ゴッホゴッホ。

きっかけ
たまたま福島に行く日が、たまたま福島県立美術館にて大ゴッホ展の開催日と重なっていました。たまたまたまたま。
今回の福島訪問は、滞在時間が約22時間しかありません。
そんな非常に中途半端な状況だったので、美術館に行くくらいがちょうどいいかなと。
まあそんなにゴッホが好きだとか、ゴホりたいとかそういう視点ではありません。
ゴッホ情報も、「耳切った」「ひまわり」くらいしか。
ただ、「夜のカフェテラス」は昔何かで見た時にだいぶ気に入ったんですよね。
それがゴッホかどうか知らずに何となくいいなと思い、以降は好きな絵の一つでした。
今回の展覧会は何かの縁があるのかなと思って行ってみました。
福島の盛り上がりと場所
福島駅に到着した時点からだいぶ気合い入ってます

改札の中で、ここまで全面的な広告って珍しいですよね。

県立美術館は、駅から数キロあるので、おとなしく公共交通機関を使いました。
「福島交通飯坂電車」という私鉄で、福島駅から片道180円、5分くらい。

「美術館図書館前」駅というそのまんまな名前の駅で降ります。

そこからは歩いて3分ほどです。
住宅街ではありますが、それほど入り組んでいないので簡単にたどり着けました。

大ゴッホ展
というわけで「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」です。

初日だからか、かなりメディアの人たちも来ておりました。
土日祝は事前予約が必要。
9時30分が最初の時間ですが、9時頃には100人くらい並んでいたかな?
9時30分の人が入り切ったのは9時50分くらいだったと思います。
私は次の10時00分の入場でしたが、うまいこと並べたのでほぼ定刻に入れました。

会場内の様子
基本的には撮影不可ですが、いくつかは撮影できました。
ゴッホの半生(前半生らしいですが)を辿りながら作品を観ていきます。
最初の頃はペン画やチョークなど、白黒・単色の作品が多かった印象です。
題材も、基本的には「働く人」が多く、農民や職人などを描いたものが多かったです。
(以降も同じですが、そういう作品だけ並べているのかどうかは私にはわかりません)

彼がオランダやパリに行った辺りから、徐々にカラフルかつ点描的な塗り方も増えてきました。
以下は一部、撮影可能だった作品。
題材も人物画中心から、花や建物などのカラフルなものも増えてきました。


点描的って自分で描きましたけど、そういう表現でいいんですかね?
点々のような塗り方をしているので、今で言えばドット絵みたい。

ゴッホの自画像。
モデル代が払えなくなったという解説もありました。

夜のカフェテラス
そしてメインである「夜のカフェテラス」。
意外にもここも撮影可で、行列ができていました。
そして重要だから警備員が常時立っています。

これです。

これです(改めて見ると、傾いて撮っちゃった)。

生で現物を見る特権としては、塗りの様子などがよく見えること。

人物も丁寧に描いているとは思いませんが、それも雰囲気の中で上手く味が出ています。


この夜のカフェテラスの脇にある壁に書いてあった文章。
「そう、これは黒のない夜の街だ。美しい青と紫と緑しかなく、これを背景に、灯りで照らされた広場は薄い硫黄色と緑がかったレモンイエローで色付けされている」(ウィレミーン、1888年)」
ウィレミーンが人名なのか評論社なのかそれすら分かりませんが、捉え方としてなるほどと思いました。
確かに夜を描いているのに黒が使われず、明るさをもった夜の中で更に明るい広場が描かれています。
まだ自分で言葉にできませんが、私が好きになったのもそういった辺りにありそうです。
感想とお土産
大ゴッホ展の感想として…
「夜のカフェテラス」を生で見られたのは良かったと思います。
企画展としても高額な2800円でしたが、それだけの価値はあったのかなと。
他の絵はそこまで知りませんが、見ていて飽きません。
入るまでの行列はありましたが、中はそこまで混んでおらず、結構コントロールされているのかな。
ちなみにモネやピサロの絵などもいくつかありました。
お土産は全てが高かったので控えましたが、1人1体限定の赤べこ(青)は550円だったので買ってみました。

あとはポストカードを買っておしまい。
みんな1万円くらい買ってたけど、それが現代にも通じるゴッホ力(りょく)なのかな。