
過去のブログに質問が届いていたので、お答えします。
「羽鳥さんのキッチングッズ紹介、ほんと大好きです。
質問なのですが、一番長く愛用しているものって何でしょうか?
私の“古参”は、20年以上前にダイソーで買った穴あきお玉です」
ありがとうございます。
ということで考えてみた。
キッチンを眺めながら、引き出しや食器棚をひとつひとつ開けて確認。
何が一番古いのだろう……と、まるでRPGの主人公のように「引き出しという引き出し」を開け閉めして探索してみた。
すると、圧倒的に一番長く愛用しているものが見つかった。
それが──


エプロンである。
しかもこのエプロン、母から “パクった” ものだ。
たしか18歳くらいのとき、なんとなく気に入ってそのまま自分のものにしてしまった。
では母は、この青いエプロンをいつから使っていたのか。
私の記憶が正しければ、羽鳥家が中目黒に住んでいた頃から使っていたと思う。
お見せできないが、証拠写真も残っている。
その写真の母は、人生で一番太っていた時期。
体格は、まるでプロレスラーのようだった。
髪はソバージュ。
朝シャンするもんだから、いつも濡れ髪で、なぜか雰囲気がプロレスラーっぽい。
その結果──母のあだ名は「大仁田」になった。
今でも私と姉のあいだで、母のことは「オーニタ」。
もしくは「ニタ」。
詳しくはこちらのブログを参照。↓
ちなみに、その過去のオーニタ写真は、私が15歳くらいのときに撮影したもの。
今年、私が47歳。
逆算すると、少なくとも母は32年以上前からこのエプロンを使っていたことになる。
そして私がパクってから、もう29年。
さすがにボロボロになったので、数年前に洋服の直し屋さんで少し修繕してもらった。
その時の記録もブログに書いてある↓
30年ほど使ってるボロボロのエプロンを「洋服仕立て直し屋さん」で直してもらった結果… - 羽鳥商店
もちろん今も大事に使っている。
……と言うと「母との絆」みたいな話に聞こえるかもしれないが、実際の理由はもっとシンプルだ。
普通にカッコいいエプロンだったから。
ポケットも大きいのが2つ付いていて、めちゃくちゃ使いやすい。
そして着てみるとフォルムがいい。
シルエットがきれいなのだ。
あと、冬場に着ていると暖かい。
さらに、なぜか漫画執筆やパソコンを使ったデスクワークの時、集中もできる。
いいとこだらけなのでパクった。
探せば、20歳くらいの頃にこのエプロンを着ている写真もあるはず……って、この記事のトップ写真もソレ。

こちら1999年11月30日に撮影。
だからハタチかな?
まだ漫画家としてプロデビュー前。
まさにデビュー作の作業をしている。
「いかにもなパソコン」や、ブラウン管テレビが時代を感じさせる。
それが今ではこう。

47歳。
歳をとった。
てな感じで、毎日使っているわけではないが、料理のときなどに今でも着ている。
およそ30年。
私が持っている物の中で一番古くて、一番長く使っているものは、この青いエプロンだ。
母ちゃん、いや、オーニタ、すまん。
パクってしまってすまん。
ちなみにオーニタは、「オーニタ」と言われても全然嫌な顔をしない。
むしろ当時、「私は大仁田が好きだから光栄だよ」と誇らしげに言っていた。
そして私もまた、あの頃の “涙のカリスマ” 大仁田厚が好きだ。
試合もよく観に行った。
試合後、リングサイドで大仁田がペットボトルの水を「プシューッ」と霧のように吹き出す、いわゆる“聖水”。
あれを嬉々として浴びていた信者のひとりでもある。
つまり私は、大仁田のイニシエーションを受けた男だ。
そして母も、なぜか大仁田。
となると──

私が大仁田になるのも無理はない。
※↓参照
・ハロウィンなので大仁田厚のコスプレをしてノーロープ有刺鉄線風モール豪華絢爛クラッカー爆破バンジージャンプデスマッチinよみうりランドしてみた結果 | ロケットニュース24
・【100均検証】100円グッズだけで大仁田厚になれるのか? → なれた! 総額500円(キャンドゥ編)ファイヤー | ロケットニュース24
あの青いエプロンは、大仁田の青パンツならぬ「青エプロン」。
闘魂伝承ならぬ、邪道伝承。
私が繰り出すのはファイヤーか。
それとも。
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