庚寅日に生まれた人は、力強く、情熱的。内に秘めた剛健さと、周囲を惹きつけるカリスマ性が持ち味です。開拓者精神にあふれ、困難を恐れず立ち向かう勇気があります。
時には猪突猛進な一面もありますが、そのまっすぐな心と行動力は、多くの信頼と尊敬を集めます。

- 「庚寅」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
- 五行・十二支・十二運・神殺(参考)
- 【適職】才能を活かせる仕事
- 恋愛傾向と理想の相性
- 【参考】増永篤彦氏の性格分析
- 吉運・凶運になりやすい年
- 病気に関する暗示
- 「庚寅」日生まれの有名人
- 庚(かのえ)日生まれ|日柱別の性格一覧
- 関連記事・内部リンク
「庚寅」日生まれの性格と特徴【四柱推命】
「庚寅」は、十干の「庚(かのえ)」と十二支の「寅(とら)」が組み合わさった27番目の干支です。
- 庚(かのえ)⇒十干の7番目で、陽の金。硬い金属、剣、斧、鋭さ、冷たさ、そして「研ぎ澄まされたもの」「価値のあるもの」などを象徴します。
- 寅(とら)⇒十二支の3番目。季節は春の始まり。発展、成長、躍進、勢いなどを示唆します。
「金剋木(金が木を剋す)」の関係にあり、この相剋が庚寅の持つ鋭い切れ味、力強さ、そして時にストレートすぎる言動や頑固さに繋がります。
「庚」「寅」の組み合わせから、「庚寅」日生まれの人の性格と特徴を推し量ります。
※日柱のみだと実際の的中率は下がります。あくまで参考程度にしてください。
👉 庚(かのえ)全体の性格もあわせて読むと理解が深まります
庚寅は、「庚(かのえ)」が持つ意志の強さ・行動力・正義感を土台にした日柱です。庚という日干そのものの性格や恋愛傾向、相性、他の日柱との違いまで広く知りたい方は、庚全体のまとめ記事もあわせてご覧ください。
庚寅(かのえとら)日生まれの人ー基本的性格と特徴ー
- 強い意志と行動力⇒目標に向かって進む強い意志と、実現するための行動力を兼ね備えています。困難に直面しても、持ち前のタフさで乗り越える力があります。
- 開拓精神と改革力⇒パイオニア精神にあふれ、古い慣習や枠にとらわれず、新しい時代や分野を切り開いていく才能があります。
- 剛健で揺るぎない信念⇒非常に剛健で、決めたことは最後までやり抜く強い信念を持っています。多少の困難があっても、自分の信じる道を進むことができます。
- 裏表がなくストレート⇒思ったことははっきりと口にするタイプで、誠実さがありますが、時にはその率直さがきつく感じられることも。
- 独立心が強い一匹狼⇒組織に属するよりも、自分の力で道を切り拓いていくことを好みます。自分のペースへのこだわりが強く、自由を大切にします。
- 負けず嫌い⇒非常に負けず嫌いで、常に自分を高めようとする向上心を持っています。競争意識が強く、目標達成のために努力を惜しみません。
- 情熱的でエネルギッシュ⇒エネルギッシュな生き方を好みます。物事に対する熱意が高く、その姿勢は周囲に影響を与えます。
「癸未」日生まれの性格ー男女別ー
性格の基本は男女同じですが、以下の点で多少の違いが出やすいです。
男性の場合
- 頼れるリーダーシップ⇒意地やプライドが非常に高く、周りからは頼れるリーダーとして映ります。人々が自然とついてくるようなカリスマ性があります。
- 強い責任感⇒「守るべきもの(家族、恋人、仲間など)」に対する絶対的な責任感と、それらを保護しようとする強い意志があります。
- 独立独歩の精神⇒他人に頼らず「己が道を拓く」という、自分の力で成果を出すこと、自分のペースで進むことを重視します。プライドは高いです。
女性の場合
- 情熱と行動力⇒内に秘めた強い情熱と行動力があります。女性の場合、このエネルギーは、家庭や職場で自然と周りを巻き込み、牽引していくリーダーシップとして現れることがあります。
- 独立心と母性本能⇒外では凛とした独立した女性でありながら、内では家族に対して深い愛情を注ぐような、メリハリのある人間関係を築くことができます。
- 繊細な感受性と強さ⇒人間関係の機微や、周囲の動きに敏感に反応することがあります。そこから学びを得て、より強く、しなやかに立ち直る力を持っています。
庚寅日生まれの人ー開運のカギー
より快適な人生にするために、以下のことに気をつけましょう。
