
まいど憶良(おくら)です。
和歌山県は東牟婁郡串本町にやって来ました。
串本町は、本州の中では、日本最南端の町なんです。
お目当ては近大マグロ。
これを丼でいただきます。
並んでも食べたいっ。そんな近大マグロが、並ばずに食べられる!
養殖施設で人工ふ化した完全養殖マグロで、1970年から近畿大学水産研究所が研究し、ついに2002年に完全養殖に成功したというもの。
もはやブランドマグロとして、並んででも食べたいマグロという地位を確立しました。
東京・銀座、グランフロント大阪でも食べられるのですが、ここ潮岬観光タワーではよりリーズナブルに、より新鮮な状態で食べられるといううわさを聞きつけ、たまらず取材に向かいました。

「近大本マグロ」の文字に、心躍ります。

こちらの観光タワーの二階、大食堂で食べられるんですが、

ちょっと海側に歩くとそこはもう、本州最南端。
絶景が広がります。

一階のお土産コーナーを通って、中二階で食券を買います。

ありました、「近大マグロ丼」(1,600円)。

広い食堂は、観光バスなどで立ち寄るイメージ。

団体様でもOKですね。
「近大マグロ丼」が出来るまで

潮岬観光タワーの出す「近大マグロ丼」は、3つの部位が一度に味わえるんです。

赤身が2切れ、

中トロが2切れ、

そして大トロが1切れ。

ううっ、めちゃくちおいしそうじゃないですか。

切ったら即、

丼に盛りつけていきます。

色艶が、良いですねぇ。

美しいマグロがのったら、

大葉、わさびをのせ、

刻みのりが添えられ、

完成となります。

これでおしまいと思っていたのですが、

ご覧のようなセットとなっていました。

大トロは、さすがに良質な脂です。
トロの名にふさわしい、舌の上でトロっ、となくなってしまう至高のひと時を口の中にもたらします。

中トロも、きめの細かい舌触りとうま味が十分。

そしてマグロの魅力は、結局赤身で完結すると言われる、その赤身も、間違いのないうまさ。

小皿に入ったネギと、錦糸卵、

そしてゴマをお好みで振りかけて、

どんぶりを好みの状態にカスタマイズしたら、

ご当地醤油である、マグロ丼用に作られた藤野醬油のマグロ醬(まぐろじゃん)。
コイツを回しかけます。

さぁ、お口の中へ。
う~ん、幸せ至極です。

最初は5切れで満足できるかなと、ちょっと不安だったんですが、このレベルの本マグロが食べられるのであれば、むしろリーズナブル。
何せ、最初は丼だけの値段だと思っていましたので、これだけのセットなら十分かと思います。
近大マグロの養殖所から最も近くで食べられる!
店長さん : 近大マグロは、同じ串本にある養殖所の船の上で内臓やエラなどの処理をされて、そこから大阪や東京に運ばれていきます。
憶良 : そう考えると、近大マグロをもっとも新鮮な状態で食べられるお店と言えますね。冷凍せずに食べる生マグロだからこそ、移動時間が気になるところです。
店長さん : ウチは同じ町内にある、近大の養殖所にマグロを直接取りに行って、そのままここで解体しますから、そういう意味でも鮮度は良いかと思います。自分で取りに行くことで、よりリーズナブルに提供出来るようになりました。
ここで解体してるの?
憶良 : ここで解体って、そんなスタッフがいるんですか。
店長さん : 私が、さばきます。
憶良 : すごい! 店長さん自ら!
ここでさばいていると、いうことは、脳天とかの希少部位も食べられるんですか。
店長さん : さすがに常時はありませんし、量が取れないのが希少部位ですから、いつ来られても食べられるものではないですが、もしタイミングが合えば特別料理として提供も可能かと思います。
憶良 : 事前に問い合わせをして、本当にラッキーだったら、という感じですね。
店長さん : ですので、過度な期待をされても困りますが、できる時もあるというご理解をいただければと思います。
ごちそうさまでした。景色が良いと、一層おいしく感じます
憶良 : おいしかったぁ。和歌山に来た時には、是非また食べたいです。
でも、和歌山市からも距離がありますし、来たはいいが、売り切れなんて事があったらつらいですね。予約してからうかがうべきでしょうか。
店長さん : 十分な量を確保していますので、営業時間内であれば大丈夫かと思いますが、確実に食べられれるか、もしも心配であればご確認いただくと安心かと思います。
隠れた名作「マグロバーガー」
ごちそうさまでした。
で、終わっても良いのですが、もう一つ、とても気になるメニューが。

それが、この「マグロバーガー」(380円)。

こちらは勝浦で捕れたキハダマグロを使ったものです。
カツはミンチでなく、マグロの切り身を使ってます。
オリジナルのタルタルソースにも、カツにもある風味付けがされてあって、これがとってもおいしいんです。
それが何かは、食べてのお楽しみに。 としても良いかと思ったのですが、
黙ってはいられないので言ってしまいます。
実は、ほのかにカレーの風味が加えられているんです。
これがまた、絶妙にして絶品。
是非、これも食べていただきたいおすすめメニューです。

その断面がこれです。
パンも、地元のパン屋さんに「マグロバーガー」に合うように作ってもらった特製パン。
ちょっと甘みがあるところもポイントで、マグロの味を引き立ててくれます。
他にもマグロの魅力をさまざまな調理法で堪能できますので、和歌山に行かれた時は是非その旅行のコースに入れてもらいたい。
いや、おいしい物を食べに、このお店を組み込んだ和歌山ツアーに行かれるのも良いかと思いました。
お店情報
潮岬観光タワー
住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26
電話番号:0735-62-0810
営業時間:10:00~15:00(LO)、土曜日・日曜日・祝日 9:30~15:00(LO)※レストランの営業時間となります。
定休日:無休
ウェブサイト:http://www.kumakou.co.jp/tower/
