平成の大横綱 貴乃花光司さん。今も「最強は貴乃花」と断言する人が数多くいます。
横綱としての生き方に徹底的にこだわった生き方に感銘を受けた人も少なくありません。頑ななまでに相撲道に邁進し、横綱を極めることに精魂を注いだその生き方の秘密を紫微斗数命盤に見つけました。命宮に化忌がある人は、自分の生き方に徹頭徹尾注力できる人です。

【紫微斗数】元横綱貴乃花さん|命宮に化忌はコダワリが強い人
お兄ちゃん(花田虎上さん)より変動と波乱が多い

小さくて見にくいかもしれません。ご容赦ください。
命盤の真ん中に、A(1本)・B(1本)・C(1本)・D(2本)の矢印がありますね。向心力といいます。
これが多いほど忙しい人生になります。
お兄さん(花田虎上さん)より多いです。
人生全般に、変動と波乱が多いことがわかります。
命宮主星は「武曲星」と「七殺星」
「武曲と七殺」。名前からもわかるようにどちらも勇ましい星です。
この2星が合わさると、独立心が強く、直情的になります。
そして、言葉に遠慮がなく、人の世話になることを嫌います。
また、意志が強い人です。
しかし、長期的計画は得意ではありません。財を蓄えるには不利な組み合わせです。
根は正直で曲がったことが嫌いです。
そのため、成功と失敗のアップダウンが激しい人です。
七殺星は、格闘家にふさわしい星。
気性が激しくせっかち、勇気があって、実行力がある星です。
それでいて忍耐強いです。まさに「不撓不屈(ふとうふくつ)」がピッタリの星です。
遷移宮に天府星があると貫禄十分になります。
命宮「化忌」はコダワリの強さが武器になる
人生に最も強く影響するのは、命宮にある「化忌」です。
これは、コダワリの星で、自分の生き方に強く執着することを意味しています。
欠点としては、周囲に意識が向きにくいため、気くばりが苦手なことです。
極端になると、「我こそが正義」の意識が強く働き、人の意見に聞く耳を持ちません。
つまり、社交性や協調性にはマイナスに働きます。
そこに、自化Aが作用して、D-Aの破格を生み出します。
命宮が破格すると、人生に波乱が生じやすくなります。
自化Aは「人の縁」を意味します。
これを読み取るなら、「コダワリの強さから、人の縁を失う」と見ます。
性格は、内向的で、固執しやすく、細かいことにコダワリます。
満足感が得られにくい性格で、それがたゆまぬ精進へと繫がったのでしょう。
人の幸せの根源は、満足感にあります。
それが永遠に得られず飢え苦しむ亡者を、仏教では「餓鬼」といいます。
大横綱に向かって「餓鬼」と呼ぶのは失礼ですが、貴乃花さんの場合は、「相撲道」と「究極の横綱」への飢えが、求道者へと昇華されていたのかもしれません。
だいたい、命宮に化忌があると、自尊心と劣等感が混在する性質になるため、悩みやすくなります。
さらに、人から理解されにくく、変わり者とレッテルを貼られる場合が多いです。
力士時代は、命宮化忌が大いに活かされたのだと思います。
しかし、一社会人に近い親方業になると、考え方を変えないと苦労の人生に傾きます。
臨機応変に立ち回ることは大の苦手の星回りだからです。
志を同じくする仲間からも、「何を考えているかわからない」「頑固で融通が利かない」と敬遠される傾向が強いです。
以上が、貴乃花さんの全般的性格傾向です。お兄ちゃんの性格とはだいぶ違っています。花田虎上さんは、命宮に化禄があります。考え方や人生は正反対になります。
貴乃花さんのように、命宮に化忌がある人は、その道のスペシャリストを目指すのが成功への道です。
反面、ゼネラリストとしては大変不便な星回りなのです。全方位気くばり方式の仕事には向きません。
もし、お子さんの紫微斗数命盤の命宮に化忌があったら、「全科目オール5」を目指すより、何かを特化した方が圧倒的に成功率が高いです。
◇対人関係が大の苦手な教え子が、犬のブリーダーで大成功!
◆命宮「化忌」と遷移宮「化忌」は不登校に注意
元横綱貴乃花さんの対人運
ご家族との諍い、相撲協会との争いなど、貴乃花さんは相撲の対戦相手以外とも“闘う”宿命にあるようです。
それが紫微斗数命盤にどう出ているのか検証してみます。
官禄宮「化権B」
官禄宮に「化権B」の人は、仕事に対する責任感がとても強く、意欲的に活動します。
元来、リーダーシップを取りたい人で、ハッキリ批判するため、その結果として周囲とぶつかりやすくなります。
何度も書きましたが、命宮に化忌Dがある人は、コダワリが強く完璧主義になりがちです。
清濁併せ呑むタイプではないため、大きな組織を率いるのは難しい人です。
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父母宮「化科C」
父母宮に「化科C」がある人は、親や目上には従順な人です。
しかし、命宮の「化忌D」が従順さにストップをかけます。
「自分が認めた人に対しては」という条件付の従順になります。
双葉山さんを信奉してやまなかったと聞きます。これも、父母宮の「化科C」の作用でといえそうです。北の湖さんにもかわいがられたようです。
この2人に対しては、敬いと信頼があったのだと思います。
命盤から察するに、打算的に立ち回る性格ではありません。
「北の湖理事長に従っていれば出世できる」などの意識はなく、純粋に一目置いていたのでしょうね。
気になるのは「陀羅星」と「地劫星」です。
陀羅星は、衝突・トラブルを意味します。
地劫星も、父母宮にマイナスの作用をします。
これら凶星は、若乃花(花田虎上)さんの父母宮にはありません。
さらに、対宮の疾厄宮から「向心力→D」が向かってきて、DーAの必定発生です。
この必定は、父母宮破格を意味します。
この破格は、親子関係が破綻する可能性を示唆しています。