- 頑固で融通が利かない⇒強い意志が度を越すと、頑固さとなり、他者の意見や状況の変化に対して柔軟に対応できなくなることがあります。
- 短気で衝動的な面⇒内に秘めたエネルギーが強いため、それが上手く発散されなかったり、予期せぬ障害にぶつかったりすると、感情的になりやすく、短気な一面を見せることがあります。
- プライドが高く、人に頼れない⇒助けが必要な状況でも、素直にそれを求められないことがあります。このため、抱え込みすぎてしまったり、周囲との協力関係を築く機会を逃してしまったりすることがあります。
- 理想と現実のギャップ⇒理想があまりにも現実離れしている場合、現実とのギャップに苦しむことがあります。完璧主義に陥りやすく、その基準に満たない時に自己否定に陥ることも。
※記事末の「【参考】増永篤彦氏の分析」もご参照ください。

五行・十二支・十二運・神殺(参考)
周辺知識です。参考程度にお読みください。
【五行の金】「庚」は陽の金「義を司る」
- 五行の金は義を司り、強情にして自尊心を有し、正義感・義理人情を重んじる。
- 「庚」は、落ち着きと威厳があるように見えるが、意志が弱く軽率なところがある。
- 物事に対して改革の気風はあるが、熱しやすく冷めやすい。
- 身旺の人は、彫りの深い顔立ちで目が落ち込む人が多い。押しが強く、威張屋になりやすい。
- 身弱の人は、信念が乏しく軽率になりやすい。痩せて小柄になりやすい傾向がある。
【日支】「寅」性格の傾向
- 度胸があって積極的。
- 希望も大きく行動的。
- ひと言多い傾向がある。
【十二運】「絶」の性格
庚から見て寅は「絶」にあたります。
- 飽き性で短気。何ごとも最初は熱心だが、途中から投げやりになり、衝動的で深謀遠慮を欠きやすい。
- 人にだまされやすく、ズボラでいい加減なところがある。
- 肉親との円満を欠き、好色のために身を破ることがある。
- 男性のセックスの傾向としては、静かで寂しいところを嫌い、にぎやかで華やいだ雰囲気を好み、そのような環境では、気分が乗るため積極的に強く求める。
- 女性のセックス傾向は、男性の欲求をそそるタイプで、恥ずかしそうにしていても、一度快楽を味わうと大胆になる。また雰囲気に飲まれやすく、気分が乗ると拒むことができない。
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「癸未」日生まれの【神殺】
【大極貴人(だいきょくきじん)】日干「庚」で「寅・亥」につく
- この貴人の働きは援助にあり、日干が弱くてもエネルギ-が補給されるため、特に身弱の人にとっては救いの神。
◇天乙、天福の二貴人に次いで福徳を有する神で、この神があれば一切の凶災を解き凶命といえども平安の命に変化します。
◇ただし刑冲があれば散じてその効能を失するに至ります。
【適職】才能を活かせる仕事
※適職は命式全体、特に月支通変星で見る方がよく当たります。
庚寅日生まれの人の才能と適職
庚寅日生まれの人は、単調な仕事よりも変化に富んだ環境の方が能力を発揮しやすいです。
- リーダーシップ:管理職、経営者、プロジェクトマネージャー
- 正義感と責任感:法律関係(弁護士、司法書士など)、公務員、教育関係
- 創造性と行動力:企画・マーケティング、広告、宣伝、メディア関係
- 技術と専門性:エンジニア、医療関係、研究職
「金」のグループに属する職業
庚の五行は「金」のため、以下も適職です。
- 金属、機械、貴金属、鉱業、金融業、冶金、経済、経理、公務員、自衛隊、警察、銀行、スポーツ、刀剣、有価証券関係、外科医など
恋愛傾向と理想の相性
恋愛傾向と好きなタイプ《男性》
恋愛傾向
- 情熱的でストレート⇒駆け引きをせず、ストレートで情熱的なアプローチをします。積極的にアピールし、相手をリードしようとするでしょう。
- 独占欲が強い⇒好きな相手を守りたいという気持ちが強く、深い愛情を注ぎ、尽くすタイプです。その分、嫉妬を感じやすい一面もあります。
- 葛藤⇒自分のペースで進めたい気持ちと、相手の自由や意思を尊重したい気持ちの間で、葛藤を抱えることがあります。相手が受け入れてくれる範囲で、上手にリードしようと試みる傾向があります。
好きなタイプ
