「もしかして、私たち…相性が悪いのかも?」
そんな不安を感じたとき、四柱推命で「離婚しやすい命式」という言葉を見かけたことがある方もいるかもしれません。
四柱推命では、生まれ持った命式の配置から結婚の傾向や夫婦関係の特徴が見えてくることがあります。
たとえば、正財が複数ある命式や官星のバランスが崩れている命式では、人間関係や結婚生活に特有の課題が現れる場合があります。
ただし、命式に特定の星があるからといって必ず離婚するわけではありません。
大切なのは、命式の傾向を知り、夫婦関係をどう整えていくかです。
この記事では、四柱推命の観点から
- 離婚しやすい命式の特徴
- 正財が2つある命式の考え方
- 実際の命式例から見える夫婦関係の傾向
について、できるだけわかりやすく解説していきます。
命式の特徴を知ることで、夫婦関係を前向きに整えるヒントになれば幸いです。

- 四柱推命に「離婚しやすい命式」はある?
- 【四柱推命】妻が疲れやすい関係になりやすい男性命式の一例
- 四柱推命で「正財が2つあると離婚しやすい」は本当?
- 【四柱推命】夫との距離ができやすい女性命式の一例
- 【四柱推命】夫が家に帰りづらくなりやすい女性命式の一例
- 離婚しやすい命式に共通する見方
- まとめ|離婚しやすい命式でも、見方しだいで対策はできる
- 不仲でも離婚しなかった元同僚の話
- 関連記事|家庭運・夫婦関係を深く知る
- 自分の性格傾向を知りたい方へ
四柱推命に「離婚しやすい命式」はある?
結論から言うと、「この星があるから必ず離婚する」という単純な見方はしません。
四柱推命で見るのは、
- 配偶者の星が命式の中でどう働くか
- 自分の気質が結婚生活でどう出やすいか
- 夫婦間で衝突しやすいポイントがどこにあるか
- 命式全体のバランスが安定しているか
といった点です。
つまり、四柱推命でわかるのは「離婚の確定」ではなく、離婚につながりやすい傾向や夫婦関係のクセです。
先に結論だけ知りたい方へ
- 正財が2つあるだけで離婚とは言えません
- 大切なのは、身旺身弱・官星・財星・比劫・食傷・合冲刑害の全体バランスです
- 同じ命式でも、時柱・大運・相手との相性で現れ方はかなり変わります
【四柱推命】妻が疲れやすい関係になりやすい男性命式の一例
日干「壬」の男性命式

壬日生まれの基本傾向
水は「智」をつかさどる五行です。
壬は大きな陽の水で、たとえるなら河川・湖・海のような存在です。
度量が大きく、発想のスケールも大きい一方で、水のような流動性があるため、考えや気持ちが変わりやすい面もあります。
束縛や制約を嫌い、自分の流れを止められることにストレスを感じやすいタイプです。
また、壬の人は地頭がよく、勘も働きやすい傾向があります。
周囲の空気を読むのは得意ですが、その反面、気分次第で方向転換して周囲を振り回してしまうこともあります。
日支「午」が重なると気持ちの揺れが強く出やすい
日支に「午」があると、勢いで動きやすく、感情の高ぶりや短気さが出やすいことがあります。
この命式では、月支にも「午」があり、午と午は自刑の関係として見ます。
そのため、焦り・迷い・自分の中での葛藤が強まりやすく、夫婦関係にも不安定さが出やすい配置です。
官星の圧が強いと、理屈っぽさや緊張感が出やすい
この命式は、官星の影響が比較的強く出やすく、責任感がある反面、対人面で緊張や窮屈さを抱えやすい傾向があります。
そのため、仕事では真面目さや責任感として評価されても、家庭では理屈っぽさや頑固さとして出ることがあります。
普段は抑えていても、ストレスがたまると感情的になりやすく、夫婦間で衝突が起きやすいでしょう。
妻や子どもとの関係で出やすい課題
この命式では、財星(男性にとっての妻星)が目立ちにくく、家庭内で妻側が疲れやすい関係になりやすい面があります。
そのため、奥さん側に
- 体力または気力の消耗が出やすい
- 家事や家庭運営の負担が偏りやすい
- 夫婦の役割分担が曖昧だと不満がたまりやすい
といった形が現れやすいでしょう。
また、子どもとの関係も自然にまとまるというより、接し方によって差が出やすい命式です。
父親としてのプライドが強く出ると、家庭内で威圧感が出やすい点にも注意が必要です。
このタイプの男性と家庭を安定させるには、
- 家事や役割を曖昧にしない
- 一緒にいる時間の質を整える
- 夫婦のルールを明文化する
といった仕組みづくりが大切です。
スポンサーリンク
四柱推命で「正財が2つあると離婚しやすい」は本当?
正財が2つあるだけでは離婚とは言えません
「正財が2つある命式は離婚しやすいですか?」と聞かれることがあります。
結論から言うと、正財が2つあるだけで離婚とは言えません。
- 正財が2つ ≠ 離婚
実際には、正財の数そのものよりも、
- 日干がその財を受け止められる強さを持っているか
- 比劫や食傷との関係がどうか
- 官星・財星の流れがスムーズか
- 命式全体で偏りが強すぎないか
のほうが重要です。
また、正財と偏財が混ざる場合は、気持ちが一つに定まりにくく、現実面・異性面の課題が複雑になることがあります。
正財が複数あるときに注意したい命式
【男性】身弱で財星が多い命式
- 男性命で身弱なのに財星が多すぎると、金銭・家庭責任・配偶者運を抱えきれず、心身ともに消耗しやすくなります。
- 財星は現実面・管理・妻星にも関わるため、日干の力が弱すぎると、家庭を支える力が追いつかないことがあります。
【女性】官星との流れが弱く、命式全体のバランスが偏る場合
- 女性命では、夫星は基本的に官星(正官・偏官)で見ます。
- 財星の強さは、愛情表現や現実的な尽くし方、生活感覚に影響する場合がありますが、財星だけで夫婦運を決めることはできません。
- 官星が弱く、比劫や印星が強すぎると、夫婦関係において相手を受け入れにくい形が出やすくなります。
つまり、正財が2つあることよりも、その財が命式全体の中でどう働いているかを見ることが大切です。
【四柱推命】夫との距離ができやすい女性命式の一例
日干「辛」、身旺傾向の女性命式
四柱命式は次のようになります。

