしています。
「Golden」はハントリックスにとって初のトップ10ヒットになったのみならず、架空の歌手が現実世界でランクインした最新例に。架空の歌手が米ビルボードソングチャートでトップ10入りを果たした例としては1950年代のチップマンクス、1960年代から70年代にかけてのアーチーズ、1970年代のパートリッジ・ファミリー、1992年のザ・ハイツ、2009年のハンナ・モンタナ等が挙げられます。なお架空の歌手によるソングチャートでのヒットについては下記リンク先にて記事化されています。
モーガン・ウォーレンが今週も3曲をトップ10内に送り込んでいます。テイト・マクレーをフィーチャーした「What I Want」は2→3位へ後退しながら、米ソングチャートと集計方法を同一とするホットカントリーソングチャートでは8週目の首位を獲得。また「Just In Case」が3→4位、「I'm The Problem」が5→8位にそれぞれ後退しながらもトップ10内にとどまり、モーガンは通算10週目(2025年においては8週目)となる3曲以上同時トップ10入りを果たしています。
<米ビルボードソングチャート 3曲以上同時トップ10入り歴代記録>
・19週 ドレイク
・15週 50セント
・11週 ジャスティン・ビーバー
・10週 ザ・ビートルズ
・10週 ケンドリック・ラマー
・10週 モーガン・ウォーレン
・9週 T-ペイン
<米ビルボードソングチャート 単年における3曲以上同時トップ10入り記録>
・13週 50セント (2005)
・12週 ドレイク (2018)
・10週 ザ・ビートルズ (1964)
・9週 T-ペイン (2007)
・8週 サブリナ・カーペンター (2024)
・8週 モーガン・ウォーレン (2025)
・6週 ジャスティン・ビーバー (2016)
なお、当週モーガン・ウォーレンがソングチャート10位以内に送り込んだ3曲はいずれも『I'm The Problem』収録曲。同作品は最新7月19日付米ビルボードアルバムチャートにて、初登場から8週連続で首位を獲得しています。
また、ホットカントリーソングチャートにおいてはモーガン・ウォーレンが当週トップ10内に5曲を送り込み、2021年1月の初達成以来モーガンによるトップ10内5曲以上同時ランクインは通算29週目に。なお、このチャートにおいて2週以上この記録を達成した歌手はモーガンのみとなります(ザック・ブライアンおよびテイラー・スウィフトは2023年、ビヨンセは2024年にいずれも1週この記録を達成しています)。
テディ・スウィムズ「Lose Control」は8→9位に。トップ10入りが通算69週、および100位以内エントリーが通算99週となり、共に最長記録を更新しています。
最新のトップ10はこちら。
This week's top 10 on the #Hot100 (chart dated July 19, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年7月14日
Details: https://t.co/xqgvyNe9Bv pic.twitter.com/UMncjkHEAj
1位 (前週1位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」
2位 (初登場) ドレイク「What Did I Miss?」
3位 (2位) モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー「What I Want」
4位 (3位) モーガン・ウォーレン「Just In Case」
5位 (4位) シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」
6位 (23位) ハントリックス(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」
7位 (6位) ケンドリック・ラマー & シザ「Luther」
8位 (5位) モーガン・ウォーレン「I'm The Problem」
9位 (8位) テディ・スウィムズ「Lose Control」
続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。7月19日付ではハントリックス(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」がGlobal 200、およびGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.の双方で初の首位を獲得しています。
HUNTR/X’s ‘Golden,’ From ‘KPop Demon Hunters,’ Hits No. 1 on Billboard Global Chartshttps://t.co/3fS7VCGiSK
— billboard (@billboard) 2025年7月14日
This week's top 10 on the #Global200 (chart dated July 19, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年7月14日
Details: https://t.co/uTMjxLXJI8 pic.twitter.com/J5OHz9FqMx
This week's top 10 on the Global Excl. U.S. chart (dated July 19, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年7月14日
Details: https://t.co/uTMjxLXJI8 pic.twitter.com/nf5biPodrt
ハントリックス(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」はGlobal 200においてストリーミングが前週比40%アップの6770万およびダウンロードが同27%アップの6,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミングが前週比40%アップの4910万およびダウンロードが同38%アップの2,000をそれぞれ記録し、前者では前週の2位から、後者では5位から首位に浮上しています。
ハントリックスは架空の歌手として、米ビルボードによるふたつのグローバルチャートを初制覇。また「Golden」の首位浮上に伴い、アレックス・ウォーレン「Ordinary」は双方のチャートで2位に後退しています。
ハントリックス「Golden」に加えて、『Kpop Demon Hunters (邦題:KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ)』サウンドトラックからはサジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)「Your Idol」がGlobal 200で10→3位、Global Excl. U.S.では15→5位に上昇。また同じくサジャ・ボーイズによる「Soda Pop」はGlobal 200で13→6位、Global Excl. U.S.では17→7位に入り、同曲初のトップ10入りを果たしています。
サジャ・ボーイズ「Your Idol」はストリーミングがGlobal 200において前週比22%アップの4570万、Global Excl. U.S.では同21%アップの3030万を、「Soda Pop」はストリーミングがGlobal 200において前週比24%アップの4130万、Global Excl. U.S.では同23%アップの2980万を記録しています。なおダウンロード指標は「Your Idol」においてGlobal 200で3,000、Global Excl. U.S.では1,000を、「Soda Pop」ではGlobal 200で3,000、Global Excl. U.S.では2,000を記録しています(前週比は記事未記載)。
ドレイク「What Did I Miss?」がGlobal 200で9位に初登場。ストリーミング3550万およびダウンロード7,000を記録しています。ドレイクによるトップ10ヒットは37曲となり、自身の持つ最高記録を更新しています(Global 200におけるトップ10ヒットはテイラー・スウィフトが33曲、バッド・バニーが25曲で続いています)。
※追記(7月15日18時33分)
日本時間の7月15日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。
7月19日付 #Global200 における日本の楽曲の動向。
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) 2025年7月15日
(集計期間:2025年7月4~10日)https://t.co/Gx88Rfo9P0
200位以内に日本の楽曲はランクインしていません。
米ビルボードのグローバルチャート(#Global200 および Global 200から米の分を除いた #GlobalExclUS)については、ブログ #イマオト にて解説しています。https://t.co/WBkj49n5ga
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) 2025年7月15日
なおGlobal Excl. U.S.は米ビルボード有料会員のみ閲覧可能のため、10位未満は紹介できません。ご了承ください。