(※追記(7月8日19時02分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)
(※追記(7月15日4時27分):米ビルボードによるグローバルチャートの記事ポストを掲載せずGlobal Excl. U.S.のトップ10画像付ポストを二重に掲載していたため、重複分を削除した上で記事ポストを掲載しています。またサジャ・ボーイズの歌唱キャストとしてダニー・チャンを記載しておらず、今回追記しています。心よりお詫び申し上げます。)
(※追記(7月15日13時21分):ハントリックスの歌唱キャストのひとりをキム・ユンジンと表記していましたが、正しくはイジェでした。訂正し、お詫び申し上げます。)
(※追記(7月21日13時50分):テディ・スウィムズ「Lose Control」のトップ10在籍週数に誤りがありました。5月31日付における米ビルボード記事(こちらに掲載)に基づき計算していましたがその記事が誤っており、結果的に1週のズレが生じてしまいました。訂正の上、心よりお詫び申し上げます。)
現地時間の7月7日月曜に発表された最新7月12日付米ビルボードソングチャート(集計期間:6月27日~7月3日)では、アレックス・ウォーレン「Ordinary」が3週連続、通算5週目の首位を獲得しています。
アレックス・ウォーレン「Ordinary」はストリーミングが前週比2%アップの2020万(同指標2位)、ダウンロードが同3%アップの7,000(同指標通算8週目の首位)、ラジオが同9%アップの6970万(同指標通算3週目の首位)を、それぞれ記録しています。
「Ordinary」は米ビルボードが毎年夏に実施するソング・オブ・ザ・サマーチャート(Songs Of The Summer)において、今年度開始以降6週連続で首位を獲得しています。
モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー「What I Want」が2位をキープ。ストリーミングは前週比2%アップの2280万を記録し、同指標通算6週目の首位に。またソングチャートと集計方法を同一とするホットカントリーソングチャートでは7週目の首位を獲得しています。
モーガン・ウォーレンは「Just In Case」が4→3位、「I'm The Problem」が5位をキープし、ソングチャート5位以内3曲以上同時エントリーが今年5週目に。単一年におけるソングチャート5位以内3曲以上同時エントリーにおいて、モーガンはケンドリック・ラマーに並びソロ歌手では最多をマークしています(なおケンドリックは今年において3週記録)。単一年における最多記録は、1964年にザ・ビートルズが記録した8週となります。
米ビルボードソングチャートが1958年に開始して以降、モーガン・ウォーレンは今年5月以降に5位以内3曲以上同時エントリーを達成しています。単一年に限らず3曲以上同時トップ5ヒットを記録した歌手として、モーガンはジャスティン・ビーバーと並び歴代4位タイに。ザ・ビートルズが8週でトップとなり、ドレイクおよびケンドリック・ラマーが6週で続いています。
またホットカントリーソングチャートにおいてはモーガン・ウォーレンが当週トップ10内に5曲を送り込み、2021年1月の初達成以来モーガンによるトップ10内5曲以上同時ランクインは通算28週目に。なお、このチャートにおいて2週以上この記録を達成した歌手はモーガンのみとなります(ザック・ブライアンおよびテイラー・スウィフトは2023年、ビヨンセは2024年にいずれも1週この記録を達成しています)。
なおモーガン・ウォーレンが当週ソングチャートトップ10内に送り込んだ3曲はいずれも『I'm The Problem』に収録。同作品は最新7月12日付アルバムチャートにおいて、初登場から7週続けて首位を獲得しています。
ケンドリック・ラマー & シザ「Luther」は6位をキープ。ホットR&B/ヒップホップソングチャートおよびホットラップソングチャートにて共に28週目となる首位を獲得し、1958年10月開始の前者では単独最長記録を更新しています。
テディ・スウィムズ「Lose Control」は9→8位に上昇。トップ10入りが通算68週、および100位以内エントリーが通算98週となり、共に最長記録を更新しています。
レディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」は8→9位へ後退。同曲のトップ10入りは45週目となり、女性歌手(参加)作品として最多を更新。またコラボレーション曲としてはザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバー「Stay」(2021-2022)を上回り、単独最長記録を達成しています。なお「Die With A Smile」よりもトップ10在籍が長い曲にはテディ・スウィムズ「Lose Control」(69週)、シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」(60週)およびザ・ウィークエンド「Blinding Lights」(57週)が挙げられます。
(なお、今回の記事では「Die With A Smile」よりもトップ10在籍が長い曲として「Lose Control」が記載されていませんでした。よって今回補足しています。)
ソングチャートではチャペル・ローン「Pink Pony Club」が11→10位となり、トップ10内に返り咲き。またデジタルダウンロードではアレックス・ウォーレン「Ordinary」が首位でしたが、フィジカルを含むセールスチャートにおいては、チャペルによる「The Giver」が57,000を記録し首位に立っています(なお同曲は前週の売上がごくわずかとなっていました)。これはレコードが購入者向けに出荷されたことに伴うもので、「The Giver」は当週43位に再登場を果たしています。
最新のトップ10はこちら。
This week's top 10 on the #Hot100 (chart dated July 12, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年7月7日
Details: https://t.co/D2O37HMxm4 pic.twitter.com/ovpWyJzZ2M
1位 (前週1位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」
2位 (2位) モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー「What I Want」
3位 (4位) モーガン・ウォーレン「Just In Case」
4位 (7位) シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」
5位 (5位) モーガン・ウォーレン「I'm The Problem」
6位 (6位) ケンドリック・ラマー & シザ「Luther」
7位 (3位) サブリナ・カーペンター「Manchild」
8位 (9位) テディ・スウィムズ「Lose Control」
