
自然と「ぺーちゃん」と呼ぶようになっていた。
ぺーちゃん、ぺーちゃん。
明星の「一平ちゃん焼きそば」。
マヨネーズビームの、あの一平ちゃん。
気づけば私は、彼のことを「ぺーちゃん」と呼んでいた。
なぜだろう。
長い付き合いの中、辛い時期も彼と共に乗り越えた。
「あの頃、本当によく助けてくれた」みたいな気持ちがある。
戦友みたいな間柄。
だから自然と、そう呼びたくなる。
“ちゃん” 付けしたくなる愛おしい存在。
でも「一平ちゃんちゃん」だとなんか変。
なので略して「ペーちゃん」なのだ。
とはいえ、今の私は、一平ちゃんを食べるのは「最後の手段」みたいな位置づけになっている。
日常的に頼ることは、もうない。
頼ってない。
全然頼ってない。
……と言いつつ、いざという時には本当に頼りになる。
だから家には、常に2つ以上ストックしてある。
本当にヤバい時、「助けてくれ」と言えば、3分後には応えてくれる。
腹も心も満たしてくれる。
あの “焼きそばみたいな食べ物” で。
一平ちゃんは、食べ物界の親友枠。
そこに一平ちゃんが “いる” だけでいい。
ぺーちゃん、これからもよろしく。
年に数回、お世話になるから。
昔は毎日、菓子パンと一緒にお世話になってたけど(とにかくカロリーをとる作戦だったのかも?)、もうそこまでじゃなくていい。
いい距離感になった。
いい距離感になれた。
それでもやっぱり、これからもよろしく、一平ちゃん。
いや、ぺーちゃん。