念願の。

べっこう寿司と僕
べっこう寿司というのを聞いたのは何年前だったか…
名前だけ聞いただけで、味の想像もしてませんでした。
べっこう飴があるくらいだから、甘いのかなと。
もしくは、昔どこかの田舎で聞いた、「昔は貧しくて野菜しか食べるものがなかった」という理由で野菜寿司があった…という記憶と混在してました。
が、べっこう寿司に野菜を使うことはないようです。
それくらい記憶があやふやでしたが…今回、伊豆大島に行くことになり、念願のべっこう寿司が食べられました。
さて、べっこう寿司についてですが…
ワサビが流通していない時代に、大島では刺身の薬味として青唐辛子を使っていたそうです。
そして白身魚を中心に、醤油と唐辛子をベースにしたもので漬け込んだヅケのようなものがべっこう寿司のネタ。
そのため、単なる醤油味ではなく少しピリ辛。
素材としてのべっこうとは全く関係なく、見た目にべっこうのような光沢があるからべっこう寿司というみたいです。
岡田港の目の前のお店
今回訪れたのは、フェリーの大半は岡田港というところに着くのですが、その目の前にある「鮨 陽宝丸」というお店です。

いわゆる寿司屋さんですが、10時からやっていました。
他でもべっこう寿司を食べるところはたくさんあるようですが、10時20分にフェリーが着いたので、ちょうどよく流れ込むことにしました。

頼んだのはもちろん、べっこう握りです。
1800円で8貫なので、お値段はまあまあかな。
これにお吸い物が付きます。
写真だとサーモンにしか見えませんが、メダイという魚をべっこうにしたもの。

味の感想
感触はヅケのようですが、ねっとりしたヅケよりはツルンともしています。
そして味ですが、なんというか面白い味です。
醤油に唐辛子が効いて少し辛いので子ども向けではないんですが、ヅケほどは濃くないので割とあっさりめ。
アクセントとしてはいいんですけど、全部べっこう寿司だと物足りないというのは正直なところ。
美味しいんですけど、結局半分くらいは更に普通の醤油を付けて食べました。
10貫中2貫くらいがべっこう寿司だったらちょうど良かったかなあ。

私自身は食べてませんが、岡田港のターミナルでもべっこう寿司が1000円以下で食べられるみたいですので、そちらで試してもいいかもしれません。
あと「べっこう醤油」は島内のどこでも売っているので自作も可能っちゃ可能です。