- 芯がある自立した女性⇒自分の考えを持ち、精神的にも経済的にも自立している女性に魅力を感じます。対等な関係を築ける女性に惹かれる傾向があります。
- 感情表現が豊かな女性⇒感情を溜め込まず、喜びや悲しみ、感謝の気持ちなどをストレートに表現してくれる女性に、安心感と親近感を覚えます。
- 包容力のある女性⇒情熱を受け止め、時には冷静に、時には優しく包み込んでくれるような女性に、安らぎと安心感を見出すでしょう。
苦手なタイプ
- 本心が見えにくい女性⇒何を考えているのか、どうしたいのかが分かりにくい、曖昧な態度をとる女性は苦手と感じやすいです。
- 依存的な女性⇒常に自分に依存し、相手からの承認や愛情を過剰に求める女性は、負担に感じてしまうことがあります。
- 否定的な言動が多い女性⇒欠点や問題点を指摘するような、ネガティブな言動が多い女性は苦手です。特に、感情的に否定されたり、高圧的な態度で批判されたりすると、反発心を抱きやすいです。
恋愛傾向と好きなタイプ《女性》
恋愛傾向
- リードしたがる⇒受け身になるよりも、自ら積極的にアプローチしたり、関係をリードしたがったりする傾向があります。
- 愛情と理想のバランス⇒恋愛において理想が高く、尽くしながらも、その相手が自分の理想とするレベルに達しているかと観察する視点も持ち合わせています。
- 独立心と支えたい気持ちの葛藤⇒依存される恋愛を好まず、自立した関係性を望みます。同時に、献身的に支えたいという気持ちも強く持っています。この2つの思いの間で、どのようにバランスを取るかが、恋愛におけるテーマとなります。
好きなタイプ
- 尊敬できる男性⇒知性や、仕事への情熱、人生に対する真摯な姿勢など、尊敬できる部分を持っている男性に心惹かれます。ただし、リードされるよりも、対等にお互いが頼りになる存在であることを求めています。
- 誠実な愛情表現ができる⇒曖昧な態度や駆け引きを嫌い、情熱的な愛情表現を受け止め、同じように真摯に応えてくれる男性に安心感を覚えます。
- 共に成長できる男性⇒自立心や、仕事や趣味への情熱を尊重し、応援してくれる男性に惹かれます。お互いの夢や目標を応援し合い、共に成長していけるような関係性を望んでいます。
苦手なタイプ
- 決断力に欠ける男性⇒優柔不断で、いつまでも決断できず、曖昧な態度を取り続ける男性は、非常に苦手なタイプです。
- 主体性のない男性⇒常に相手に頼り、依存し、自分で決められないような男性は負担となります。関係に刺激がなくなり、退屈に感じてしまうかもしれません。
- 愚痴や不平不満が多い男性⇒ネガティブな発言ばかりで、愚痴や不平不満を口にする男性は、一緒にいても楽しくなく、エネルギーを奪われるように感じてしまいます。
理想の相性
【最高の相性】「乙亥」日生まれの男女
天地徳合と呼ばれる最高の相性です。深く理解し合い、心が通じ合う関係を築けます。結婚相手としても理想的とされます。
【最悪の相性】「丙申」「甲申」日生まれの男女
反対に天戦地冲と呼ばれる最悪の相性です。気が合うと思っても一時的な感情で終わることが多く、ケンカや心の葛藤が起こりやすい組み合わせです。
女性は「己未」日生まれの男性とも好相性
- 「己未」の男性⇒個性を輝かせてくれる男性で、性格の違いを理解し合えば、最高のパートナーになれるでしょう。
詳しくはこちらをどうぞ。
【参考】増永篤彦氏の性格分析
生まれ日鑑定で有名な方です。
*三命方象(増永篤彦)
京都大学・大学院で心理学を専攻。臨床的性格学の研究をして、早稲田大学で教鞭を取った。主に十二運に着目して個性を分析した。
以下、引用です。
「庚寅日」生まれの個性と適性《男性》
個 性
- 一見にがみ走った男性的な風貌で、ときに磊落(らいらく)を装うこともあるが、日常はやや控え目な態度の中に、常に知的な観察眼を働かせている。
- 本来、人間的には情緒性豊かな、デリケートな感受性を備えていて、いわゆる野生的でアクの濃い個性的な人物が多い。
- 一切の束縛をきらう自由人であり、知的な分析力以上に、本能的な直観力に優れており、カンと気分で事を処理するので、つきが回れば意外な成果を挙げうる。
- 体質的に連続緊張がきかず、ムラがあって、竜頭蛇尾のおそれがなくもない。
仕事への適性
- 独創的な発想力を持ち、実社会の生(なま)の現象を的確に感受し、分析、判断する才覚にめぐまれている。