9位 (8位) レディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」
10位 (11位) チャペル・ローン「Pink Pony Club」
続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。7月12日付ではアレックス・ウォーレン「Ordinary」がGlobal 200で10連覇、Global 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.では8連覇を達成しています。
Alex Warren Tops Billboard Global Charts, ‘KPop Demon Hunters’ Hits & More Enter Top 10https://t.co/b1Q7MMgr9D
— billboard (@billboard) 2025年7月7日
This week's top 10 on the #Global200 (chart dated July 12, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年7月7日
Details: https://t.co/A347Er5eil pic.twitter.com/NNeyvsdrBi
This week's top 10 on the Global Excl. U.S. chart (dated July 12, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年7月7日
Details: https://t.co/ndhAbgeMv6 pic.twitter.com/9fEfsbnxEl
アレックス・ウォーレン「Ordinary」はGlobal 200においてストリーミングが前週とほぼ変わらず6600万、ダウンロードが同2%アップの11,000を、Global Excl. U.S.においてはストリーミングが前週比1%ダウンの4770万、ダウンロードが同1%アップの4,000を、それぞれ記録。Global 200において「Ordinary」は、史上7曲目となる10週以上首位獲得曲となっています。
<Global 200 10週以上首位獲得曲>
・19週 マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」(2020-2025)
・18週 レディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」(2024-2025)
・15週 ハリー・スタイルズ「As It Was」(2022)
・13週 マイリー・サイラス「Flowers」(2023)
・12週 ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」(2024-2025)
・11週 ザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバー「Stay」(2021)
・10週 アレックス・ウォーレン「Ordinary」(2025)
Netflix発の『Kpop Demon Hunters (邦題:KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ)』サウンドトラック収録曲がグローバルチャートでも躍進。Global 200ではハントリックス(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が52→2位、サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ(Neckwav)、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)「Your Idol」が73→10位に上昇。「Golden」はストリーミングが前週比135%アップの4840万、ダウンロードが同48%アップの4,000を、「Your Idol」はストリーミングが前週比117%アップの3760万、ダウンロードが同25%アップの3,000を、それぞれ記録しています。
ハントリックス(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」はGlobal Excl. U.S.でも51→5位に上昇。ストリーミングは前週比137%アップの3500万、ダウンロードは同46%アップの2,000を記録しています。
なお『Kpop Demon Hunters (邦題:KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ)』サウンドトラックは、最新7月12日付米ビルボードアルバムチャートで8→3位に上昇しています。
aespa「Dirty Work」がGlobal 200で5位、Global Excl. U.S.では2位に初登場。Global 200ではストリーミング4840万およびダウンロード6,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミング4520万およびダウンロード5,000を、それぞれ記録しています。双方のチャートにおいて「Whiplash」(2024年11月 Global 200で8位、Global Excl. U.S.では5位)に次ぐトップ10ヒットとなり、初登場でのトップ10入りも今回が初。さらにGlobal 200ではキャリア初のトップ5入りを果たしています。
レイヴン・レネー「Love Me Not」がGlobal Excl. U.S.で11→10位に上昇し、同チャートにおいてキャリア初のトップ10入り。ストリーミングは前週比5%アップの2740万を記録しています。一足早くトップ10入りしたGlobal 200においては前週最高位となる7位に到達、当週は8位に就いています。
※追記(7月8日19時02分)
日本時間の7月8日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。
7月12日付 #Global200 における日本の楽曲の動向。
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) 2025年7月8日
(集計期間:2025年6月27日~7月3日)https://t.co/GZ0wBgrZeU
200位以内に日本の楽曲はランクインしていません。
米ビルボードのグローバルチャート(#Global200 および Global 200から米の分を除いた #GlobalExclUS)については、ブログ #イマオト にて解説しています。https://t.co/WBkj49nD5I
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) 2025年7月8日
なおGlobal Excl. U.S.は米ビルボード有料会員のみ閲覧可能のため、10位未満は紹介できません。ご了承ください。