「子どもの個性を大切に」「才能を伸ばそう」などと言われます。ですが、自分の個性がわかれば誰も苦労しません。
本記事は、才能豊かな秀才タイプの少年の四柱命式です。でも、育てにくい性格のため、親の苦労は絶えません。

【四柱推命】秀才タイプの男子の命式

身旺の傷官格
五行で見ると、火5・土3。
これが、火4・土4なら両神成象格(りょうじんせいしょうかく)の中の火土相生格(かどそうしょうかく)という素晴らしい命式になるところでした。
惜しいかな、そうはなりません。結論は、生月に戊の傷官が透干する傷官格です。
体用のバランスから考えると、体(日干)の方がやや強く、用(格)が弱いです。
もし、年支の「傷官」と日支の「劫財」が入れ替わっていると、極めて佳良な命式になるところでした。
さて、劫財は傷官を生じます。
日支から、月支・年支が生じられるのは逆流です。
順流は、「年支⇒月支⇒日支⇒時支」です。言い換えると「祖父⇒父⇒本人⇒子ども」の順ですね。
その意味から、逆流はいささか弊害が生じます。
配偶者を考えると、日支「劫財」は忌神。
やはり日支「傷官」の方が家庭生活も安定したと思われます。
様々な角度から考えても、この逆流は秀才の命式とはいえ、やや傷が付きます。
つまり、せっかく頭脳明晰の才能があっても、それを健全な方向に活かしきれない男子といえます。
スポンサーリンク
傷官・正官・偏官は「貴」を司る
本来、「貴」と分類される四柱命式の人は、人格に雑がなく透き通っている状態です。
この場合の「雑」とは、強すぎる欲望とプライドのことです。
欲望にまみれ、高いプライドから人を見下す人を「貴」とはしません。
また、傷官は本気「子・午・卯・酉」から出るのが良く、戌から出るのは仮の傷官となります。
仮ですから、頭脳明晰で卓越した才能があっても純粋性を欠きます。
すなわち、地位・名誉・財産に余分なこだわりが出やすくなります。
この男子の命式は、そういう一失があるにせよ、立派な「身旺の傷官格」です。
秀才の誉れが高い、良い命式といえます。
性格を分析すると、次のようになります。
- 自我が強くて、勝ちにこだわる
- 理屈っぽくて、反抗心が強い
- 天下、我に勝るものなしの自負心がある
- 学業に優れた人(科学技術、研究開発、医師なら臨床よりも研究)
- 育てるのが難しいタイプ
要するに、子どもらしい単純さがありません。
親に叱られても、素直に聞き入れず、理屈で返そうとします。
感情が高ぶると、勝敗のゾーンに入り、打ち負かされまいと抵抗します。
そのうえ、自分の考えには絶対の自信があるため、親に対しても簡単には折れません。
反抗期になると、非常に扱いにくいタイプだと言えます。
社会人になっても、上司に対して反発心を抱きやすく、扱いにくい部下になります。
では、どう育てたらよいのか!?
ヒントを書きます。
- 身旺の人(日干のエネルギーが強い人)
- 傷官・偏官・偏印が強い人
に対しては、力より情で導く指導が良いとされています。
力づくでわからせようとしても徒労に終わり、反抗心を育てるばかり。
押してダメなら引いてみろで、頭で理解させる指導、あるいは情に訴えて行動させるのが良いということです。

結婚生活には難あり
- 細かいところに気がつき、口うるさいタイプで奥さんは苦労する
- 日支から考えても、夫婦仲はやや険悪に傾きやすい
- 財は喜神なので離婚まではいかない
30歳まで才能が安定しない
【大運3~12歳】己・亥「食神運」
亥は日支(巳)と七冲
幼年期に大運と日支が七冲すると、
- 健康不安、精神不安定、感情の起伏が激しい
- ちょっとしたことに反応し、泣いたりわめいたりしやすい
【大運13~22歳】庚・子「正財運」
正財は喜神だが、子が空亡
子の北方水運は身弱地なのでOK。
しかし、子と午(時支)が七冲。
せっかくの才能が32歳までは空振りしそうです。心の安定感が欠けるからです。
【紫微斗数】秀才タイプの男子
この男子を、今度は紫微斗数で見てみます。

命宮・遷移宮に文昌星と文曲星が入っています。地頭の良さを感じます。
また、夫妻宮を見ても、奥さんとの衝突はありますね。
それに、個性的な女性と結婚しそう…。
紫微斗数で見ても、この男子、やはりプライドが高いです。
★過去記事もどうぞよろしく!
スポンサーリンク
ポチッと応援していただけるとハッピーです!