- 組織力もあり、統制力よりも信望で周囲をリードする貫禄も備えている。
- 短気で情にもろい一面や、皮肉で風刺家的な直言が特徴であり、欠点でもあるが、相場や不動産などの投機面にも適性があるので、実社会では、牛後たるより鶏口を選ぶ立場に立つべきであろう。
職場の人間関係
- 屈託のない態度を見せているが、案外細かい配慮を行き届かせて、人間関係の調和を取っている。
- 論客としてうるさがられる面もあるが、組織の運営には情熱的である。
「庚寅日」生まれの個性と相性《女性》
個 性
- 表面は明るく活発で、いかにも開放的な女性に見えるが、周囲に対する気遣いも細かく、情緒性の豊かさの中に、男勝りの勝気さをもった性格である。
- ユーモアに富み、表情たっぷりの楽天家と、極端に厭世的な孤独家の間を振幅している。そううつ質的な性格である。
- 日常生活においても、雰囲気的には豪華絢爛な華やかさ、にぎやかさ、豊富さを好みながら、それが内心の不調や不足をまぎらわせるためのたんなる手段にすぎない一面もあって、自分自身がその矛盾に悩まされている。
- 表現や態度はいかにも自信ありげで、また押しの強さもあるように見えるが、本来神経過敏な上に、粘り気にも乏しく、縷々方針を転換して、万事に長続きしないのが欠点。
- 対人的な警戒心やカンに支えられて、社交的な失敗は少ないが、情熱的で興奮性の高い一途な性格のために、波乱にみちた生活を送る女性が多い。平凡な専業主婦には向かない。
男性との相性
- 優しくてセンスと教養を備えた、それでいてどことなく気弱なはにかみを持った男性を好みます。
・胎・・・相性は良いほう
・養・・・お互いに疑い深い
・長生・・相思相愛型
・沐浴・・あまり合わない
・冠帯・・最高の相性
・建禄・・合わないほうが多い
・帝旺・・友愛的で相性も良い
・衰・・・まずまずの相性
・病・・・双方が攻撃的になる
・死・・・共感するところがない
・墓・・・最高の相性
・絶・・・良くない
吉運・凶運になりやすい年
正確には、四柱命式全体を俯瞰する必要があります。
- 申(さる)年は、寅申の七冲になるため運気がガタつきやすいです。
- 巳(へび)年は、寅巳の三刑になるため多少ガタつきやすいです。
- 丙申年と甲申年は、天戦地冲となり、さらに注意が必要です。
- 亥(いのしし)年は、亥寅の支合で諸事が整いやすいとされますが、命式全体を俯瞰する必要があります。
- 午(うま)年と未(ひつじ)年は、空亡の1年です。無理な背伸びをしなければ乗り切ることができるでしょう。
病気に関する暗示
金の五行
金が、太過(強すぎる)する、あるいは不及(弱すぎる)の四柱命式は、次の部位に弱点が出ます。
主に不及の方が発症しやすいとされています。
- 呼吸器、肺臓、咽喉、脊柱、骨、歯、筋肉、便秘など。
庚日生まれ
庚日生まれの人は、次の病を発症しやすいとされています。
- 慢性胃炎、慢性副鼻腔炎、盲腸、食中毒、腸結核、腹膜炎など。
庚寅日・辛卯日生まれ
- 肺炎、リューマチ。
未月生まれ(例)
日支より、月支の方が当たりやすいです。次は、未月生まれの場合です。
- 消化器系統、脾臓。
- 健忘症、倦怠感。
- 腕、唇。
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「庚寅」日生まれの有名人
石川遼(比肩)、中山雅史(劫財)、柴田恭兵(食神)、小林幸子(食神・傷官混濁)、神田正輝(傷官)、小橋建太(正財)、島田紳助(正財)、大竹しのぶ(正財)、杉本彩(正財)、池井戸潤(偏官)、堀内孝雄(偏印)、ハナ肇(偏印)、マツコ・デラックス(偏印)、渡辺正行(印綬)、石黒賢(印綬)
※敬称略で失礼します。( )内は月支通変星で、性格に大きく影響します。
庚(かのえ)日生まれ|日柱別の性格一覧
庚(かのえ)生まれの人は、組み合わせる十二支によって性格や魅力の表れ方が変わります。四柱推命では日柱(日干支)が性格や人生傾向を読む中心になるため、他の庚日柱もあわせて読むと理解が深まります。
同じ「庚」でも、庚寅のように行動力と突破力が前に出る人もいれば、別の形で冷静さや安定感が表れる人もいます。気になる干支をチェックしてみてください。
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