この命式では、官星が目立ちにくく、さらに印星や比肩の力が強く出ています。
そのため、夫星が入り込みにくく、夫婦関係において相手を受け入れる余白が少なくなりやすい命式です。
五行で見ると「夫が居づらい」形になりやすい
日干「辛」の女性にとって、夫星である官星は【火】です。
しかしこの命式は、【金】と【土】の力が強く、そこへ【火】が入っても、土にエネルギーを奪われやすい構造になっています。
たとえるなら、せっかくの火が灰に埋もれて勢いを失うような形です。
そのため、夫が安心して存在しにくい、意見を通しにくい関係になりやすいでしょう。
愛情表現が育ちにくいケースもある
この命式では、財星も目立ちにくく、仮に入っても強い土や金の影響で消耗しやすい形です。
そのため、夫への愛情表現が不器用になりやすい、または気持ちがあっても伝わりにくい傾向が出ることがあります。

さらに、月支【丑】と日支【未】は七冲の関係です。
このため、夫婦の考え方にズレが生じやすく、心が安定しにくい配置と言えます。
こういう命式で大切なのは「自立」と「関係の整え方」
このタイプは、何もしないと夫婦関係が冷えやすく、別居や距離のある関係に傾きやすい面があります。
ただし、これも命式だけで断定はできません。
時柱・大運・相手との相性によって、かなり緩和されることもあります。
大切なのは、
- 自立の力を身につけること
- 仕事や社会との接点を持つこと
- 夫婦間で感情ではなくルールを整えること
です。
【四柱推命】夫が家に帰りづらくなりやすい女性命式の一例
日干【丙】、身旺傾向の女性
次のケースでは、旦那さん側がかなり気疲れしやすい形です。

この命式は比肩・劫財の力が非常に強く、自我や自己主張が前面に出やすいタイプです。
さらに羊刃も重なっており、気の強さや押しの強さが目立ちやすくなります。
夫の官星を受け止めにくい形
五行で見ると、この女性は【火】の勢いが非常に強い命式です。
これを制御するのは【水】であり、女性命では【水】が官殺、つまり夫星にあたります。
本来なら、適量の水は火を穏やかに整えます。
しかし、この命式では火の勢いが強すぎて、水が蒸発しやすい形になっています。

