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「多面的機能支払い交付金」自己評価チェックシート

久しぶりに、
農業経済学者らしいこと
書いてみる。

 

生産性を高めるためには
(小規模農家や高齢農家から)
地域農業の中核、基幹をなす
大規模農家に農地を集積し
米を作ってもらう必要がある。

農業機械の効率的な利用等からの観点からも。
小さな農家が皆、小さな機械を所有し
皆赤字になるよりは
大規模農家に大きな機械を一つ持ってもらい
それですべてをまかなった方がいい。

実際、大入行政区の田んぼも
1枚2haという田んぼに
法人が所有する8条植えの田植え機が入る。
運転するのは法人のオペレーターだ。

 

それ自体にも大きな問題があるけど↓

 

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米作り自体は
それで生産性が上がるかもしれないけれど
米作りには
畔の管理、水路の泥上げ
ため池の管理、等々も必要だ。
しかし、それらは機械化できず
人手がかかる。

 

そこで農水省が考えたのが
「多面的機能支払い交付金」。

 

多面的機能支払交付金は、
農地・水路・農道などの地域資源を、
農業者や地域住民が共同で管理・保全する活動
(草刈り、泥上げ、施設補修など)
を国と自治体が支援する制度です。

 

地域の農地・水路・農道等を
地域みんなで管理してくださいね。
そうしたら補助金だしますよ、という制度だ。

 

それ自体はありがたいと思うし
実際、地域農業は
それで維持されている部分もある。

 

ただし、国の予算と言うのは
各省庁と財務省の折衝の中で
毎年、削減されていくのが常だ。
同じことをやっていたら減るだけ。

だから、新しい要素を付加して
「こんな新しいことやるからお金下さい」
と財務省にお願いするわけだ。

文部科学省にしても
大学の充実をやり尽くしたら
次は「大学院の重点化します!」となる。
大学教員時代は本当に大変だった。

 

振り回されるのは
常に現場だ。

 

さて、多面的機能交付金。
今年は、報告書のフォーマットがかわり
クロスコンプライアンス・チェックシートなるものが
新しく加わった↓

 

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そして、また書類が届いた。
自己評価チェックシートを記入し
「持参」か「FAX」で提出しろと言う。

 

 

ほんと、農林水産省、
現場の仕事増やすのが大好きだ。
こんなのが農林水産行政、担ってると思うと
本当に暗くなる。

県にしても
市にしても
言われた通りに下におろすだけ。

それくらいなら鳩でもできる。

 

「誰かに力を貸してほしいこと」
という項目があったので
・このシートのようなやるべきことを増やさない。
・webでの入力を可能にし、労力、コストを減らす。
・こういうチェックシートを考えたバカな農水職員をやめさせる。

と回答した。

 

他の団体は
「補助金がもらえなくなるといけないから…」
とビビッて絶対こんなこと書かないだろうけど
これで補助金が減らされるとか絶対にない。
こんな回答するの、日本でゴーシ先生だけかも。




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