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「じーちゃんのうどん」のルーツがわかった。それは「○○○うどん」だった。

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が「日本一おいしいうどん」と思ううどんは、「じーちゃんのうどん」である。

 

祖父が作るうどんは、他のうどんにはないオリジナリティがあった。

 

まさに唯一無二のうどんであり、その味は私が完全に引き継いだ。

 

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やろうと思えば、いつなんどきでも「じーちゃんのうどん」こと「羽鳥家(留男)のうどん」は、孫である私が「羽鳥家(豪)のうどん」として提供することは可能。

 

その伝承ギリギリセーフのタイミングで、今年の冬、じーちゃんは天に召された。

 

 

そんなこととは関係なく、最近ロケットニュースでも何本か記事になっている

 

【戦いか】埼玉県民がゴリ押す「武蔵野うどん」を初めて食べたらアゴがぶっ壊れそうになった → なのに今すぐ食べに行きたい! | ロケットニュース24

柔いうどんで育った福岡出身者が硬すぎる「武蔵野うどん」を食べてみた結果… | ロケットニュース24

「歯が砕けるほど硬い」という武蔵野うどんを食べてみた → 宇宙の法則に逆らってるうどんだった | ロケットニュース24

 

そう、「武蔵野うどん」が気になり始めたので近場の有名店に行ってみた。

 

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人生初の武蔵野うどん。

 

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いくつかの記事によると「かたい」らしい。はたしてどんなうどんなのか。



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まずは生で食べた。


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そしてつけ汁につけて食べた。


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!!

 

これは……

 

 

じーちゃんのうどん、そのものだったのである。

 

 

私が唯一無二だと思っていた「じーちゃんのうどん」は、源流を辿れば「武蔵野うどん」だったのかもしれない。

 

なぜなら武蔵野うどんとは、Wikipediaによると

 

東京都北西部の多摩地域から埼玉県西部にかけて広がる武蔵野台地及びその周辺地域で、古くから食べられてきたうどんである。」

 

と書かれている。

 

一般社団法人埼玉県物産観光協会のページによれば、

 

埼玉の県西部と東京の多摩地区が発祥の郷土料理で、非常にコシの強い「手打ちうどん」のこと。かつて江戸時代の武蔵野台地では、うどんはハレの日の行事食で各家庭でうどんを打つ習慣があったと言われています。大きな特徴は、つけ麺タイプであることと麺が太くやや茶色がかっていること。」

 

と書かれている。

 

非常にコシの強い」

ハレの日の行事食で各家庭でうどんを打つ習慣があった」

つけ麺タイプ」

麺が太く」

 

これまさに、じーちゃんのうどんだ。

 

麺が太くてコシが最強で。

そして合わせるのは、ばーちゃんが作る「THEかつおだし醤油」な「つけ麺タイプ」で。

 

 

ちなみにじーちゃんは埼玉県鴻巣 (こうのす)の出身。

兄弟たくさんの家庭だったようだが、「うちらは全員うどんを作れる」と言っていた。

きっとハレの日、それぞれの羽鳥家は手打ちうどんを使っていたのではないか。

 

鴻巣は「埼玉の県西部」ではなく中央部だと思うのだが、おそらく鴻巣にも西部の食文化は伝わっていたのではないかと思われる。

 

ちなみに、これまた埼玉県の「幸手 (さって)」出身のばーちゃんが作る汁には3つくらいのバージョンがあり、

 

 

・カツオだしの濃い濃いな醤油汁

・ナスや鶏肉が入った野菜系つけ汁

・豚肉とネギがふんだんに入ったワイルド系つけ汁

 

 

この「豚肉」のが、埼玉名物の「肉汁うどん」なのではないかと思ったりもする。

肉汁うどんも、食べに行かねば。

 

 

いずれにしても、「じーちゃんのうどん」のルーツがわかった。

それはたぶん「武蔵野うどん」だ。

 

じーちゃんのうどんに「やや茶色がかっている」は、ない。

完全に真っ白。

それはまるで更科そばのように。

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なので、おそらく私が継いだのは、

 

「武蔵野うどんという源流から東部に流れ流れて変化して、羽鳥家(留男)が最終チューニングを施した『羽鳥家のうどん』」

 

なのである。

 

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私は今後も羽鳥家の主として、さらなる研究と改良を重ね、「最終チューニング・豪ver」になるよう調整してゆかねばばらない。

 

いつの日か、皆にふるまいたいなとも思っている。

 

そして、できることなら引き継いで欲しい。

 

その次の代も、その次の代も、その次の代も。

 

地球が滅亡するその日まで。

 

 

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