このような場合、夫が意見しても跳ね返されやすく、家庭内で夫が萎縮しやすくなります。
結果として、夫が「家に帰ると疲れる」と感じやすくなることがあります。
午午の自刑があると、夫婦の不満がたまりやすい
この命式も、月支「午」と日支「午」が重なっており、自刑の作用が出やすい形です。
そのため、
- 夫婦関係がしっくりいかない
- 夫への不平不満がたまりやすい
- 満足感を得にくい
といった形で出やすくなります。
ただし、魅力もはっきりある命式
このタイプの女性は、ただ気が強いだけではありません。
長所としては、
- 独立心がある
- 決めた道を進む力が強い
- 竹を割ったようなサッパリした性格
が挙げられます。
一方で、
- 自意識が強くなりやすい
- 頑固さが出やすい
- 組織で孤立しやすい
- 相手を押し切りやすい
という課題もあります。
こうした命式では、相手選びも大切です。
穏やかすぎる相手では物足りなさを感じ、似た強さを持つ相手とは衝突しやすいため、相性で補える関係を選ぶことが重要です。
離婚しやすい命式に共通する見方
「この星があるから離婚する」とは言えません
ここまで見てきたように、「この星があるから必ず離婚する」という通変星はありません。
ただし、夫婦関係のピンチを招きやすい星や形はあります。
劫財
男性命で劫財が強いと、妻星(正財)を剋しやすく、離婚率が高まりやすい傾向があります。
女性命でも、夫星とぶつかりやすく、強すぎると関係が不安定になりやすいです。
比肩
比肩も、強すぎると夫婦関係で「自分優先」が出やすくなります。
ただし、比肩も劫財も、良い方向に働けば自立心や行動力になります。
財星過多の男性命
男性の命式に財星が多すぎると、日干が弱い場合は女性・金銭・家庭責任に振り回されやすくなります。
傷官が強い女性命
女性の命式に傷官が強いと、夫に厳しく当たりやすくなることがあります。
ただし、これも命式全体とのバランスが前提です。
大切なのは、「正財が2つあるか」ではなく、配偶者にどんな影響を与えやすい命式なのかを全体で見ることです。
まとめ|離婚しやすい命式でも、見方しだいで対策はできる
四柱推命で見えてくるのは、「離婚が決まっている運命」ではありません。
わかるのは、夫婦関係でぶつかりやすいポイントや、配偶者との関わり方のクセです。
たとえば、
- 相手を強く押しすぎる
- 愛情表現が一方通行になる
- 家庭内で役割や距離感が曖昧になる
といったテーマが見えたなら、そこで初めて対策ができます。
四柱推命は「不安を断定する占い」ではなく、こじれやすい部分を整えるためのヒントとして使うのが本来の活かし方です。
家庭運の全体像を整理したい方へ
離婚しやすさだけでなく、家庭運が崩れやすい命式にはいくつかの共通点があります。
まずは家庭運が悪くなりやすい命式の特徴を整理した記事から読むと理解が深まります。
▶ 家庭運が悪い女性の特徴(命式の共通点)
▶ 自分の「日柱(60干支)」もチェック
四柱推命では、夫婦関係や家庭運だけでなく、生まれた日の干支である「日柱」からも性格や対人傾向のヒントが見えてきます。
60干支ごとの性格・恋愛・相性を一覧でまとめています。
▶ 【四柱推命】60干支一覧|性格・恋愛・相性がわかる日柱早見表
不仲でも離婚しなかった元同僚の話
「歳を取ることは楽しい。人生が、だんだんわかってくるから」
かつての同僚が、そんなふうに話してくれたことがあります。
その人は60歳を過ぎています。熱烈な恋愛結婚をし、お子さん2人を立派に育て上げましたが、夫婦関係は決して良好ではなかったそうです。
それでも、離婚したい気持ちはなかったようで、
「家庭は楽しくないけど、生きることは楽しい」
と言っていました。
とても真面目で、浮気などには無縁の人でした。
仕事が大好きだったこともあり、仕事に集中することが家庭生活の悩みを和らげる方法になっていたようです。
私が結婚するとき、その人は
「結婚したら、これまで想像しなかった悩みが押し寄せるよ~」
と笑いながら話してくれました。
「行きたくない飲み会を断る口実もできるよ~」とも。
さらに、
「休日寝ていたら、奥さんに枕を思い切り蹴り上げられたことだってある」
と話していました。
根は短気な人なのに、それでも奥さまを許せるのです。
夫婦とは本当に不思議なものだと感じます。
関連記事|家庭運・夫婦関係を深く知る
家庭運や夫婦関係は、命式の配置によって傾向が見えてきます。
離婚・家庭不和・相性の問題について、次の記事でも詳しく解説しています。
自分の性格傾向を知りたい方へ
四柱推命では、生まれた日の干支である「日柱」からも、性格・恋愛傾向・対人関係の特徴を読み取ることができます。
▶ 60干支から性格・恋愛傾向を調べる
60干支ごとの性格・恋愛・相性の傾向を一覧でまとめています。
自分の日柱を知ると、人間関係や夫婦関係の理解も深まります。
▶ 日柱(60干支)一覧|性格・恋愛・相性がわかる早見表
ポチッとしていただけるとうれしいです。