兄弟宮「化禄A」
「化禄A」は良縁を意味します。本来は、兄弟縁は良好な人です。
対宮の奴僕宮から「向心力→A」が飛び込んできます。
奴僕宮に主星はありません。
人付き合いは、信頼できる相手に限定するタイプで、社交的ではないはずです。
不仲になったのは、25~34歳の大限兄弟宮の悪さが原因のようです。
上の父母宮が大限兄弟宮になりますが、自化あり向心力あり、必定ありでかなりにぎやかな状態になっています。
命宮「化忌D」からD-Aの破格の害は、元来良好な宮にも影響するようです。
来因宮は「奴僕宮」
来因宮は、前世からの宿題の宮です。
貴乃花さんは奴僕宮が、課題の宮となります。
つまり、対人関係で苦労する宿命と読み取ることができます。
子女宮から「向心力→B」
子女宮から「向心力→B」が田宅宮に向かいます。
これは、子どもから意見されることを表わします。
場合によっては、衝突となります。今はそういう状態ですね。
田宅宮に「擎羊星」
イヤな星です。家庭の衝突・争いなどの象意が出ます。
「天空星」もありますから、不動産の継承は△です。
実父である先代の二子山親方(元大関貴ノ花)から相撲部屋を引き継ぎましたが、部屋を畳んだことと無関係ではなさそうです。
【紫微斗数】元横綱貴乃花さん「10年運を見る」
24歳から34歳の「大限命宮」には自化忌Dが入ります。
苦労が多い10年間だったと思われます。
今の大限は官禄宮が「大限命宮」になります。
「大限夫妻宮」が「自化D」ですから、やっぱり奥様とはいろいろありますね。
「大限子女宮」が「DーA」です。息子さんとの関係に大きなマイナスです。

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貴乃花光司さんの「因果応報」(人生のテーマ)
貴乃花光司さんの人生のテーマは、命盤から次のように読み取れます。
B(天)〈カルマ〉:官禄宮
- 相撲道に精進し横綱になることが宿命づけられた人生
A〈対策・ヒント〉:兄弟宮
- カルマを克服するためには兄弟の存在が重要
C〈原因・因縁〉:父母宮
- 伯父は横綱初代若乃花。父は大関貴ノ花。ここから因縁が生じていた。
- 苦労の原因と見ることもできる。
D(地)〈到達・結果〉:命宮
- 相撲・兄・両親との関わりが貴乃花さんの人生そのものではないでしょうか。
今は、相撲からも、兄・両親からも距離がある生き方をしています。
ですが、54歳からの活動運は「吉」です。
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